goo blog サービス終了のお知らせ 

花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

青天の霹靂

2015年10月23日 | 研究
青森県念願の特A米「青天の霹靂」が先日販売され
青森県では大いに盛り上がりました。
名農生に聞いても、もう食べたという人が意外に多く
その注目度の高さには驚かされます!
このランクづけはいったい誰がしているのでしょう。
それは一般社団法人の日本穀物検定協会。
穀類を科学的に分析して評価する法人です。
しかし特Aなど食味を決める試験はなんと科学的データを用いず
専門家の官能調査、つまり食べて決めているのです。
基準米に食べ比べ「外観、香り、味、粘り、硬さ」から
総合評価するのですが、基準米がなんと
各地で生産されたコシヒカリをブレンドしたもの。
基準がコシヒカリとはなんとハードルが高いのでしょうか。
27年度米の結果は来年2月に公表されますが、
毎年特Aになるとは限りません。
したがって関係者は毎年どきどきすることになります。
さてみなさんはお米の食べ比べをしたことがありますか。
当然炊き方などの好みもあるので一概に日本穀物検定協会通りの
結果にはなりませんが、こんなにも品種で味が違うのかと驚かされます。
そこでチームフローラフォトニクスでは
「青天の霹靂」がデビューしたのを記念して
今年のアグリチャレンジ展では久しぶりに米の食味試験を行うつもりです。
青天の霹靂と比べてもらう品種はまだ決めていませんが
ご来場の際はぜひ挑戦してみてください。
コメント

浸水!

2015年10月23日 | 研究
ここはこどもの国。
八戸市民に愛されている公園です!
6月に池へ設置したバイオエンジンを2年生が回収しました。
素足で入るには水が冷たすぎると
長靴を脱がない彼らは、水が入らないように
スローモーションのような動きです。
しかしあんまりゆっくり歩くので作業が進まず
水中に長い時間いるので、気がついたら
長靴の中に水がしみ込んでいました。。
どうやら長靴を履いても履かなくても
濡れることには違いがなかったようです。
全部で20基をトラックにつけるのは大変な労力。
それでも今回をもってバイオエンジンはほとんど回収終了。
お疲れさまでした。
コメント (2)

魔法のスプレー!

2015年10月22日 | 研究
目の前にふたつの液体が入ったスプレーがあります。
このスプレーをそれぞれ植物にかけるとあら不思議。
背が伸びなくなったり、葉色が濃くなったりするなど
いろんな変化があらわれてきます!
実はこの液体、左がブラシナゾール(Brz)。
そして右がアミノレブリン酸(ALA)。
光を操るTEAM FLORA PHOTONICSには
なくてはならない魔法のスプレーです。
右のALAは園芸店で誰でも手にいれることはできますが
左のBrzを持っている方はなかなかいないと思います。
なぜならチームがこのBrzを手に入れた時、
価格は1g500万円でした。
もちろん買える訳がありません。
この薬品は理化学研究所からいただいたもの。
頂いたのはなんと3g。1500万円以上です。
一度に使う量はほんのわずかなので
7年経った今でもまだ使っています。
コメント (2)

ありがとう!

2015年10月22日 | 研究
毎週のようにバイオエンジンの回収に当たっているチーム。
今回は三八城公園のひょうたん池にやってきました。
この池は設置してから水位が度々変化するので困っていました。
それでも枯れずになんとか秋まで頑張ってくれたサンパチェンス。
しかし迎えに行ったときは、もうかわいそうなボロボロ状態でした!
時には深水、時には過乾燥、拷問のような環境の変化にあい
おそらくかなりのダメージを受けたものと思われます。
トラックにバイオエンジンをつけおわり帰ろうと思ったとき、
公園の清掃を担当している方から、
「きれいだったよ。ありがとう」という言葉をいただきました。
サンパチェンスに聞かせてあげたいひとことでした。
さて明日は大学で開催される研究コンクールの表彰式。
3年生が久しぶりに東京を目指します。


コメント

シクラメンあります。

2015年10月21日 | 園芸科学科
名農の第2農場のガラス温室にずらりと
並んだピンクのシクラメン。
名農祭りの目玉商品のひとつで、
ピンクだけでなくさまざまな種類が並んでいます。
毎年この時期、新聞などに栽培風景が紹介されるので
名農祭に行けば買えることを
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
今年の名農祭は10月31日~11月1日の2日間。
販売は園芸科学科で主に草花を学んでいる
名農生が担当します!
コメント