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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

法光寺と名久井岳

2009年06月11日 | 学校
名久井岳のふもとに白華山法光寺という由緒正しいお寺があります。
執権であった北条時頼により弘安2年(1279年)開基されたと資料には
書かれています。マンガ「日本昔話」にも出てくるぐらい有名です。
その法光寺の近く斜面は一面サクランボやリンゴ畑です。
ここはそんなリンゴ園のひとつ。見学させてもらいました。
この大きな大きな木は「祝」という古い品種。
夏の青いリンゴですが、ご存知ですか?
この木は65年以上経っている老木だそうです。
名久井岳も大きくみえる農園では薬剤散布が行われていました!
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工業をしのぐ「もの作り」!

2009年06月10日 | 研究
これは課題研究のあるグループが取り組んでいる野菜の物理的防除実験ハウス。
トマトやナスなど4種類の野菜が栽培されています。
このハウスを害虫が侵入しないように不織布で覆ったり、
病害虫を寄せ付けにくいコンパニオンプランツを間に植えたりして
資材などを活用して減農薬栽培をしようというものだそうです。
この日は大きな換気扇を2つ取り付けていました。
ハウス内の空気を循環させ病気の発生を抑えるのだそうです。
自動で温湿度を記録するデータロガーも取り付けられています。
工業高校では「もの作り」教育が盛んですが、
農業でもこのように施設園芸ではさまざまな装置を考案して
環境の制御に挑戦します。まさにロボットのようなハウス。
電気や機械、情報処理などが大好きな男子にはたまらないでしょうね。
ただし植物の生理生態がわからないと製作できないので、
工業よりは難しいけれどロボコンよりはダイナミックで楽しいそうです!
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ハチの大量死?

2009年06月09日 | 学校
学校近くのリンゴ園でこのような細い竹を切って束ねたものを
発見しました。よく見ると1個だけではありません。
これはマメコバチという蜂を集める道具なのだそうです。
この筒の中にはいるんでしょうね。そしてここに住み着いた
蜂にリンゴの受粉をしてもらうのだそうです。
しかし、どこにも蜂の姿は見えません。
でも安心、お話だと今はこの方法は行わず
蜂の代わりに人が人工授粉をしているからだそうです!
蜂の大量死が話題になっていますが、それとは関係ないようです。

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名久井岳で天気予測

2009年06月08日 | 学校
昔から農家は地元の山の姿や風向きなどから
今後の天気を予測していましたが、
南部町でも名久井岳をみると天気の変化がわかるといわれています。
ここは第3農場のサツマイモ畑です。奥にぼんやりですが
名久井岳がみえます。先ほどまでは鮮明に見えていたのに
30分もしないうちに霞んでしまったのです。こうなると雨が
降ってくる可能性があります。案の定、この後1時間もしないうちに
霧雨が降り始めました。ごく限られた地域だけ考えると
このような経験から蓄積した民間の天気予報の方が当たります。
名久井岳はこんなに役立つ山なのです!

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まもなくさくらんぼ狩り!

2009年06月07日 | 学校
南部町名物である今年度の名川さくらんぼ狩りの開催期間が
6月20日~7月12日までに決まったようです。
この時期になると町中、さくらんぼであふれます。
名農の果樹園でもさくらんぼが徐々に大きくなってきました。
さくらんぼというと山形が有名ですが、実は青森県は
全国2位生産地。そのほとんどがこの南部町なのです。
名農生もPRのためのさくらんぼ娘をつとめます。
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