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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

スッキリ!

2015年10月07日 | 研究
今年は春からバイオエンジンの製作と設置の連続で
チームの本拠地である光実験温室は散らかし放題。
忙しいときは座る暇もないので、気にしなかったのですが
さすがにこれでは居心地が悪いので、研究が一段落した先日、
2年生に掃除をしてもらいました。
机の上にものがなくなり、とてもすっきりしたではありませんか!
例年、チームは名農主催のコンクール「アグリチャレンジ」の表彰準備、
名農祭でのアグリチャレンジ展運営、その合間をぬって発表会へ参加しています。
すでに3年生は東京理科大での発表会、
2年生は日本科学未来館で開催されるグーグル主催の
発表会参加などが決まっており、チームのスケジュールは
もういっぱいになりつつあります!
ちょっとの時間を有効活用してくれた2年生に感謝です。
さて先週末、静岡の富岳館と京都の桂の合同チームから連絡を受けました。
2校とも農業クラブを始めさまざまな大会で日本一を受賞している有名校ですが
合同で芝の調査のため種差海岸に行くので、チームもこないかというお誘いでした。
あいにく当日は先約があり合流できませんでしたが
チームのホームグラウンドである種差をご案内できず残念でした。
地元だけでなく、日本全体を私たちのフィールドと捉え
全国規模で活動をする農業高校が増えているようです。
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光にこめられた思い!

2015年10月06日 | 環境システム科
名農の学校設定科目「起業チャレンジ」で
ある模擬法人が栽培しているレタスです!
このところ低気圧の来襲で日照時間が減少していますが
ご覧の通り、LEDが太陽の代わりをしているので
驚くほど元気に生育しています。
さて彼らが利用しているこの照明装置には
赤、緑、青、つまりRGBの3色のLEDが搭載されています。
RGBはご存知の通り光の3原色で、これらを組み合わせることで
コンピュータのヂィスプレイと同じように
どんな色でも作ることが出来ます!
この照明装置も3原色の原理を利用できるため
3色の強度を制御するいろいろな色を作ることができます。
これとまったく同じものが南極の昭和基地で使われいるくらい
これはとても優れた装置なのです。
さて、この光の色をご覧下さい。
どうやらこの模擬法人では赤の光量を少し増やしているのがわかります。
赤はレタスの葉を柔らかく大きくする光。
彼らがどんな野菜を消費者に提供したいのかが
光を見ればよくわかります。
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白いイチゴ?

2015年10月06日 | 研究
チームはかつて育種に取り組んでいた時期があります。
その際、親に使ったのがこのイチゴです。
どこにもありそうなイチゴですが
このイチゴは他にない特徴がひとつあります。
なんと食べる部分が赤ではなく白なのです!
でも食べるとちゃんとイチゴの味がします。
ただし原種なので食べる部分は爪ほどの大きさしかありません。
以前、白いリンゴを開発した際のきっかけが
当時、とても話題になった白いイチゴの誕生でした。
リンゴが白くなったらイチゴ以上に話題となるはず。
そう考えて取り組んだのですが、その時のイチゴは
このような野生のイチゴではなく、
改良された大きな白いイチゴでした。
白いイチゴが世に出てから何年も経ちますが、
残念ながら見たことはありますが
まだ一度も食べたことがありません。
機会があったら挑戦したいと思います。
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イチゴ苗作り

2015年10月05日 | 環境システム科
チームがいつも使っている馴化温室は3つの小部屋に区切られています。
そのひとつにたくさんのイチゴ苗を発見しました。
どうやら水耕栽培装置を使って苗を育てているようです。
環境システム科ではイチゴ専用の立体水耕栽培装置を持っています。
今春は近くの幼稚園児を招いてイチゴ狩りを体験してもらいました。
植え付けてからもう1年あまり。
2~3年は苗をそのまま使えるのですが、
今回はいろいろな問題が発生したため
思い切って苗の更新に取り組み始めました!
しかし装置に使う苗は300株以上。
購入したらかなりの金額になります。
そこでランナーを採り、自分たちで苗に育てているようです。
面白いのはさまざまなタイプの装置を使っていること。
実験のためなのか、はたまた装置が足りないからなのかは
よくわかりませんが、チームとはまた違う取り組みに感心させられます。
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マーケティングとコンテスト?

2015年10月05日 | 研究
チームの3年生がビジネスプラン作りに挑戦しています。
もちろん2年生の観光プラン同様、
頭の体操、リフレッシュタイムです。
思いつきを頭の中でイメージ化し、
それを言葉や図にしてみるのですが
今日はなんと銀行の方が彼らが作ったビジネスプランの
ブラッシュアップのため講師としてやってきました。
受講生はわずか5名、贅沢な話です。
でもよくお話を聞いていると
なんだか聞き慣れた言葉がよくでてきます。
なんとこれは2年次に学んだマーケティングに
出てきた内容と同じではありませんか!
ビジネスを考えるときはマーケティングの発想が必要不可欠。
まさかこんなところで学んだことが活かせるとは思いませんでした。
ビジネスプランコンテストに最も多く応募するのが
商業高校であるというのも納得します。
今まで挑戦したことはありませんでしたが
マーケティングの授業の中で、
ビジネスプランを考えてみるのも良い勉強かもしれません。
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