笑顔浴

優しい時間

元気の生まれるところ

2020年02月23日 | Weblog

お気に入りの絵葉書で、お礼状をいただきました。

わざわざ届けてくださるお気持ちを想うと、元気が出ます。

 

劇団 新感線「髑髏城の七人」を

TVで観るチャンスに遭遇し 本当に嬉しかったです。

360度回る IHIステージアラウンド東京での舞台を 

以前からずっと観たかったので、大満足でした。

 

「下流老人」のドキュメンタリーに登場した高齢女性は、

健康を失い 離婚して家族を失い 友人とも疎遠になって

1月に年金支給額7万円の生活でした。

近所で孤独死があったと聞き、施設を探すのですが、

どこも高額すぎて入所できず、

介護保険サービスも 代金を支払う余裕がなく

それでも、気丈に一人で暮らしておられました。

彼女のお楽しみは、2か月に1度作る「ぜんざい」

「食べている時は、幸せ~!」

社会福祉協議会主催の音楽療法(無料)

「このまま死んでもいいくらい、楽しかった」

良い事なんてひとつもない 将来は不安と心配だらけの

彼女に、お楽しみのひとときがあって、本当に嬉しい。

観ていた私が救われた気分です。

 

誰でも、辛いときこそ<お愉しみ>が大切で

誰かに優しくされたり、好きなものに夢中になれることが

絶対に必要です。

元気を喪失した時は、大好きなものさえ思い出せないから

せめて、優しい人に逢えますようにと祈ります。

私の元気に余裕がある時には、

見知らぬ誰かに優しくします。


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不寛容な国

2020年02月20日 | Weblog

雨宮処凛×対談

 

今「この国の不寛容の果てに」を読んでいます。

つくいやまゆり園で起きた大量殺人事件についての対談です。

犯人に死刑が求刑されました。

 

この対談が企画されたのは

犯人の主張を支持した人々の存在を通して

現代の日本人の価値観を問うた気がします。

私が犯人と同じ行為をしなくても

同じ思考が無いと否定できるか?

 

私自身にある<非情さ>を味わいます。

私の幸福は、他者の犠牲により成立するなら

他者の不幸はしかたがないとする 自己中心的な考え方です。

例えば、

私の快適な暮らしを奪われるなら、

今、どこかの国の人が異常気象により、

生命や自宅や仕事や故郷を喪失することを忘れる とか。

紛争地域から逃れた難民に同情はしても

様々な理由で、受け入れないとか。

私が特別何かをしなくても、どこかで優秀な誰かが、

うまい具合に解決してくれるだろうとか。

 

瀬戸内海の島に、生涯を封じ込められた人々がいて

国策を非難する声が、上がりましたが

「病気がうつるなら、しかたがない」と

黙認したのは、周囲の人々でした。

 

優勢保護法下では、強制的に避妊手術が行われました。

施設職員の生理介助が面倒との理由から

子宮を取られた障がい女性達がいました。

「忙しいので、しかたがない」

 

2019年、台風19号の被災者が目指した避難所に、

路上生活者は入れてもらえませんでした。

「ホームレスは税金を払っていないから、しかたがない。

 臭い・不潔等の衛生上の問題があるから、しかたがない」

 

<人助けランキング、日本は世界125位で最下位>という

無関心で、冷たい国にしてしまったのは、誰だろう?と考えます。

きっと、私と 私の親しい人々も含まれてるはず・・・

「しかたがない」を言う前に もう少しだけ

1 見知らぬ人を助ける

2 寄付をする

3 ボランティアをする

を考えてみます。

 

 

(参考)

英国の「チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)」が

世界の国々を対象に、人々のGiving(他者に与えること、寛容度、人助け度)

の状況を調査して”World Giving Index”(世界人助け指数)を発表している。

2009年から毎年行われているこの調査は、

「この1ヶ月の間に、見知らぬ人、或いは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」、「この1ヶ月の間に寄付をしたか」、「この1ヶ月の間にボランティアをしたか」という3つの観点から各国の人々にインタビューを行い、各国の寛容度を採点している。

 CAFは、2009年から2018年まで10年間に渡り、125カ国以上の国々を対象に、

 130万人以上の人々にインタビューを行った。

この10年間の調査データを集計して出した”World Giving Index 10th edition” 

10年間総合ランキングを2019年10月に紹介した。

1位アメリカ、2位ミヤンマー、3位ニュージーランド。

総合順位の世界最下位は、中国。

日本の総合順位は、126カ国中107位だった。


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待ってた!新型コロナウイルス血清

2020年02月19日 | Weblog

 

2月29日の笑顔浴を延期します。

この時期は、不用不急の集会をひかえるのが

予防に1番良いという専門家の判断に従います。

当日の参加者は少人数ですが、

保菌者の参加が否定できない以上、

慎重でいようと決めました。

 

中国ではすでに、

新型コロナウイルスに感染した後に

完治した人々の体内に生じた<抗体>を利用して

重症患者の血清治療が始まったと聞きました。

血清、待っていました!

多くの人々の悪夢のような犠牲の中で、

やっと希望の兆しが見えましたね。

 

1995年アウトブレイクという映画を観た時、

今、起きている現象が予測されていました。

アフリカ奥地の未知の伝染病がアメリカに接近。

ある地方都市で感染者が発見されます。 

街は完全に隔離され、家族は引き離され、

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)に勤務する主人公は

ウィルスの謎を懸命に解き明かそうと現地に入る。

エボラ出血熱を遥かに凌ぐ致死性を持つウィルスの恐怖と、

それに立ち向かう人々の姿が描かれていました。

過重労働下で、防護服のほころびに気付けないで感染したり

非常事態の中で、不眠・不休で忙殺される医療従事者や

山のような検体を分析する研究者の疲労困憊ぶりが

本当に痛々しい映画でした。

 

助ける側の負担を減らしたいと思ったら

感染患者を増やしてはいけませんね。

私と誰かの健康のために

ご一緒に予防活動に励みましょう


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そのラベルを剥ぐ

2020年02月15日 | Weblog

調味料のラベルを作りました。

 

相談員をしていると、自問自答するフレーズがあります。

「私は、相手に(私に)ラベルを貼っていないか?」

周囲に優しく振舞う人が、実は、服従させられていた。

弱いと感じた人が、実は、強い人だった。

ずるいと嫌われた人が、実は、誰より思いやり深かった。

 

「あの人」は、「こんな人」・・・と

先入観でイメージを 決めつけてしまいます。

好き嫌いを 一瞬で判断できるのは

人間の本能かもしれません。

不確かなものなのに、いったん処理した

自分の勘違いを、なかなか正せません。

 

私たちは、誰かとの関係性の中で生きます。

相手が弱いと、私が強くなり。

相手が強いと、私が弱くなり。

今日の関係性は 明日の関係性に ならないし

相手の対応が変われば、私の対応も変わる。

刺激と反応の組み合わせは、無限大です。

 

<ダメ人間>ラベルを 自分へ貼る人は 多く

そんな人が 不可能なことを、可能にしたとき、

必ず、そこに、誰かが寄り添っているのを

私は実感します。

そばに居て認めてくれる存在があるから

安心できて、勇気が出るのではないかと想像します。

 

私と長い時間をかけて、何度も何度も相談して

「もし強要するなら死ぬ!」と、拒否していたことでも

ある日、唐突に現れた友人と一緒に

軽々と乗り越えてしまう。

いったい あの日々は、なんだったのかと思うほど

感動したあ!

 

誰かの存在や、誰かとの関係性で

私たちは より良く生きることができます。

私たちは、より良く生きる役に立てられます。


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春色コサージュ

2020年02月05日 | Weblog

春色コサージュを日曜日にいただきました。 

大きい林檎を半分に切った大きさです。

着飾ってゆく場所もないし、今日は髪飾りにしました。

 

時々、「衣」→「食」→「住」の順番に

点検が必要だなあと、つくづく反省します。

どうせ普段着だもの、という服を着て

時間が無いので 適当に空腹を満たし

仕事を辞めたら片付くはずの 散らかった室内へなど

誰もお招きできません。

このままでは、いかーん!

 

命短し~気づけよ、わたし。

自立できる健康寿命を調べたら

私の住む県の女性は<75歳>だった。

もう10年しかない、まだ10年ならある、

いずれにしても、私の残された人生で、

一番若くて 元気な日が 本日です。

 

身体が動かない、横になって終日寝ていたい

そんな疲労困憊でない日には

少しは お洒落をして、

1品だけでも 美味しい料理に挑戦して、

ほどよく 清潔で整頓された室内に、

お花なんか飾って、親しい人とお茶をする・・・

そんな暮らしが、私の60代の憧れではなかったか?

 

というわけで、本日の行動目標

① だし巻き卵に挑戦するぞ。 

② 食卓の積読ブックを 全て本棚に収納するぞ。

 


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今日は節分、明日は立春

2020年02月03日 | Weblog

新年の前日は、大晦日。

季節が変わる前日は、節分。

明日は2月4日、立春です。

2020年の立夏は5月5日らしいので

それまで、春らしい気分を楽しみます。

洋服やキッチン小物をパステルカラーに変更します。

 

今週は、寒波で寒くなるそうですが

小川の両側の菜の花が満開で~す。

菜の花って、寒い時期にポッと咲きます。

過酷な現実に翻弄されても、

優しい笑顔で周囲を励ましている人に出会うと

菜の花さんと呼びたくなります。

 

新型コロナウイルスの報道が連日続きますが、

インフルエンザの流行はどうでしょう。

消毒用エタノールを購入してきました。

ちょっと、手が荒れるのですが、この季節は必需品。

それから、今は、蜜柑の美味しい季節です。

春を告げる良い予感 いーよかん!

ビタミンCで風邪予防にもなります!

母にもいっぱい食べてもらいます。

 


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アホ・ボケ・カス

2020年02月01日 | Weblog

 

「死ね!クソ馬鹿!ぶっ殺す!」

プリントを配るのが遅かった女の子への

男子学生の軽い冗談を咎めました。

そのまま、スルーできたけど、

彼らの云うところの「めんどくさい」先生を選びました。

 

「悪気がないのはわかるけど、人に向かって死ねと言うな。

 それを聞かされる私の 不快さをどうしてくれる?

 授業中にその単語は発声禁止じゃあ 」

 と、強要しました。

感情的な叱り方に、よほど驚いたのか 

それから彼の口癖を聞かずに済みました。

卒業が近づいて、最後の授業で

「○○君のご協力に感謝してま~す」と話すと

クラスメートは、口々にブーイングで

「こいつ、まだ、なおってないんで~」と実態を教えてくれました。

社会人になった彼は、

今頃、可愛がってもらっているかなあ

 

使い慣れた言葉が、とっさにでてくるから

普段から美しい・優しい言葉を使いましょうと

呼びかけている私ですが、

実は今、使うタイミングを考えている単語もあります

「アホ やなあ~」

「ボケ とんよ~」

「カス だろ~」

 

凄く困ったときに

論理的・客観的かつ冷静では、とてもいられない。

他者をののしり、悪口を言えない相談者に出逢うと

言葉にできない想いを想像して代弁してみたり

代わりに 私が怒ってみせたりすることで

ご自分の気持ちに気付いてもらえることもあります。

もっと、怒ってもいいんだよって伝えたい。

怒りを消化しないと、その先に進めないです。

 

立派じゃない相談員の方が 何でも話しやすいと思うから

なんだか私、だんだん ガラの悪いカウンセラーに

なってきたかもしれません。


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