花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ライトマジックショウ

2024年10月03日 | 環境システム科
これは2年生の男子が栽培しているハクサイ。
一般に用いる液肥ではなく、あまり使われない肥料で栽培しています。
この肥料の違いが彼の大きな研究のポイントですが
1学期は予想通りの結果になったのですが、
どうも小ぶりになってしまい商品としては価値が下がってしまいました。
そこで2学期はリベンジ。赤と青のLEDを照射して
成長を促すことにしました。
これが植え付け2週間ほどたった現在の様子。
上は太陽光、下はLEDも照射して育てています。
その差は歴然。立派な葉に育っています。
2009年の結成時のTEAM FLORA PHOPTONICSなら
こおどりして喜んだと思いますが、今のFLORAには想定内。
狙った通りの結果で、特別驚くことはありません。
なぜならTEAM FLORA PHOTONICSは10年間に渡って
LEDと植物の関係を研究しており、長年の経験から
どの光をどれぐらい照射すれば成長するかがもうわかっているからです。
とはいっても2年生の主任研究員にとっては初めての出来事。
まるで光の魔法を見ているかのように驚いています。
しかし彼の本当の狙いはハクサイの成分。
こちらは分析しなければわかりませんが、なんだか手応えを感じています。
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なんということでしょう

2024年10月03日 | 環境システム科
2年生の3名が水質分析が早く終わったので
30分という短い時間ですが、土肥実験室の整理をしてくれました。
ビフォーアフター。これは片付け後の実験室。
ご覧ください。6つの机上はスッキリと何もありません。
当たり前といえばそれまでですが、2年前はなかなか片付きませんでした。
なぜならゴミ箱や米びつに穴を開けてミスト栽培装置を作る人、
富栄養化池沼を蒸発させる装置を製作する人、
水冷水耕栽培装置を組み立てる人などモノづくりをする研究が増えたから。
装置は試行錯誤しながら1ヶ月ぐらいかけて作ります。
そのため途中で片付けるわけにいかず、そのままにして解散。
その結果、常に机にモノがある状態になってしまったのです。
しかし今年はそんな実験も一段落。さらにミスト研究も一段落したので
このような整理が可能となったのです。
でもまだガラス戸棚とか段ボールの中はそのまま。
農閑期となる冬場でも続きができたらと考えています。
きれい好きの2年生に感謝です。
気がつくともう10月。収穫の秋に突入です!
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