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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

雪つり

2020年12月15日 | 学校
学校の松に雪つりが施されました。
毎年農場の先生方が協力して作業されますが
名農の冬の風物詩にもなっています。
でも雪の少ない南部町で雪つりする必要があるのと
皆さん疑問に思うかもしれません。
確かにこの地域は降雪量が少なく、
ホワイトクリスマスにならないのが普通です。
ところが新年2月頃になると、時として大量の雪がよく降ります。
「春のどか雪」などといいますが、湿気を含んだ重い雪は
樹木の枝を折ることもあります。
名農の雪つりはそのためのものなのです。
このつり方は別名「りんごつり」というもの。
明治時代、津軽地方に初めてりんごが導入されましたが
その際、雪で枝折れしないよう考案された技術です。
雪つりといえば「兼六園」などが有名ですが
すべてこのりんごの栽培技術が導入されているのだそうです。
雪つり、花数を多くする桜の管理技術。
みんなりんご栽培から生まれた青森の技術です。
昨日は2度目の雪。気温は氷点下。
残すところ2学期も1週間を切りました。
冬休みまでラストスパートです。
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アフレコ

2020年12月15日 | 研究
マイクの前で何やら発表しているのはハンターズの3年生。
実はまもなく農業クラブ主催の研究発表会である
校内プロジェクト発表会が開催されるからです。
いつもであれば体育館に全校生徒が集まって3年生の卒業発表を
拝見するのですが、今年はコロナ。したがって農業クラブは
音声を録音したパワーポイントをクラスで上映するというスタイルに変えました。
いろいろな運営方法は考えられますが、これはこれで面白いスタイル。
特別に暖房をつけて寒い体育館に無理に集まるよりもいいかもしれません。
この機会なのでいろいろなアイデアにチャレンジしてもらいたいと思います。
さてこの発表スタイルになると、出場研究チームは事前に録音する必要があります。
そこでご覧のように録音作業が始まっています。
農業クラブはヘッドセットのマイクを用意したようですが
ハンターズは自前のUSBマイクロフォンを使用。
マイクスタンドの前に立って録音する様子は、まるで声優のアフレコ作業。
いい声の持ち主が録音すると落ち着いたナレーターのようです。
さてこの校内大会、ハンターズは2つのテーマでエントリーします。
でも世界グランプリの発表をされたら、大会前にもう勝負あり。
他チームだってそれじゃ面白くありません。
そこでハンターズもフローラもこの3年生最後の発表会で披露する研究は
原則としてビッグタイトルを受賞したものではエントリーしないことにしています。
じゃあ何を発表するの?心配することはありません。ハンターズは一人一研究。
つまり現在4名のハンターズには4つのテーマがあり
世界グランプリを受賞した集水システムは、そのうちの1つにすぎないのです。
今回は時間の関係から披露していない3つのテーマから2つエントリーしますが
まだ校内では未公開のものばかり。そして高校最後の発表は
今までサポートにまわっていたメンバーたちが主役となり
等身大の研究発表を披露する予定です。
録音終了後、聞かせてもらったのですがスライドの切り替えが間延びしていて
なんと規定より1分もオーバー。はいNG、やり直しです!
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