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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ガッツだぜ

2021年02月13日 | 学校
玄関にある体温測定器。
コロナの感染を防ぐために来校者が自分自身で
体温を測定するよう設けられました。
1年前に比べ、県内のコロナ感染者が増え、
高校でもクラスターが発生しているので仕方がありません。
また青森県では原則として、対外試合や合宿、
さらに県外などから指導者を招くことを禁止する通知も出されました。
どの学校も今は、新人チームを作り上げる大切な練習期間ですが
なんとしても拡大を防がなければなりません。
嘆いてばかりいないで、もう少しチャレンジしようではありませんか。
そんなこともあって名農の研究チームも対外活動を自粛中。
いつもであれば3月は学会シーズン。フローラ時代は
日本農芸化学会、日本生態学会、日本植物学会、日本植物生理学会など
たくさんの学会主催の高校生ポスター発表会に
他の研究班とともに団体割引乗車券を使い
大所帯で県外遠征をしていたものです。
そんな時はフローラではなく「チーム名農」。
ライバル同士が手を結んで、合同練習をするなど
一丸となって乗り込んだものです。
そんな日常に早く戻って欲しいものです。
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会食自粛

2021年02月13日 | 研究
授業の中で結成された研究班ですが
どこか部活動的なノリで長年活動してきたフローラ。
当然最後は送別会が開かれていました。
会場は主に学校近隣の市町村の食事処です。
しかし2018年に準グランプリを受賞したファイナルフローラは
卒業まで2週間に迫った2月、後輩のバブルボーイズとともに東京に遠征。
その遠征先でバブルボーイズの音頭で行いました。
リハーサルが夕方まであり、すっかりお腹がすいたフローラ5名とBB2名。
中華料理店の食べ放題コースで、ついつい注文し過ぎてしまいました。
そこは後輩のバブルボーイズが先輩に代わって
苦しい思いをして平らげたのを思い出します。これはその時の様子です。
さて会食を終わって店の外に出たフローラとバブルボーイズ。
ホテルまで10分弱。もう真っ暗になった都心の街を歩いていると
バブルボーイズが叫びます。このビル、来たことがある!
それを聞いて近寄ってきたフローラたち。俺もきたことがある!と騒ぎ出します。
確かにそこは日本青少年水大賞の日本代表選考会が開催されたビルでした。
フローラの二人はじゃあ、あの角を曲がると河川協会だと急に記憶が蘇ってきたよう。
ヴィクトリア王女様に招かれて音楽を鑑賞したのもそばだといいます。
この場所から世界に羽ばたいたフローラ、ここでストップしたバブルボーイズ。
思い出はそれぞれ違いますが、先輩後輩でこんな話ができるとはなんてすごいんでしょう。
一緒に引率された先生も驚いていました。
活動の最後はやっぱりこんな感じで楽しく締め括りたいものですが
今年はコロナで会食自粛。なんだかあっけない最後になりそうです。
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今日はお正月

2021年02月12日 | 学校
本日2月12日は、旧暦の1月1日。
つまりお正月です。先人は今頃、新年を迎えていたんですね。
でも確かに旧暦の方が寒さも過ぎ、だんだん暖かくなってくる頃なので
新しい年になったというのが感じられます。旧暦は中国では「農暦」とも呼ばれ、
生活や農作業にぴったりだといわれているそうですが、妙に納得してしまいます。
さて春になったとはいえ、まだ寒いこの時期、
先人はいったいどんな暮らしをしていたのでしょう。それは記録として残っています。
まずは男性。キジ撃ち、ウサギ狩りという狩猟の他、
縄ない、つまご・みの作り、柴刈りなど農作業の準備をしていました。
次は女性。凍み大根(寒大根)や干し菜、漬物などの食材作り、
さらに炭すご、野良着作りなど生活に関する仕事が担当でした。
主食は米がとれない地域なので、毎日があわ飯、ひえ飯、そして蕎麦。
雑穀です。また面白いことに海沿いじゃない地域も
身欠ニシンやニシン漬の漬物をよく食べていました。
それは北海道のニシンの豊漁。「石狩挽歌」という歌がありますが
明治時代、北海道では年間100万トンというニシンの豊漁に沸き、
ニシン御殿が建ちました。当然この地域の人たちも出稼ぎに行ったといいます。
そんな時代だったので、どの家でも身欠ニシンを箱買いしていたようで
ニシンを使った料理が各地に生まれています。
そういえば子どもの頃のおやつは身欠ニシンでした。
ところが1957年、ニシンが突然北海道から消えます。
乱獲、気候変動いろいろいわれますが、ニシンが消えた町は一気に廃れていきました。
昔のようで最近の話です。ところがここ数年、またニシンが北海道に戻ってきています。
とはいっても2万トン弱ですが、帰ってきたニシンが注目され始めています。
ところがニシン料理などしなくなった今の北海道民。
調理習慣がすっかりなくなってしまい、現在関係者が普及に努めているそうです。
今後が楽しみです。
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進撃の名農

2021年02月12日 | 学校
校長室前の掲示板。
その年のコンクールなどの成果を賞状形式で掲示しています。
今年は、1学期に予定されていた大会の多くがコロナで中止となり
掲示板がなかなか埋まらないというスロースタート。
どうなるものかと心配していましたが、
主催者側もいろいろ対策のノウハウを身につけ
2学期になるとオンラインで開催する大会が増えてきました。
そのお陰で、ハンターズもJr.も例年並みに応募でき
リモートではありますが、多くの大会に出場することができました。
気がつくと1月下旬には、もうこのように掲示板がいっぱい。
今年はハンターズ以外のチームは受賞しても掲示していないようなので
それも含めたら掲示板が完全にもう1枚必要になるほどの快進撃を見せています。
3月は学会シーズンとなります。ハンターズと違い
卒業式が終わっても2年生がまだいる他チームは
リモートでそちらにも参加するらしいので、
さらに受賞が増えるかもしれません。
1月下旬には掲示板を埋め尽くした2020年度。
これは例年より速いスピードです。今年は厳寒となりましたが、
課題解決学習に取り組む名農生はホットに燃えています。
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オリジナルメンバー

2021年02月11日 | 研究
モノクロームの写真です。
ハンターズは2019年、初めて全員で仙台で開催された環境系の発表会に参加しましたが
マイクの前に立つのはみんな初体験。まだ発表前だというのに緊張しています。
落ち着かせるには練習あるのみ。そこで会場の廊下に集まってそれぞれ練習を始めました。
これはその時の様子。なんだか危険を感じた小鳥たちが集まって震えているように見えます。
しかしハンターズはこの初陣でいきなり最優秀。続く全国大会でも3位入賞。
今年、快進撃を見せたハンターズはここからスタートしているのです。
色にあふれた日常なので、こんなモノトーンの写真も新鮮でいいものです。
ところでこの後ろ姿のハンターズ。数えてみると5名います。
でも新聞によく出てくるのは男子4名。いったいどうしたのでしょう。
実はある女子メンバーが事情により途中で転校することになったのです。
とはいってもメンバーと決裂したわけではなく、
今も連絡を取り合っている仲なので、ご安心してください。
現在、ハンターズは恒例の卒業アルバムを制作しています。
編集してみると、なんと転校したメンバーもアルバムのほとんどに写っています。
それもそのはず。三和土の分析を休日返上で一生懸命取り組んでくれたからです。
彼女がいなければグランプリはもちろん、国内大会にすら応募できなかったと思います。
グランプリを受賞した写真には、残念ながらその姿はありませんが
今も彼女が大切なメンバーであるのは間違いありません。
後ろ姿のモノクローム写真ですが、ハンターズにとってこの1枚はとても意味ある宝物です。
そんなこともあり完成したアルバムは彼女にも届ける計画をしています。
このモノクロームの写真はアルバムの裏表紙を飾るもの。
もちろんこれこそがトレジャーハンターズだからです。
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