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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

バロメーター

2022年07月04日 | 
コンビニエンスショップと高校がコラボした商品が登場して
もう何年ぐらい経つでしょう。かつてApple Girlsが経産省主催の
商品開発コンクールに白いリンゴを提案した2010年頃、
すでにある商業高校がコラボ商品を製作したと堂々と発表していて
すごい学校があるものだとみんな羨ましく思ったものです。
その後、いろいろな高校がコンビニと組んで商品を発表しています。
最近、印象的だったのが数年前に甲子園で大活躍した金足農業高校。
このブームをコンビニが見逃すはずがありません。
次々と金農とコラボした新しいパンを発表し、青森県の店頭にも並んでしました。
しかし気がつくとコロナの影響か最近はあまりお目にかからなくなりました。
ところが先日、久ぶりに発見。なんとまたまた金農の商品です。
今度はリンゴのパンのようで金農という文字と校章が大きく印刷されています
ただリンゴは金農産ではなく地元鹿角産を使ったという表記がありました。
名前を貸すだけで売れるんですから、いかに人気のある農業高校なのかがわかります。
今、販売されているということは、
おそらくコロナが少し落ち着いた時期に企画されたものと考えられます。
もしかしたらコラボ商品はコロナ感染のバロメーターなのかもしれません。
じわじわと増えつつあるコロナと近づく台風の進路が気になります。
さて高校野球のまもなく地区予選が各地で始まります。
今年も金足農業高校は活躍するのでしょうか。
フローラハンターズのメンバーにも高校球児がいます。
さらに球場で応援する吹奏楽部のメンバーもいます。
炎天下、みんな頑張っています。
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Bad News

2022年07月02日 | 
6月18日から始まった南部町恒例のサクランボ狩り。
毎年たくさんのお客様やってくるビッグイベントです。
しかし昨日、衝撃的ニュースが伝えられました。
それはなんと7月18日までの開期を7月7日で打ち切るというもの。
町をあげたサクランボ狩りが始まって今年で37年目。
過去に1度、3日間短縮されたことはありましたが
今回のように11日間も短縮されるのは初めての出来事です。
理由は長雨による裂果。被害の大きな農園では5割以上が割れ
そこからカビが発生し、とてもお客様を迎える状況ではないからだそうです。
裂果の原因はやはり温暖化。雨の降る時期はいつもと変わりませんが
温暖化で生育が早まり梅雨に収穫期を迎えたからだといわれています。
おそらく名農も同じ。先月運よくゲットできた人はラッキーです。
残念ながら裂果したサクランボの有効な活用法はあまり開発されていません。
糖度があるのでお酒にはなりますが、ジャムは種抜きの手間がかかるのか
あまり一般的ではありません。お馴染みのシロップ漬けやお菓子に使うには
やはり割れていると可愛くないからだめとのこと。
山形のサクランボ農家のデータでは10aあたりの売上額は40万円強。
したがって一戸あたりであれば大幅減収になり本当に困っているようです。
ハウスで雨除け栽培をしたり、ドローンで人工授粉するなど
技術は開発されていますが、サクランボは収穫期が短く天候に左右される作物。
毎年のように霜害や裂果被害に脅かされています。
令和になった今もなお天道様には勝てません。
青空を飛ぶドローン。期待を込めて見上げた空が
今は嘆きの雨空に変わっています。
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食べ放題

2022年06月26日 | 
食べ放題といえば焼肉ですが、南部町では違います。
サクランボです。南部町は観光農業の先駆者で、
町の中にたくさんの観光農園があります。
これは観光農園Map。名久井岳の麓に多く分布しているのがわかります。
驚くのがその価格。高級果物なのに大人1300円。
焼肉よりずっとお安い価格設定は嬉しくなります。
このようにお得感いっぱいなので、周辺の市町村はもちろん
県外からもたくさんのお客さんがやってきます。
サクランボ狩りの最盛期になる7月の訪町者数はなんと7万人。
1.8万人の南部町の人口が約4倍にも膨れ上がります。
もちろん外国の方も来ています。
したがってこの時期の南部町は観光農園や産直センターなどとても活気があります。
そんな町をあげたサクランボのお祭りに名農は全面協力しています。
代表的なのが「さくらんぼ娘」。今はフルーツ娘と呼ぶそうですが
名農生は第1回目から選ばれ、PRに努めています。
今年のサクランボのお祭りは6月18日から7月18日まで。
ぜひ遊びにきてください。そういえば先日、青森県が育種した
大粒のサクランボ「ジュノハート」の初セリだったそうです。
15粒で60万円。食べられません。
さて農ク県大会も終わり、気がつくと今週木曜日から期末考査。
今年から中間考査がなくなったので一発勝負です。
先日まで長い遠征に出ていたフローラハンターズにとって
先週は不在中のノートやプリントの整理を行う大切な期間だったはずですが
農クや研究紹介の動画編集で慌ただしかった様子。切り替えましょう。
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もぐもぐタイム

2022年03月23日 | 
先日、お菓子を手に入れました。
これは昔から青森県にあるリンゴのお菓子。
リンゴを丸ごとバームクーヘンで包んでいる人気商品です。
よく見ると数量限定という表示。理由はリンゴの品種にあります。
使われているのは「紅玉」。甘酸っぱいことからアップルパイなどに使われます。
これなら甘さと酸味が味わえて美味しいはずです。
このようにお菓子と出会って人気となった紅玉ですが
子供の頃に食べたリンゴは紅玉、国光だけ。
ふじと違い甘さがないので、あまり美味しいと思ったことはありませんでした。
ただ芯をくり抜いた紅玉に砂糖とバターを入れて
石炭や薪ストーブの上で作ってもらった「焼きリンゴ」は絶品でした。
さて紅玉の別名は南部では満光(まんこう)、津軽では千成(せんなり)。
1800年代にアメリカで見つかった古い品種で、日本には明治に入ってきています。
今もあかぬけない顔をしていますが、調べてみると
現在は最高の食材と認められ、意外と高値で販売されています。
田舎者がいちやくスポットライトを浴びたシンデレラストーリーのようです。
したがってこのお菓子も紅玉を使った方が100円高でした。
さて明日は今年度最後の学会主催の高校生発表会、そして水質分析。
名農生はお休みですが、メンバーは登校します。
もちろん発表会には頼りになる野菜班も参加。
このお菓子は、そんな彼らのもぐもぐタイムに登場するかもしれません。
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ちぢみほうれん草

2022年01月17日 | 
これは寒じめホウレンソウ。
収穫前の数週間、外気に当て糖度を高める北国ならではの栽培法です。
今ではすっかり技術が定着し、このように冬の定番野菜として手に入れることができます。
ロゼット型になり、葉が厚くちぢむという外観上の特徴があるので
「ちぢみホウレンソウ」と呼ぶこともあります。
さてこれはスーパーマーケットで見つけたものですが、なんと栽培地は群馬県。
東北ではありません。しかし群馬は赤城おろしで有名な「からっ風」の吹く地域があります。
おそらく冬はかなり冷たくなるので、このように栽培できるのだと思います。
一般的に寒じめにするには地温が5℃以下が目安だといわれています。
フローラはすでに収穫してしまいましたが、
先日まで寒じめホウレンソウを栽培していました。
また現在は小松菜の寒じめ栽培をおこなっています。
今年の年末年始の気温は氷点下5℃以下。ちょっと低すぎたかもしれません。
この小松菜は分析せずに販売を考えています。
はたしてどれぐらい糖度が高まっているのか食べるのが楽しみです。
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