防災マップ

これは八戸市の防災マップの一部です。
場所はチームが活動している種差海岸。
ちょうど写真の中央あたりがサクラソウ自生地です。
真っ赤に塗りつぶされていますが
これは津波で約10mぐらい浸水するという場所です。
このマップから見ても東日本大震災では
自生地が津波に飲み込まれたことがわかります。
震災から４年目の2014年。
今年も調査を続けたいと考えています！

前の住人

草花温室で見つけたシクラメンです。
白と赤の２種類の花びらをもっており
八重咲きに見えますが
本当のところはよくわかりません。
それにしても白と赤のコントラストが
とてもおめでたい雰囲気を出しています。
今のシクラメンは品種改良が進み八重咲きはもちろん、
香りのするシクラメンや青いシクラメンなど
いろんな品種が出てきました。
このように温室には数こそ少ないのですが
シクラメンがまだ咲いています。
とはいってもシクラメンは昨年冬までの前の住人。
今はサイネリアが温室の主役となっています！

本丸

現在、工事が進んでいる実験室。
環境システム科の本拠地となる施設です。
今年度募集が始まったばかりで、
現在は本格的な実習をする機会は少ないのですが
２年生になるといよいよ各論を学ぶことになります。
名農は創立70周年を迎える暦のある農業高校とはいえ、
環境システム科が学ぶのは新しい施設環境工学や
施設に置ける植物生理などの新分野。
新たにチャレンジするものばかりです。
そんな勉強をするこの実験室はもちろん、
配管や溶接などを学ぶ新しい工業棟こそ
環境システム科の本丸なのです！

氷上レース

道路が雪で覆われています。
名農生はみんなここを歩いて登下校します。
しかし気をつけなければならないことがあります。
雪の下はなんと氷なのです。
時折、気温があがって雪がとけだしますが
また朝夕で凍るためこのように
スケートリンクのようになるのです。
したがって人も自動車も氷上レース！
自然と足腰が鍛えられます。

長花柱花と短花柱花

これは西洋サクラソウのプリムラです。
2011年に２年生だったメンバーが人工授粉をして
結実させた種子から育ったものです。
よく見えませんが左の花は花の中央に雌しべが見えます。
しかし右は逆に黄色い雄しべしか見えません。
雌しべのことを「花柱」というため
左の雌しべが長いタイプを長花柱花、
右の短いタイプを短花柱花といいます。
サクラソウの仲間は自家受粉をさけるため
このような２つのタイプの花を作り出し
その間でなければ結実しにくいように進化しました。
ホームセンターでもプリムラは格安で販売されています。
ぜひ店頭で２つのタイプを見つけてみてください。
プリムラは宿根草なので屋外に植えても大丈夫。
雪がとけると元気に花を咲かせます。
プリムラとは最初という意味があるそうです。
春真っ先に咲く姿が名前となりました！