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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

情況証拠

2020年01月11日 | その他
朝の雪道に残っていた動物の足跡。
今はいろいろ分類された資料や図鑑があるので
ある程度は動物が特定されるといいます。
目撃談では明らかに犬でもタヌキでもなくキツネ。
そこでキツネの足跡であるフットプリントを資料の図と比べてみました。
左は図鑑についているキツネの足跡。
右は雪に残っていた足跡です。
肉球の跡が凹んで残るのですが、なんとなく似ています。
確かに犬やタヌキも似たような足跡ですが
一番下の肉球がもう少し大きいような気がします。
目撃談も加えてた情況証拠からいくと
どうもキツネの疑いが強まってきました。
後は直接目撃することですが
夜行性のキツネは夜から朝までが活動時間。
はり込むにはちょっと寒さが厳しすぎます。
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Animal Footprint

2020年01月11日 | その他
雪道の上に残っているのは動物の足跡。
アニマルフットプリントといいます。
これを足跡を用いて動物を判定することをアニマルトラッキングといい
冬場のアウトドアレジャーのひとつになっています。
先日、発見したのは、この特徴的な真っ直ぐな足跡。
ちょっと見やすいように、色調を青に変換しています。
大きな足跡ではありませんが、見事に一直線で続いていました。
すると目撃者がいました。
話によると、その動物は口が細く突き出し、長く太い尾を持ち、
そして明るい茶色の毛だったといいます。
まさにキツネです。よく道路で自動車にひかれている
タヌキを見かけますが、キツネも確かにこの地域にいます。
キツネはそもそも肉食ですが、
食べ物がなくなると雑食に変わり里に出てくるといいます。
地域の食べ物がなくなったのでしょうか。
全国各地で野生の動物が街に出没していますが
何か共通の理由があるのかもしれません。
では足跡を拡大して見てみましょう。
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詐欺じゃない 泥棒だ

2019年10月09日 | その他
麗峰名久井岳と馬淵川。
いかにも南部町という風景です。
しかしこの日の馬淵川は水量が少なく
これが氾濫して一帯を水浸しにする馬淵川とは思えない姿です。
さてそんな馬淵川に、今年も堰が設けられました。
馬淵川は鮭が遡上する川。
左側に見える白い建物は鮭の孵化場なのです。
これはこれで秋らしい風景ですが、気になることがあります。
河原や水の上に白いものが見えますか?
小さくて見えないかもしれませんが水鳥のサギが何羽も立っているのです。
間違いなく遡上してくる鮭を途中でいただこうとしています。
よく見るとこの橋周辺にたくさんサギが立っているではありませんか。
今、全国的に問題になっているのがサギの大量繁殖。
昔はこんなにサギはいませんでした。
組合の皆さんが捕まえる前に食べてしまおうとは大胆な犯罪。
詐欺は騙すものですが、これは白昼堂々行う立派な泥棒です。
馬淵川のサギを問題視するニュースはまだ聞いたことがありませんが
おそらくこれは時間の問題。
青森県は今年、県内では絶滅したとされている
シカとイノシシの見直しを始めました。
目撃談がたくさん出ているからです。
シカやイノシシと並んでこのサギも
地域の皆さんの悩みのタネになる日も近いはず。
将来、野生動物と共生する研究が名農でも始まるかもしれません。
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サウスポー

2019年09月21日 | その他
名久井農業高校の空もすっかり秋になりました。
今日から2度目の3連休。秋彼岸です。
しかし南から大型の台風17号が近づいており
残念ながら全国的にお天気はあまり良くないようです。
さて毎度のことですが、台風の進路を見ると
ボウリング競技のボールのコースのように見えてしまいます。
もちろん日本列島がボウリングのレーン。
プレーヤーはサウスポー。左利きです。
ところがこのプレーヤーは下手くそで
いつもボールはレーンの左側、
つまり青森県や岩手県の太平洋側に大きく曲がってしまいます。
裏ストライクのブルックリンに入ることはほとんどなくガーターです。
台風の風雨はボールの進行方向の右側が強いので
このコースは恐れることはないのですが
たまに曲がりすぎずポケットに入るような
正規のストライクコースになる時があります。
今回の台風17号がそれに近いタイプです。
そうなると風の強い範囲が青森県を直撃してしまうのです。
今、青森県はまもなく本格的なリンゴの収穫が始まります。
強風による落果は最悪ですが
葉で果実が擦れてしまうだけで商品価値が低下してしまいます。
これがリンゴ台風です。
今回は曲がりが小さく、ポケットには入らないようですが
風雨の影響は避けられないようです。
せっかくの連休ですが、台風のコースが気になります。
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ホットスポット

2019年07月03日 | その他
今、この地域で最も熱い場所といえばこの南部町の産直センター。
なぜならサクランボやニンニク、ウメなど
南部町の旬の味覚が所狭しと並んでいるからです。
この産直センターの歴史は古く全国の先駆け的存在。
したがって数十年前は全国の自治体や農家の方が
その運営を学びに見学にきていました。
売り上げも3億円以上。農家のお母さん方が楽しそうに頑張っています。
名農にも近いので、来校されたらぜひ立ち寄ってほしいホットスポットです。
さて写真の左にサクランボのついた大きなタワーがあります。
この産直センターのシンボルですが、今から7年前のちょうど今頃
このタワーに大きな垂れ幕が飾られました。
なんとチームフローラフォトニクスが
水研究でストックホルムに行くことを祝った垂れ幕でした。
町がお祝いして設置してくれたもので、
さくらんぼを求めてひっきりなしに来るお客様も
足を止めてご覧になっていました。
まるでオリンピック選手が出たような盛り上げ方で
メンバーも大いに喜んだものです。
サクランボの季節、この産直センターにくると思い出すエピソードです。
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