
蕾だったクリスマスローズ「シューティングスター」がとうとう開花しました。
この白い花は親である原種ニゲルから、
明るい葉色はこれまた親であるステルニーから頂いた形質ではないでしょうか。
春先の殺風景な野原の中で存在感を示しています。
この花が目立つ理由はこのような花や葉の色だけではありません。
実は咲き姿です。一般的にクリスマスローズは花を地面に向けて
うなだれたように咲きます。したがって露地に咲いた花を見たいときは
花を手で上に向けるか、自分が地面に這いつくばる必要があります。
これが玄人好みといわれる所以のひとつです。
ところがこのシューティングスターは花首が太いのか真横を向いて咲きます。
その姿がなんとも凛として見事なのです。
さてシューティングスターは咲きましたが、同じ場所で育っている
花色がきれいなオリエンタリス種は、まだ蕾すらありません。
オリエンタリス種は正しくはクリスマスローズではなく
レンテンローズという愛称があります。
なぜならキリスト教の復活祭(イースター)40日前ぐらいから咲き始めるからです。
2025年のイースターは4月20日。ということは3月中旬から4月中旬ぐらいまでに
咲くはず。そろそろ蕾が顔を出してもいい頃です。
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