笑顔浴

優しい時間

病院ボランティア

2017年11月29日 | Weblog

 

11月28日は、

四国がんセンターボランティアふれ愛の

20周年祝賀会に参加しました。

 

就職や、結婚や、子育てや、転勤や、ご自身の体調不良や

ご家族の看病や、老親の介護や ご主人の定年や 

様々なご都合で ボランティアふれ愛を去る人々がいて

新たに、何かやりたいと仲間に加わる人々が現れて

大勢のボランティアが自分のできることで、

懸命に活動をつないできた20年という時間の重さに感動しました。

 

19年目になるというベテランの先輩が

最近は、眼が見えにくく、集中力がないので

図書の当番の時に、「返却」か「貸出」か 記入ミスをして

迷惑をかけはしないかヒヤヒヤすると 教えてくださった。

19年も続けられる秘訣はなんですか?と聞くと

「患者さんが喜んでくださる、そのやりとりが

 たまらなく好きなんだと思う~」と教えてくださった。

 

祝賀会が始まる直前に「飾ってきたよ」と

今年のクリスマスツリーや電飾の写真を見せてもらった。

「敷地内の<だんだん>へ向かう渡り廊下まで飾ったんですか」

すごーい!! 広範囲に及ぶ力作だ、

ライトアップすると更に美しい。

「患者さんやご家族が病棟から眺めておられるらしいよ」

ご家族で、友人と、恋人と何を語るんだろう

お独りで見る患者さんは 何を想うのだろう

その時は、病気のことを忘れて欲しいな

寒い風の中、3mを超える高所飾りつけ作業は重労働と想像します、

Hさんをはじめ、皆様本当にお疲れ様です。

 

ティーサービスの活動日が 金曜日から水曜日に変更してから

パソコンで図書の在庫管理だけを担当させていただいている。

減ったり増えたりする本やCDをエクセルに入力する

それだけのことを「どうもありがとう」とすごく褒めてくださる。

だから、来年も続けようと思っちゃうのかな。

 

2017年12月8日(金)13:00~四国がんセンター3階研修室

長年、病院ボランティアを続けてこられた方のお話を

拝聴するチャンスを リーダーが作ってくださいました。

誰もが参加できます、お時間が合えばお越しください

病院ボランティアが広まりますよう願っています。

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある瞬間に違いが

2017年11月26日 | Weblog

こころの健康講演会

 

授業やセミナー講師等で 

人前でつたないお話をする機会があります。

準備段階から 私の関心は参加者や主催者の期待する内容に尽きます。

皆さんの顔色を読みながら、臨機応変に話題を削除したり

追加したりできるようになったのは、つい最近のことです。

 

与えられた時間の厳守も、ワークを入れると難しくて

初対面の皆さんが楽しさに盛り上がったり、

真剣な話が深まり中断できず、

待ち延長の状況に耐えることもあります。

一期一会のワークを、上手くまとめるのがファシリテーターの役割で

終了予定時刻の1分前に終えると、達成感に満たされます。

 

ところで、

忘れてしまうともったいないからメモしておきます。

先日、こころ塾の10周年祝賀パーティの司会を

やのひろみさんが担当なさいました。

会場を盛り上げる話術のおかげで 笑いっぱなしでした。

 

パーティの終わりに、約100人で集合写真を撮影しました。

カメラマンは脚立の一番上の狭い平面に

あろうことか両足で立ち、

カメラを覗いて、指示をしたのですが、

その時、

やのひろみさんがマイクを持って駆け寄り

脚立の中段と椅子を足場にして

懸命に身体を伸ばして、手に持ったマイクを

カメラマンの胸元に固定させました。

撮影が終るまでの長い時間、

黙ってじっと耐えておられました。

 

カメラマンの指示する声が聞こえるようにという気遣いも

身体をはって、実際に聞こえるようにした行為も

私には、思いもよらないことでした。

さすがです、音に関わるプロなんだと感動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月23日は産業カウンセラーの日

2017年11月24日 | Weblog

11月23日は勤労感謝の日 そして、産業カウンセラーの日

今年も「働く人の無料電話相談 無料カウンセリング」に参加しました。

まだまだ知名度が高くなくて、ここでも宣伝!

どうぞご利用ください。

 

話してスッキリ水曜日(無料電話相談)

平成29年度愛媛県地域自殺対策強化事業として、

2018年2月末まで毎週水曜日17時-22時に実施しています。

相談ダイヤル 089-968-2889

http://www.counselor-shikoku.jp/blog/index.php?eid=00090&publishing1=1

愚痴こそ、親しい人に 繰り返し言えないものです。

利害関係が無い相談電話で、

困っていることや辛い想いを話してみたら、肩の荷が軽くなります。

弱音を吐いたら、耐える勇気が生まれます。




 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

灯台のように

2017年11月22日 | Weblog

 

寒くなりました。

身体が固くなり動きにくくなってくるので 苦手です。

11月中旬ですから、仕方がありませんね。

 

こころ塾の10周年祝賀パーティーに参加しました。

地域の人々から信頼を得られるよう

熱心にミーティングを欠かさない体制や

スタッフが働きやすい職場を互いに真剣に考える

雰囲気が好きです。

 

GPSで位置情報が確認できる時代になっても

暗闇を遠くまで照らす灯台の魅力は変りません。

人生の進路に迷ってしまった人々へ

希望をお届けし続けられるように

微力ながら末席で頑張ります。 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ため息はなんのため

2017年11月20日 | Weblog

 

先週の呼吸器系の授業中でのこと

 

急に 最前列のA君が「はあああ」とため息をついて、頭を下げた。

ちらっと見て 無関心に説明を続けると、

「はあああ」といって、更に小さくなった。

話を止めて 黙って眺めていると

「はああああああああ~」と、机に突っ伏してしまった。

あらら、クラスメイトの関心を一気に彼がわしづかみ。

 

「A君 どうしたの?」

「先生 (僕の事)気になる?」

「うん、気になるよ」

「はああああああああ」

「なーんだ、あくびか・・」

 

「なんでよ!!」と跳ね起きて

 今度は ネコナデ声で神妙に

「なんでもありません」くねくね

 満面の笑顔を作って

「凄く 元気です!」くねくね

 

 B君が「出たあ、流し目上目遣い」

 みんながどっと笑った。私も笑った。

 A君が皆なに愛されているのが伝わってきた。

 

しゃっくりは、横隔膜のけいれんです。

あくびは、脳の酸素不足を補うための反射です。

くしゃみも咳も、気道に異物が侵入した時に

吐く息で身体の外へ吹き飛ばす反射です。

 

「ため息は?」

ため息は・・・何の目的で身体に仕組まれているんだろう?

不安や心配や疲労が限界を超えた時に

それらを身体の外へ吐き出して

心のバランスを維持しようとするのかなあ?

深呼吸で、副交感神経に切り替わるというもんね。

上手に<ため息>を使えるといいな。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何を聴けていますか?

2017年11月13日 | Weblog

 

月に1度のカウンセリング実技講座に通い始めて15年が経過した。

相談を担当する限り、理論を学び、相手に寄り添う練習を続けろと

私の先生は仰り、今もそのようになさっている。

近くにモデルがいる幸せに感謝したい。

受講者も熱心な人たちが多くて、恵まれた環境だと感じる。

 

実技講座なので、毎回ロールプレイを行う。

カウンセラー役の時はカウンセラーとして傾聴する。

終了後に 良い点 足りなかった点を伝えてもらえる。

ドクターやナースの卵も 採血の練習はお互いの腕を借りるように、

様々な技法を試して、もし失敗して傷つけても (失言)

一緒に学ぶ仲間という理由で、許してもらえるメリットもある。

失敗からは、毎回 反省と共に 多くを学んでこられた。

まだまだ続くと思うけど、

失敗は、成長しようとした結果だから、

活かさなくてはもったいない。

練習相手に申訳ないこと、この上ない。

 

 

クライエント役の時には相談者として

今、困っていることを安心して吐き出す。

話している内に、頭が整理されてきて

「そうか、私は ここに こだわっているのか」と

一人では思いつきもしない結論が見えたりする。

私の平常心は ここで培われているね。

 

自分が<自由に語ることで癒される>体験をすると

他者に「語ってみたら?」と勧めることができる。

すぐに問題が解決しなくても

相談する前よりも「気持ちが楽になる」のがスタート

 

十分に受容され、尊重される環境で 

気持ちに余裕が生まれると

本来の自分に戻りやすくなる。

昨日まで できなかったことさえ

徐々にチャレンジできるかもしれない

 

本人が変わると、周囲も影響を受けて変化が生まれる

助けを求めなかった人が、声を上げれば

支援窓口に連れて行ってもらえるかもしれない。

必要であれば、誰かに助けてもらえばいいよ

助けて貰ったら、いつか誰かを助けてあげられるといいね

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

髪を切りました

2017年11月10日 | Weblog

 

TVでヘアードナーのドキュメント番組を見て

私の還暦の記念行事に 髪を提供しようと、

5年ほど前から のばし始めました。

髪の毛は、1か月に約1cm伸びるので、1年で10cm~12cmです。

私の挑戦を知り、癌センターのボランティア仲間も伸ばしています。

小児がんだけでも大変なのに、薬の副作用で脱毛だなんて 切ない!

 

10月17日 新迫さんにカットしてもらった髪は

長い毛束で60cm 短い毛束で58cmありました。

乾燥させて、ウイッグへの処理費用と共に お届けしました。

https://www.jhdac.org/index.html

 

髪の長さがウエストを超えると、重さを感じます。

座高と同じ長さになると、シャンプーは気合が必要でした。

百人一首に登場する女性の髪の長さは2m位ありそうですから

どうされていたんでしょう。

 

家族旅行で立ち寄った寺院の 鐘をつるした綱が

寄進された人毛で作られていたのを拝見したことがあります。

ケラチンでできている髪は丈夫ですから

使える素材が 今よりもうんと少なかった時代に

きっと 貴重だったにちがいありません。

 

「また、伸ばすんですか?」と訊かれて、

達成感で何も考えていなかった私は、

すぐにお返事できなかったのですが、

そうですね、

30~35cmなら 再び提供できるかもしれません。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする