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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

マニアックだろ

2021年08月16日 | 学校
これはセロハンテープや塩ビテープではありません。
ポリエチレン製の接木テープです。
接木は2つの枝を接着させる園芸の技術ですが
接合するまでに乾燥してしまうと失敗。
そこでテープを巻くのですが、大切なのはテープの伸縮性。
ぴったりと巻くにはある程度伸びないといけません。
その点、このテープはよく伸びます。
また接着剤がついていないのに、
テープ同士はとてもくっつきます。
よくホームセンターなどで大きな買い物をすると
巨大な料理用のラップのようなもので
ぐるぐる巻きにして包装してくれる時があります。
このテープはその小型版。もちろん環境班の持ち物です。
このところ環境系の研究に取り組んでいますが
このようなマニアックなテープを見ると
あらためて自分たちの本職は農業研究だというのを
思い出させてくれます。
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祝世界遺産

2021年08月16日 | 
こんな面白いパンを見つけました。
先月、北海道、北東北の「縄文遺跡群」が
世界遺産登録が決まったのを祝って販売されている餡パンです。
そういえば包装袋の下のほうに遮光器土偶の顔を見えています。
縄文遺跡の発掘の成果はいろいろありますが
焦げたパンのようなものが出てきています。
この餡パンにはクルミとケシの実が入っていますが
縄文人もトチの実などの木の実を入れて
食べていたのではと考えられているそうです。
詳細は忘れてしまったのですが、青森の大スター伊奈かっぺい氏に
「青森を田舎と馬鹿にするな、縄文時代は最先端だったんだ。
ただ今も当時のままだけど」というような自虐ネタがありましたが
9500年も前の縄文人がパンやクッキーを食べていたかと思うと
そんなに今と変わらないので親近感が湧いてきます。
今はコロナでどこにも行けませんが、
近い将来収束したら、我慢していた反動で
縄文遺跡をみようと全国からお客様がやってくるのだと思います。
青森の三内丸山はともかく、多くの小さな遺跡群は
観光客を向かい入れる体制はまだ不十分。
これから整備されていくはずです。
皆さんが自由に世界遺産の縄文文化に触れる日が来るのを
もう少し我慢して待ちたいと思います。
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寒いんですけど

2021年08月15日 | 学校
このところの長雨の影響なのか、気温が上昇しません。
昨日なんか朝8時の気温が15度。ストーブが欲しくなります。
この地域は昔からお盆が終わると秋風が吹いてきますが
今年はお盆前から吹いているようで、どうしたものでしょう。
さてご覧ください。スイカです。
夏の代名詞といっても過言ではないスイカですが
小さな葉がたくさんついている姿が印象的です。
しかしこれは1枚の葉。葉には葉脈がありますが
その葉脈部分だけに葉をつけるのです。
ではなぜ大きな葉をつけないのでしょうか。
理由は葉からの蒸散を防ぐため。
水分が体から失われないよう葉をちょっぴりしかつけないのです。
するとまたまた疑問が生まれませんか。
そうです。なぜ蒸散をおさえる必要があるのでしょうか。
実はスイカの原産地はアフリカ南部。それもカラハリ砂漠。
灼熱の環境において水の保持は死活問題なのです。
光合成量よりも水が大切なんですね。
同じ理由でサボテンは葉を針に変え、
スイカは葉脈沿いにだけに極わずかの葉をつける。
どちらも個性的な優れたデザインだとは思いませんか。
できれば砂漠に自生する野生のスイカをこの目で見てみたいものです。
それはともあれこの寒さ、スイカはもう食べたくありません。
ちなみにチームがかつて夏休み明けに訪れたストックホルムの
この1週間の気温は最高21度、最低13度前後。
涼しいところかもっと寒いようです。
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ちから水

2021年08月15日 | 研究
ボランティアの大会で発表するため練習しているフローラハンターズ。
発表はできますが、質疑応答は初めて。みんなドキドキです。
そんな怯えるフローラハンターズに「ちから水」をつけようと
レジェンドがやってきました。なんと昨年世界グランプリを受賞した
トレジャーハンターズのリーダーです。グランプリを受賞した相方は
社会人としてもう仕事をしているので、平日の来校は無理。
そんなことからリーダーが一人で差し入れを持ってきてくださいました。
「緊張はする。しかし本番を想定して練習を続ければ乗り越えられる」
修羅場を乗り越えてきたレジェンドのアドバイスは心に響きます。
これにはみんな頷いていました。
ところでこの大会のエントリー名は、フローラハンターズではなく
「環境班ハンターズ」。なぜなら発表するのは先輩の活動が半分、
そして自分たちの活動が半分。そこで両チームの共通ネームである
ハンターズを名乗ったのです。17日は本大会。
成果を競うコンペと違い、交流が目的の大会なので
思う存分楽しんでほしいものです。
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スクランブル

2021年08月14日 | 環境システム科
これはお盆直前のフローラハンターズ。6名全員で何やら取り組んでいます。
実は彼ら、ボランティアの全国大会にエントリーしていました。
大会は毎年夏休みに開催されます。そのため、秋から始まるいろいろな発表会にむけて
ちょうど良い度胸試しになるため、青少年水大賞で世界準グランプリを受賞した
ファイナルフローラも、世界グランプリを受賞したとレジャーハンターズもみんな
この大会に出場してきました。まさに研究チームを戦うチームに進化させる登竜門です。
しかし今回はコロナのため名古屋での大会は中止。オンライン大会となりました。
全国の人たちといろいろお話しするのが目的で参加してきたため、
今回のオンラインはちょっと誤算です。
さらに驚くことにホームページをご覧ください。
エントリーした100数校の中で、口頭発表してもらう16校に
なんと選ばれてしまったではありませんか。ボランティアとしては実績のない環境班。
脚光を浴びたのは先輩たちの成果。自分たちはまだチャレンジの真っ最中です。
嬉しいけれど、新人フローラハンターズにとっては大ピンチ。
先輩の功績と自分たちの活動をうまくつなげて、
どうボランティア団体として活動を紹介できるか。
それぞれ自分の役割を果たし、一丸となってピンチを乗り越えなければなりません。
大会は17日。お盆期間中ですがスクランブル発進するフローラハンターズです。。
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