笑顔浴

優しい時間

偏頭痛日記

2011年06月30日 | Weblog

偏頭痛日記を付けています。

このところ、雨が多くて、頻発しています。

 

朝、頭痛で目が覚めます。

一昨日は、脳外科の定期受診でしたので、早速、

いただいた頓服のお世話になりました。

 

身体が動かなくなると、心細くなりますが、そんなときは、

明日以降のことは考えず、本日の過ごし方だけを考えることにしています。

頭が痛いと読み書きができなくなるので、パソコンもお仕事も終了。

TVや音楽も症状をひどくするので静かにします。

話すのも億劫なので、通信は一時停止。

吐き気で食事が取れないので、部屋を暗くして横になっていましょう。

こんな時は、瞑想のチャンスです。

静かに、幸せを感じる場面を想います。

 

心配事が多いときや、忙しさが増すと、身体が悲鳴をあげることに気がついてから

頭が痛くなるのは、何もしなくてよい時間を与えられたと考えるようになりました。

身体の反応は、自分を守る防衛反応だと考えて

頭痛が多いと、幸せも多くなるのが 私の偏頭痛日記。

 


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誰にも話せない

2011年06月26日 | Weblog

金曜日は、四国癌センター病院ボランティアふれあいの活動日でした。

駐車場からちょっと歩いただけなのに、うだるような暑さでしおれてしまいました、

5階に上がる前に ロビーの売店で飲物を買って水分補給です。

 

背中側のソファーに どなたかがドスンと座って、大きな声が聞こえてきました。

「ごめんよ楽しくない話で。誰かに話したら少しは楽になれるかもしれんと思って。

 電話できる人は●●さんと××ちゃんしかおらんけん。

 え?子供には心配かけるけん話せんよ。 △さんは忙しそうやし、

 旦那は病気のことは医者にまかしとけ!で話し相手になってくれん。

 ごめんよ何回も電話して。 部屋で考えよったら おかしくなりそうなんよ、

 暗い話でしんどいよね、わかっとんよ・・・」

 

 不安や心配でヒリヒリしていらっしゃるのを感じます

 病気の経過や治療の話題は、お知り合いもご主人も わからないでしょうし、

 応えられないがゆえに 何度も相談されたら うっとおしくなるのが人情。

 もしも 辛さや寂しさや絶望感や心配・不安を訴えることができたとしても

 悩みを聴いて、嬉しくなったり明るい気持ちになる人は多くはおりません。

 親しい間柄ゆえに 巻き込まれて、苦しくなって 避けたくなるのも人情。

 

 お話の声は続いていましたが 飲み終えて、その場を離れました。

 病気になった人の心のケアをするスタッフが、病院にいますし

 私達のティーサービスに来られて 話したいことをおしゃべりなさったら、

 気持ちのサポートをできるかもしれません。

 そんな情報が、あの方に届きますように!

  今は、緩和ケア病棟の方だけに ティーサービスしていますが

 初めて癌になられた方や、再発を怖れる方々にも

 必要なサービスだと私は考えています。

 私たちは、人との関係性の中で、困難を乗り越える力を培えるのです。

 


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笑顔浴7月2日

2011年06月26日 | Weblog

笑顔浴のおしらせ

日時: 7月2日(土) 14:00~15:30 (90分)

場所: 愛媛県身体障害者福祉センター2階

      http://www.yurinso.jp/e-fukushi/

内容: 詩と曲のCDコンサート(40分)と
     音楽の感想など、おだやかな茶話会(30分)
会費: 500円

お約束: 優しい心で接します

定員: 約10名

主催:かがやき実行委員会

~笑顔を浴びて 元気になりたいかた どなたも大歓迎~

 


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状況は変わらないけれど

2011年06月24日 | Weblog

夏至も過ぎて 教室では 冷房温度で もめてます。

「温度を下げて!」と声がすると「寒い~!」とどこかで返事がして、

冷房のスイッチのところに 暑がりさんと寒がりさんが 交替で通うわけで・・・。

どちらの勢力も均衡しているがゆえに、もめるわけです。

とうとう・・・

 

「先生、勉強できんから温度を下げて」

「あなには暑いの、今、設定は何度?」

「25度 暑すぎ」

「何度にしたいの?」

「20度」

「皆さん、どうしますか?」

「もう~。決まらんから、先生が決めるんよ」

「私が決めていいの? ほんとうに? なんか 特権だなあ~!

 では、私には適温なので、このままにしま-す」

「なん でよ~!」

 

「私は、Cくんの水鼻が止まらないのが心配です。

夏風邪だと思うけど、ほら 今は半袖のTシャツ1枚で居眠りしてるし。

さっき、タオルを肩にかけたけど体調悪そうでしょ」

「AくんもBくんも そのかっこいい上着を脱いだら 涼しくなるかも~」

「寒がりさんは、短パンやミニスカートの上にタオルをかけよう

 ジャケットも貸してあげてください~」

「これ使って~」とあちこちで女の子の声がしました。

 

「先輩がいうには、座席にクールスポットとホットスポットがあるそうですよ。

A君の席はクーラーの風が届きにくくてお気の毒かも。

私の時間は席を変わってみませんか、皆さんで昼休みに調査してみてください。

それから、エコ設定は27~28度が目安。

今年は伊方原発3号機の運転再開の許可を まだ知事が出さないってニュースを聞きました。

節電協力の意識だけは持っていましょうね」

 

「せんせいは、かわすんがうまいのう」と A君は一言だけ言うと

上着を脱いで 黙ってプリントワークを仕上げました。

置かれた状況は さっきとまったく変わらないのに自己主張を止めたのは

希望が叶わないアンハッピーな気持ちのままでも、

今日のところは、私の提案を受け入れることに折り合いをつけたのでしょう。

サンキュ!


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ラベンダースティック

2011年06月22日 | Weblog

 

 お手製のラベンダースティックをいただきました。

ここのところ、低気圧になるたびに持病の偏頭痛で寝ていますので

枕元に置いています。

自然なよい香りがします。

作り方を聞くと、ますます愛しくなりました。

 

「おべんと日記さん」のブログに丁寧な解説がありました。
(写真をお借りしました、もっと関心のあるかたは・・・)http://blogs.dion.ne.jp/116hiron65/archives/5775648.html 

①ラベンダーの茎を切る
ひとつのスティックを作るのに、9~13本くらい使う。余分な葉を取る。


200706140832000.jpg


















②花穂の部分を束ねて糸で縛る

200706131543000.jpg

















③縛った花穂を下向きにして、上に伸びている茎を折り返す
花を摘んだらその日のうちにやる、乾くと折れるから。

200706131545000.jpg

















④リボンを巻く

200706131600000.jpg

















⑤巻いているリボンを切って、別なリボンで結ぶ

200706151623000.jpg



















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殻を同時につつく

2011年06月20日 | Weblog

「啐啄同時」というのは禅の言葉らしいのですが・・・わからなかったので調べてみました。

卵の殻を内側から雛がコツコツとつつくことを「」といい、

親鳥が外から殻をコツコツとつつくことを「啄」という。

雛鳥が殻を破ろうとするまさにそのとき、内と外で同時にコツコツコツコツ

親子であっても、内側から子が無心につつき、母も外側から無心でつつき、

互いに意識せず、事前に打ち合わせて作業するものではありません。

つつく時期も 早すぎず、遅すぎず、子の合図を逃しません。

 

子が殻を割るとき、殻で親鳥は見えませんから、自分ひとりで誕生できたと思うのでしょうか

コツコツという外からの音を聞きとって、親に成長したら同じことを提供するのでしょうか

心を支援する作業で考えると

「一人でも できたね」と自尊感情を育てたり

「私は守られている」と安心感をはぐくむことも どちらも大切だと感じます。

 

さて、殻にこもる 殻を破るという言葉を聞くと、

成長を妨げたり、自由を抑圧するイメージですが

孵化するまで安全で快適な環境を守り

殻のカルシウムは血管を通して骨をつくる栄養分になります。

殻にこもる・殻を破るまでの期間も 

次のステージを迎えるために必要な過程だと思います。

そして、

「まさにその時」を おのずと察知できる私になりたいと思っています。

 


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アウェイな空気

2011年06月17日 | Weblog

職員室で昼食をとっていると

「失礼します」と緊張した声が時々聞こえます。

担任を訪ねてきたり、実習室の鍵を取りにきたり 

ゴミ袋やトイレットペーパーをもらいにきたり

教室では見せない礼儀正しさです。

 

非常勤講師用の机はドア付近にあります。

学生の訪問とは無縁の私たちが食事やおしゃべりに忙しくて

たまたま 彼を振り返らなかったからでしょうか、

ドアの前に立って 「アウェイな空気!」と言って帰ってしまいました。

 

「アウェイな空気って?」

「サッカーとか野球とかのHome and Away のAwayかも」

「敵陣ってこと?」

「帰れ!帰れ!てヤツ?」

「歓迎されてないって意味かしら」

 

おーい、もう一度 帰ってきて~!


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困った

2011年06月10日 | Weblog

解剖図や、重要な用語を解説したプリントを提出してもらったのを

平常点にしているので、毎回(76人×1~n枚)の採点をしています。

一番困るのは、未提出の人に「第●回が出てないよ」と確認すると

「出した! 絶対 提出したもん」 という返事が返ってくるとき。

多くの場合は、ちょっと探してもらうと見つかるのですが

昨日は、お隣の人まで ロッカーの前に座り込んで大捜索したけど見つからない。

私も見てない自信はある。 困った。

 

「せっかく書いたのに、再び書けというのも言いにくいし

かといって、採点しないのは他の人に対して不公平になる。

出てない出したと言い合っても仕方がないので、交渉に入ろう」

A「???」

「どうすればいいか、提案してください。妥協点をみつけよう」

B「こうなったら、裏金しかない、帰って親と相談して来い」

A「だから、俺は 出したちゅーの」

C「ということは、先生を疑ってる?」

A「・・・・」

「今夜、家に帰ったら 私も調べるよ」

A「うん」

「それでも、無かったらどうしよう?」

A「俺は書いたし、出したんよ 信じてよ」

「困ったなあ」

互いに譲歩して、半分書けば満点という交渉が成立しましたが

結局、彼のプリントは、お隣の人Dの教科書にはさまれてました。

めでたし、めでたし。

 

「ああ、スッキリした」ともらした一言を

クラスの物まね名人が 他の先生の時間に披露していたそうです。

 


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働く

2011年06月08日 | Weblog

宇宙で働く人のTV画像を見ると、どの人も笑顔がきれいですね。

穏やかで明るそうで、一緒にいたら楽しそう。

頭が良くて技術を持っているのに加え、お人柄なんだなあと感じます。

 

いつだったか、宇宙飛行士の採用試験のドキュメンタリーを見たことがあります。

2007年9月にNASAが国際宇宙ステーションで長期滞在する宇宙飛行士を公募しました。

宇宙船の空間でクルーと生活でき、想定外のトラブルにも立ち向かえる素質を見極めるそうで、

面接官には心理学者が含まれていました。

その方法は、NASAで1週間?程度、限られた空間で合宿し、与えられる課題に取り組み

その様子を各部屋の隠しカメラを通して面接官が見て評価していました。

印象的だったのは、~するロボットを作りなさいというチームの課題のほかに

食後に「他の人を楽しませなさい」という課題もありました。

 

精神科医の斉藤茂太氏のメモが有名ですね。

◎他人への思いやりがある

◎何事にも寛容で、耐えられる

◎グループのためにサービスできる

◎同僚としての魅力がある

◎孤独に強い(一人で過ごせる)

◎危機にさいしてリラックスできる

  
△短気ですぐにイライラする

△完全欲がつよく、物事にこだわる

△衝動的で、はずみで簡単に動く

△精力家で力があり余って、行動過多になる

△好訴性・攻撃性が強い
  好訴性:一方的で執拗な自己主張を繰り返す。

 

宇宙飛行士に採用される基準は、私たちの職場でも役に立ちそうです。

◎も△も、どちらも同じくらい私たちの心に芽生えていることがわかります。

ただ、その芽を育めているかどうかは、時々チェックしたほうがいいかもしれません。

これを読んで、こだわりが強かった私は、チームの中では、意識して ゆるめるように変えました。

 


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ひとりが怖いケータイ・ネット世代 友だち地獄を生きる子供達

2011年06月07日 | Weblog

■ 児童・生徒理解のために

  ひとりが怖いケータイ・ネット世代 友だち地獄を生きる子供達

講師:土井 隆義 先生(筑波大学大学院教授)

日時:2011年6月12日(日曜日)9:30~16:30

場所:松山市総合コミュニテイセンター3階大会議室

参加費:8000円

申し込み先:089-923-5054  089-923-4481

        愛媛県教育カウンセラー協会 (一般の方もOK)

  

平成生まれの若者たちは、従来とは異なる原理に基づいた人間関係を営んでいます。

本講座では、キャラ志向と呼ばれる彼らの人間関係の特徴について概観し

それがどのような社会的背景から生じているのか、そのメリットとデメリットについて検討します。

午前中は「いじめ問題」を糸口に 午後は「少年犯罪」を糸口にして 児童・生徒の理解を深めます。

 

生まれた時から、インターネットや携帯電話が普及しており

小学校でさえ裏サイトが存在し、携帯を30分も手放せない彼らの考え方は

携帯電話なのに不携帯が多い私にはとうてい想像がつきません。

バーチャルなゲーム世界で遊んできた彼らが子供の頃、

死んでも数日で生き返ると信じていたという話は、記憶に新しいですし

二十歳になっても人生で一度もお葬式に参列したことがない子も居ます。

希薄な人間関係の中で、勝手にメールを見たり、

携帯電話に10分ごとに返事しろと命令する行為がDVであると学んでも、

携帯への執着が薄い私が、その苦痛の酷さをイメージするのは困難なことです。

10代20代の青少年が、10年後には20~30代の働く社会人となり親世代になりますから

社会を理解することにつながりそうです。

病気をすれば患者さんになるわけですから、

いつまでも、昔ながらの服薬指導は通用しないだろうと感じます。

どんなサポートが必要なのか学んできます。


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