日本で一番生産されているりんごの品種は「ふじ」。
2位の王林とは生産量で3倍以上もあります。
甘さと酸味の絶妙なバランスは世界でも人気です。
また保存性が高いのでおそらく今、
店頭に並んでいるのはふじが多いのではないでしょうか。
そんな日本一の品種「ふじ」が育成されたのは
かつての青森県藤崎町にあった農林省園芸試験場東北支場。
名前の由来ともなっている町です。
なんと1962年に品種登録された古いりんごで
レッドデリシャスと国光の2種類のリンゴを交配したものだそうです。
現在、世界で栽培されているふじは原木を接ぎ木で増やしたものですが
その原木は試験場の移転に伴い1961年に藤崎町から岩手県の盛岡市に移ります。
しかし藤崎町の働きかけもあり、最初に生まれた青森県の藤崎町にある
藤崎園芸高校、現在の弘前実業高校藤崎校舎にひこばえが移植されました。
こちらも接ぎ木などしていない根までふじのDNAを持った貴重な原木です。
ところが少子化の関係もあり、藤崎校舎は2018年をもって閉校。
そこで昨年の秋に近くの柏木農業高校にこの原木がまたまた移植されました。
日本のりんごを語るうえでなくてはならない品種ふじ。
来春からは柏木農業高校が日本一の品種ふじのDNAと
日本一熱いりんごへの情熱を引き継ぐことになります。
同じ青森県の農業高校の仲間として心からエールを贈ります。
2位の王林とは生産量で3倍以上もあります。
甘さと酸味の絶妙なバランスは世界でも人気です。
また保存性が高いのでおそらく今、
店頭に並んでいるのはふじが多いのではないでしょうか。
そんな日本一の品種「ふじ」が育成されたのは
かつての青森県藤崎町にあった農林省園芸試験場東北支場。
名前の由来ともなっている町です。
なんと1962年に品種登録された古いりんごで
レッドデリシャスと国光の2種類のリンゴを交配したものだそうです。
現在、世界で栽培されているふじは原木を接ぎ木で増やしたものですが
その原木は試験場の移転に伴い1961年に藤崎町から岩手県の盛岡市に移ります。
しかし藤崎町の働きかけもあり、最初に生まれた青森県の藤崎町にある
藤崎園芸高校、現在の弘前実業高校藤崎校舎にひこばえが移植されました。
こちらも接ぎ木などしていない根までふじのDNAを持った貴重な原木です。
ところが少子化の関係もあり、藤崎校舎は2018年をもって閉校。
そこで昨年の秋に近くの柏木農業高校にこの原木がまたまた移植されました。
日本のりんごを語るうえでなくてはならない品種ふじ。
来春からは柏木農業高校が日本一の品種ふじのDNAと
日本一熱いりんごへの情熱を引き継ぐことになります。
同じ青森県の農業高校の仲間として心からエールを贈ります。