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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

遊び心

2019年04月07日 | その他
何度となく日本中を駆け回ったフローラの写真の中から
とても面白いものを見つけました。
これは北海道の函館北斗駅で見つけたもの。
一輪車ぐらいの大きさです。
どうやら床をきれいに清掃する機械のようですが
面白いのはこのカラーリング。
どう見ても新幹線のはやぶさです。
またラインは東北新幹線のピンクとは違う紫色。
つまりこれは北海道新幹線のカラーなのです。
床を履いたり拭いたりする作業自体は
決して楽しいものではなく、人に見てもらうものでもありません。
しかしこのちょっとした遊び心が見る人の心を和ませ
さらに作業する方の気持ちも明るくしてくれるのではないでしょうか。
さて今日は入学式。新入生にとって長い高校生活がスタートします。
勉強だって、部活動だって、研究活動だって楽しいばかりではありません。
でもちょっと工夫することで楽しい時間に変えることができるのは間違いない事実です。
学校というルールの中で、いかに合法的に誰よりも楽しむか。
面白いアイデアや作戦を考えるだけでワクワクしてきませんか。
これこそ十人十色の自己表現。
悔いのないよう高校3年間をデザインしてみましょう。


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北国の春

2019年04月04日 | その他
3月下旬、用事があって津軽地方に出かけてきました。
窓から見える山は岩木山。
津軽富士ともいわれる姿は本当に美しいものです。
青森県は太平洋側の南部地方、日本海側の津軽地方、
そして北の下北地方の3つに分けられますが
県外の皆さんが青森と聞いてイメージするのはおそらく津軽地方。
この岩木山はもちろんのこと、津軽平野、津軽弁、津軽三味線、弘前城の桜、りんご、
そして夏はねぷたにねぶた祭り。みんな津軽地方のものです。
最近では津軽のご当地アイドルのりんご娘がテレビによく出ているので
全国でも知られるようになってきました。
また冷害に苦しんだ名久井農業高校のある南部地方と違い、津軽は米どころ。
特A米の青天の霹靂も津軽で栽培されています。
写真の風景は津軽平野にそびえる岩木山ですが
津軽の生んだ大スターである吉幾三さんの歌が聞こえてきそうです。
また南部地方は雪があまり降らないところですが
津軽の冬は雪も多く厳しいことでも有名。
やはり津軽出身の太宰治も七つの雪を小説「津軽」で紹介しています。
そんな雪国だからこそ私たち以上に春が待ち遠しいのではないでしょうか。
この春の異動で南部地方の名農から津軽の農業高校に転勤された先生がいます。
最後のフローラメンバーの担任をされた先生で、いろいろお世話になりました。
彼らが母校にやってきても、残念ながらもう担任の先生はいませんが
フローラの後輩たちを励ましにぜひ顔を出してもらいたいものです。
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春なのに

2019年04月02日 | その他
いつもなら春の陽気の中で実習しているはずですが、
今年はなんだか春がやってきません。
ご覧のとおり、4月だというのに10数センチの雪が降ったのです。
学校はまだ春休みですが、除雪しないとちょっと困るほどの積雪。
困った人も多かったのではないでしょうか。
さて4月1日に新しい年号「令和」が発表になりました。
コンピュータで変換したら例話とか0話など妙な文字が現れましたが、
これも使って行くうちに次第に慣れていくものだと思います。
令和は「希望に満ちた美しい花を咲かせる日本にしたい」という
願いが込められているそうです。
令和に誕生する新生研究グループもフローラのように
ひと花咲かせることができるよう
果敢にチャレンジしてもらいたいものです。
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春のブルーモーメント

2019年03月10日 | その他
このところ夕方になるときれいな春のブルーモーメントを見ることができます。
夏は暖かくて観察しやすいのですが欠点があります。
日の入りが遅いこと。また蚊に刺されること。
チームは2年前、夏にブルーモーメントの研究をしましたが
いつまでたっても現れず、待ちくたびれたのを覚えています。
ところが冬は日の入りが早いので、放課後すぐに観察できます。
夏と冬。一長一短ありますが、
どちらも美しいので、ぜひ観察してみてください。
さて日の入りが早いという言葉で思い出すのがストックホルム。
チームが昨年の訪れた時は夏だったので、逆に日の入りが遅かったのですが
ノーベル賞授賞式が行われる時期の日の入りは午後4時頃と早く
したがってニュースで流れる映像はいつも夜の景色ばかりでした。
では今の時期はどうでしょう。
3月6日のストックホルムのデータを調べてみると
日の出は6時26分。日の入りは17時26分。
そんなに遅いようには感じません。
なぜなら同じ日の青森のデータは
日の出6時4分。日の入りは17時34分。
ほとんど変わりません。
日本より夏は昼が長く、冬は夜が長い北欧。
春や秋のちょうど今の時期だけは同じになるようです。
さて週末、最後の大会参加のため、5名全員で上京したチームフローラ。
次回はその時の様子などをご紹介します。
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チコちゃんに叱られる前に

2019年02月11日 | その他
先日、このような掲示物を地域のショッピングセンターで見つけました。
地元のいろいろな高校の活動を紹介したもので、これはその中の1枚。
お隣の農業高校が子供たちに対して行った農業学習の様子です。
どうやら「焼き肉のたれ」作りを指導したようです。
その他、いろいろな学校がその特色を活かした学習機会を
地域の子供たちに提供しているのがよくわかりました。
少子化時代の今、このように各校いろいろな工夫をして学校理解に努めています。
昔は農家が多かったので、農業高校への入学者はたくさんいましたが
農家が減少している今、のんびり構えていては人は集まりません。
また以前もご紹介した通り、現在の農業高校は最先端の技術、
商業や工業と広範囲な分野も学習する高校に進化しています。
しかし地域からは昔ながらの農作物だけを栽培している高校としか理解されていないので
普通高校以上に広報活動を展開しないと本当の魅力が伝わらないのです。
人口増加に伴う食糧不足、温暖化や水の汚染など地球規模の環境問題が発生しており
食や生命、環境に携わる担い手を育成する意義はますます高まっているのですが
入学者が集まらないという理由から、学校の統廃合が待った無しで行われています。
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんにしかられる前に
農業高校はその社会的使命の大きさを自覚し、
地球のためにより積極的な活動をすべきではないでしょうか。
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