
FLORA史上、最高に美しい場所での活動です。ここは南部町の法光寺。
今から約700余年前(鎌倉時代)北条時頼が、奥州行脚の旅の際、
夢想軒の庵主に一晩の宿と心からのもてなしを受けたお礼として
開基されたと伝わる名久井岳のふもとにある名刹です。
彼らの後の三重塔「承陽塔」は国の有形文化財。
そんな歴史のある寺院の池に入っているのは2017年、3代目FLORAです。
彼らはここにハスの花を咲かせようとしているのです。
なぜなら法光寺の山号は「白華山」。北条氏が訪れた際に咲いていたからです。
しかし今は環境の変化なのか、その姿は消えてしまいました。
住職さんと相談して大本山である永平寺からハスの種をいただき取り組みますが、
夏でも痛くなるようなあまりの水の冷たさに悪戦苦闘。
700年ぶりにハスの花を咲かせたいと2年間も取り組みましたが
FLORAは2018年に解散を決めていたこともあり
結局時間切れで咲かせることはできませんでした。
そこで本家草花班に夢を託しますが、こちらも思うように行かなかったようです。
住職さんもマスコミも期待していただけに、今も悔いが残ります。
FLORA最大の失敗。機会があればリベンジしたいものです。
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