花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

お疲れ様でした

2024年03月25日 | 学校
今日は終業式。2023年度の授業もこれにて終了となります。
お疲れ様でした。また終業式の後には離任式も行われます。
お世話になった先生方、ありがとうございました。
さてこちらはFLORA HUNTERS AQUA。
2月に仙台で行われたビジネス系の発表会に参加した際のものです。
FLORAもこれが今年度、最後の大会となりました。
振り返ってみると今年の2代目HUNTERSは「元気」。
今まで以上に積極的に研究や発表に取り組んできました。
しかしメンバーによっては理解しているものの、
いいたいことが頭の中でまとまらず、空回りしてしまった人もいます。
さてまもなく2024年度がスタート。
同じ失敗を繰り返さないよう、自ら策を練り、
リベンジできる練習をしてほしいものです。
でも大丈夫。事に立ち向かうすべての原動力は「やる気」。
人並み以上にやる気のある2代目なので
きっと乗り越えてくれると信じています。
なお仙台が最後の大会と思っていたら30日の東京の発表会に出場決定。
まもなく代表2名が正真正銘、今年度最後の最後の大会に臨みます。
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新生環境班に受け継がれるFLORAの流儀

2024年03月25日 | 環境システム科
2018年に解散した環境研究班ですが、
2019年のコロナ禍真っ只中、Treasure Huntersとして復活。
ただし先輩も後輩もいないという寂しいスタートです。
左は3年生になったメンバー。夏には三和土を使った集水と土壌流出の抑制技術開発で
オンラインですが国際大会への出場がすでに決まっていました。
日本代表はFLORAにとって3度目、環境班になってから2度目の快挙です。
さてそんな大会間近のHuntersですが、右の女子たちを指導しています。
こちらは2020年のJr.。先輩方からキャピラリーバリアの作り方について
アドバイスをいただているところです。
このJr.制度は解散したTEAM FLORA PHOTONICSが育てた文化。
復活した環境研究班はTreasure Hunters。どこにもFLORAの名前はありませんが、
このようにFLORAの文化であるさまざまな流儀を継承していました。
これは先輩Bubble Boysの功績。FLORA代わりとして伝授してくれた成果です。
さてTreasure Huntersは国際大会で念願のグランプリ。大暴れします。
またJr.はこの後、1年生ながら水の国際大会国内予選にエントリー。
代表にはなれませんでしたが、翌年再挑戦して日本代表に輝いています。
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こんなん出ましたけど〜

2024年03月25日 | 環境システム科
昨年、FLORAはミスト栽培を行いましたが、苗は鉢に植えて栽培したもの。
きれいに土を落として使っていました。
節水という数時間に15分間しか吸水できない過酷な環境で栽培するには
あまり幼い苗を植えては萎れてしまうと思ったからです。
しかし甘やかさず、幼苗時期からミストに当てたら
もしかしたら早く湿気中根が出てきて、意外と環境に適応するかもしれません。
そんなことで本葉が出てきたばかりの早い苗をミスト環境に植えてみました。
するとどうでしょう。これは植え付けてまだ5日目のインゲンの根です。
白くて細い根がたくさん出てきたではありませんか。
明らかに鉢植えの苗とは違う根。湿気中根です。
こんなに幼くても特殊能力を持っていることに感動です。
さて次はレタスなど葉菜類の番。こちらも楽しみです。
しかし彼らが播種したインゲンの発芽率は50%程度。
さらにレタスなどは播種して2週間も経つのに1cmにも育っていません。
かなり寒いのです。予定では4月2日に実験スタート。
新2年生もTEAM JAPANの一員なので、動員する予定ですが
肝心の苗が育たないと何もできません。
このように植物を使った実験は、実験以上に植物を育てる難しさがあります。
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