花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

決戦は土曜日!

2024年10月05日 | 研究
オンラインで行われる発表会に臨むFLORA3年の女子2人。
おかしなことにパワーポイントに音声を録音しています。
実は、万が一、回線が繋がらなくなった場合に使うもののようで
大会事務局の指示で事前に録音して提出することになりました。
そんなことで大会の数日前の先日、バタバタと録音したのです。
でも本大会ではオンラインではありますが、生で発表する予定。
したがって頑張って録音しましたが、当日はまったく使わない可能性が大のため
なんだかもったいない気がします。
さてそのオンライン大会は本日土曜日。
朝9時30分過ぎから夕方4時頃まで行われます。
学校は15時過ぎには鍵がかかるので、今回は農場事務室で行う予定です。
ステージで発表できれば、きっと楽しいとは思うのですが
こればっかりは仕方がありません。
決戦に残った高校は全部で5校。
FLORA秋の陣が始まっていますが
まだ結果が出た大会はごく一部だけ。
収穫の秋を思いっきり楽しんでもらいたいものです。
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5年ぶりのチャレンジ?

2024年10月05日 | 環境システム科
この賞状は今から5年前の2019年にいただいたもの。
それも文部科学大臣賞。受賞したのはBubble Boys。
賞状には環境研究班とありますが、実は施設園芸研究班のメンバー。
2年生になってやっと中学時代から憧れていたTEAM FLORA PHOTONICSに
とうとう入れると思っていたところ、無情にもFLORAは解散を宣言。
募集しませんでした。結局、施設園芸班に入りましたが
後日、彼らがショックを受けていると耳にしたため、研究班のゆるしを得て
2年生の夏から1年半だけ特別に環境班として活動を認めることにしました。
最初の半年間は最後のTEAM FLORA PHOTONICSが指導。FLORAの流儀も伝えました。
彼らが研究したのは農薬を泡にして噴霧する研究。
ある展着剤を混ぜて泡スプレーを用いるとムース状の泡となり
農薬使用量とドリフトを防げることを証明しました。
化学薬品を使っているにもかかわらず反響は大きく、
なんと地元の農家からも絶賛。こんなに地域が話題にしたこと滅多にありません。
そして3年生の夏に文部科学大臣賞。それだけ皆さん、農薬で困っていたのだと思います。
彼らが3年生になった時、気まぐれなFLORAは再度2年生メンバーを募集。
したがって彼らは半年だけ教わったFLORAの流儀をもとに
環境研究班の後輩たちに指導していきます。それがTreasure Hunters。
翌年ストックホルム青少年水大賞で世界一になったメンバーです。
もちろんTreasure Huntersはレジェンドですが
それを育てたBubble Boysの指導も研究も見事。
嬉しいことに今年2年生が再び泡農薬の研究を再開させています。
さて今日はオンラインの発表会に3年生が出場します。
この大会は5年前、Treasure Huntersが文部大臣賞を受賞したのと同じ大会。
あれから誰も挑戦するメンバーがいなかったので5年ぶりのチャレンジとなります。
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