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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

お蔵入り

2022年10月28日 | 研究
土肥実験室での様子。
左はこの夏、世界大会に出場したFLORA HUNTERSの2人。
何やら分析しています。しかしこれは2年前、2020年の夏の写真。
つまり彼女たちはまだJr。研究をしてみたいと応募してきた1年生でした。
右にも数名男子メンバーがいますが、彼らはTreasure Hunters。
今年、水の世界大会に招かれた2人の姿もあります。当時の彼らは3年生。
たぶんオンラインの国際審査を受けている時期だと考えられます。
この頃のTreasure Huntersは、自分たちの発表練習で忙しいため
1年生の彼女たちにつきっきりで指導する余裕がなく
このように同じ土肥実験室に集まっていますが
それぞれが自分たちの分析や発表練習などに取り組んでいました。
しかし必死で世界大会に挑む先輩たちの姿は
無言で彼女たちを刺激していたようで、秋には自分たちも国内予選会に出場。
当然ながら予選落ちでしたが、翌年は正式に環境研究班に入り、
FLORA HUNTERSを結成しています。おそらくこの写真の頃に
自分たちも世界を目指そうと思ったのではないでしょうか。
しかし実はここで彼女たちが取り組んでいるのは、
この夏、世界で披露した塩害抑制研究ではありません。
確かこの時期は、すでに塩害抑制研究はある程度形になっていて
もうひとつの研究に取り組んでいました。それが水質浄化。
これがまた面白い結果が出ていて、この約2ヶ月後に締め切りの
水の国内大会に水質浄化と塩害抑制のどちらで応募しようかと悩んだぐらいです。
最終的に塩害抑制でチャレンジしましたが、2年生に進級した彼女たちは
1人が塩害抑制、もう1人が水質浄化と分かれて研究を継続。
しかし3年生になって塩害抑制研究が国際大会に出場することになったので、
彼女たちは再び合流。今年は2人で研究に取り組みました。
そうなると気になるのが水質浄化研究の行方。アイデアの一部は小出しに
コンクールへ応募していますが、壮大な研究はまだ未完成でお蔵入りしています。
もし環境研究班がお取り潰しにならず、来年も存続する奇跡が起こったら
間違いなく彼女たちが残してくれた水質浄化研究の封印を解くことでしょう。

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