健康野菜を食卓に

植物にとって硝酸は大切な肥料分です。
しかし天候などの影響で生育が悪くなったりすると
吸収した硝酸を使いきれずに植物体の中に残ってしまいます。
これら別の物質に変わったりして人間の健康を脅かすというのです。
ＥＵでは流通する野菜の硝酸イオン濃度の基準を設けるぐらい
気にしていますが、日本では数値の規制はありません。
だからあまり騒がないのかもしれません。
しかし将来、野菜などの作物を輸出することも考えられます。
そのためチームでは野菜の硝酸を減らす研究を行っています。
実は４年前、チームの先輩がある方法で減らすことに成功し
いろいろな大学の発表会で高く評価されました！
日本一を受賞していないのであまり記憶にないかもしれませんが
研究成果を掲載した発表会の記録冊子は今も販売されています。
そこでＴＰＰが話題になっている今こそ、
このテーマが大切だと考え、再度2年生が復活させました。
しかし減らす手法はまったく異なりますが
予想以上に面白い結果が出そうです。