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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ビジネスプランナー

2014年01月04日 | 研究
高校生ビジネスプラン・グランプリというコンテストが
日本政策金融公庫主催で今年初めて行われます。
嬉しいことにチームの2~3年生が提案したプランが
1500もの応募作品の中から最終審査に残りました。
いつもとはまったく違う分野!
さらに出場校を見ると名門高校ばかりでびっくり。
ところがチームはマネージメントのプランを立てるのも初めての新参者。
当たって砕けろの精神で頑張るしかありません。
大会は1週間後の1月11日(土)。
3名の2年生が代表で出場します。
せっかくの冬休みですが、
休んだ気にならなかったかもしれません。
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柿酢作り

2014年01月03日 | 生物生産科
こちらは同じ妙丹柿を使って柿酢を作るプロジェクト。
生物生産科の食品製造チームの研究です。
柿をつぶして容器に入れ、発酵するのを待っています。
話を伺ってみると、なかなか発酵せず苦労しているようです!
渋があると発酵しにくいのでしょうか。
うまくいくと春には酢に変わるはず。
今まで妙丹柿ではこのような加工法はなく、
新商品開発として、とても楽しみにしています。
食品製造チームの取り組みに、乞うご期待!
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柿の渋抜き

2014年01月03日 | 研究
たびたび紹介しているチームの妙丹柿の新しい渋抜き研究。
先日、地元新聞にも大きく取り上げられたので、みなさんにもご紹介します。
まだ硬い渋柿を真空パックします。
私たちのパックでは妙丹柿が4個入りました。
これをそのまま室温で保存します。
収穫しても柿は生きているので呼吸をしています。
当然、真空パックでは酸素がいくらもないため柿は息苦しくなります。
また1週間もするとパックの中は写真のように自分が吐いた二酸化炭素で充満してきます。
このような状態になると柿は体内にアセトアルデヒドが合成されます。
そしてアセトアルデヒドによって渋い可溶性タンニンが
口に入れても溶け出さない不溶性タンニンに変化するのです。
これがチームが考案した渋抜きの原理です!
ドライアイスの入れた袋に柿を入れて渋を抜くという方法がありますが
これと同じことが袋の中で起きているのです。
冷たい外気の中に放置すると呼吸が抑えられ
なかなか袋の中に二酸化炭素がたまらないので注意が必要です。
チームはこの袋に紫外線を照射すると、より早く渋が抜けることも確認しました。
2年かけて取り組んできましたが、とうとう完成しました。
紫外線がなくても真空パックに約10日ぐらい入れるだけで
果肉が硬い状態で渋が抜けるので、ぜひみなさんも試してください。
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寒じめ野菜

2014年01月02日 | 環境システム科
大粒の砂のようなものから緑の葉が出ています。
どうやら小松菜のようです。
環境システム科では1年生に水耕栽培を学ばせます。
もちろん農業の中に、工業的要素を取り入れて学ぶ学科なので
この水耕栽培装置は彼らの手作り。
今までの学科ではありえないことです!
ところでこの小松菜は無加温のビニールハウスにありました。
加温された温室でも同じ装置で小松菜を栽培していましたが
それに比べるとずいぶん小型です。
寒くて大きく育たないのです。
栽培法のひとつに「寒じめ」というものがあります。
ある程度温室で育てておいて、出荷前に寒さに当てる栽培方法です。
すると植物は低温に合うと細胞が凍らないように糖度を上げます。
したがって寒じめ野菜は見た目は悪いのですが甘くて美味しいのです。
青森県ではスーパーマーケットでも割高で販売されています。
このように幼い時から寒さに当たられたこの小松菜は
果たしてどうなるのでしょう。
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葉牡丹

2014年01月02日 | 学校
玄関の前に並ぶ葉牡丹です。
寒さに強く雪が降ってもきれいな色を保っています。
さて毎年、校舎に続く坂道に花で
「ようこそ なのうへ」という文字を作っています。
しかし冬になると寒さのため花の苗も枯れてしまいました。
そこで文字が葉牡丹に変わっています!
それもwelcomeと英語表記です。
ぜひご自分の目でお確かめください。
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