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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

エール

2021年05月22日 | 研究
環境班3代目フローラハンターズは、
先輩のチームフローラフォトニクスやトレジャーハンターズから
引き継いだ倉庫を持っています。持っているといっても実験室の準備室。
勝手に倉庫がわりに使っているだけです。
先日、その倉庫を片付けていたら懐かしいものを発見しました。
それがサクラソウの造花。でも私たちが知っている
サクラソウとはちょっと雰囲気が違います。
確か手に入れた時も、あんまり似ていないので違和感を感じた気がします。
それはともかくこの造花、3代目フローラが初めて
ストックホルム青少年水大賞に出場した際、北欧までついて行った歴史の証人なのです。
任務は発表する際にメンバーの胸を飾ること。
女子2名男子1名は、このサクラソウを胸ポケットに挿してプレゼンしました。
ラベンダーの香りを嗅ぐとタイムスリップするのは「時をかける少女」。
このサクラソウの造花も一瞬で10年前の記憶を呼び起こしてくれました。
さてあれから10年。奇跡的にその後、2度も日本代表に選出され
驚くことにグランプリ、準グランプリを受賞することができました。
火事場にいる時はみんな無我夢中で飛び歩いているのでわかりませんが
振り返って見ると、この貴重な体験を通してメンバーは確実に育ちました。
コロナ禍の今、みんなとんでもない環境に身を置いていますが
あの忙しく緊張した大会に参加した頃と比べればどうってことありません。
おそらくひるむことなく社会人や学生として精進しているはずです。
2021年のストックホルム青少年水大賞は、
この夏オンラインで開催されると聞いています。
おそらく今が準備のため一番辛い時期。大会は暑い真夏ですが
今年も日本の高校生が熱く活躍することを期待してエールを贈ります。
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トリビアのタネ

2021年05月22日 | 研究
フローラハンターズのメンバーが何やら不思議なものを浸しています。
フレンチトーストでも作っているように見えますが
ゴム手袋をしているので、なんとなく食べてはいけないことがわかります。
浸けているのはパンならぬ、ロックウールブロック。
水耕栽培を行う際、土の代わりになるものです。
そして液体は卵ではなく、ある薬液。
彼はいろいろな薬液に浸しては、
水耕栽培に与える影響を探っているようです。
面白いのは彼の興味の対象は作物の生育ではなく、
ロックウールブロックそのもの。
太陽の日差しが差し込む温室に放置して
どんな変化が起きるか探っているようです。
まだまだアイデアというよりはトリビアのタネ。
フローラは、結成当時からこんな思いつきを試しては
失敗するルーティンの連続です。
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違和感

2021年05月22日 | 
先日、今まで見たこともない飲み物をいただきました。
その名も「パインサイダー」。
しかしまったく果汁が入っていないのでジュースとは呼べません。
妙な違和感を感じたのは、パインサイダーの上に書かれている文字。
「やまがた」です。社長の名字?、それとも会社の名前?
答えはまさかの山形県でした。でも山形県でなぜパインでしょうか。
とうとう栽培できるようになったのでしょうか。
しかし突然ひらめいたことがあります。
それはボトルの色。コップに入れて見ませんでしたが
おそらく飲み物自体、黄色だったと思います。
赤や黄色の色素、そして山形県といったら「ベニバナ」。
もしかしたら特産のベニバナで黄色に着色しているのではと思い
裏の表示を読んで見ると大正解。
よく見るとキャップにも赤い花のイラストが描かれていました。
果汁が入っていないうえに色はベニバナ。
特産品を使った商品ではありますが、パインのパの字もありません。
それ以上にやまがたとパインの組み合わせが気になる不思議な飲み物です。
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