奇想庵@goo

Sports, Games, News and Entertainments

幾度目かの獣道

2006年12月07日 01時51分45秒 | FF11
過去何度となく挫折を繰り返している獣使いのレベル上げ。今回はレベル20からの再挑戦。
なぜ、獣使いのレベル上げを挫折するのか。最大の理由はソロであるということだろう。ソロジョブの極みである獣使いを通常PTで上げる気にはならず、そうなると選択肢はほぼソロ一択で、それ自体は仕方ないのだが、しばらくやってると飽きてしまう。

シャクラミでコウモリを操って、ゴブやコウモリを狩る。本当は、丁度でおなつよを倒したり、おなつよでつよを倒すのが正道だが、適当な強さのペット候補がいなかったりで、徐々に楽ゴブを狩ってばかりの状況に。
21になって、一念発起してブブリムへ。しかし、いきなりGoblin Muggerに殺され、その後も立て続けにMuggerに絡まれまくった。Muggerなのはたまたまだが、起伏に富んだ地形がレーダーを見にくくし、視覚でも確認しづらくしている気がして、再びシャクラミへ舞い戻った。

23となり呼び出しペットが使えるようになったが、当面は使う機会はなさげ。ギルド桟橋でキノコとカブトを狩る。まずまずいい感じで狩れていたが、24になった途端に楽が増えてうまくいかなくなった。ジャグナーでキノコ狩りするもいまいちな感じ。コロロカへ移動してスライムに使い魔してようやくサクサクいけたが、効果時間は30分のため現在は使い魔のリキャスト待ち。

25でほんきだせを覚えればもう少し違ってくるかとは期待してるが、35でかえれを覚えるまでは苦難の道のりが続きそう。まあ35以降が楽になるのかどうかも分かんないけどね。目標は今月1日1レベルな感じか。50までなんとか上げたいが、ミラテテをつぎ込んでもなかなか大変そうだ(原則としてシーフに投入してるけどしばらくは獣使いを重点養成しそう)。

ソロでできるというのは確かに気楽ではあるが、やはりきついのも事実で。今回果たして挫折することなく目標に到達できるかどうか。険しい道のりである。


涼宮ハルヒ既刊読了~『涼宮ハルヒの憤慨』

2006年12月04日 19時28分55秒 | 本と雑誌
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4044292086&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

『涼宮ハルヒの憤慨』読了。これで、既刊8冊全てを読み終えたことになる。今作には短編というか中篇2作が収録されている。ともに前作より時間的に進行したもので、第1作『憂鬱』での高校入学から1年経過ということになる。

「編集長★一直線!」は、文芸部機関誌発行を巡るどたばた。ついに生徒会との対決という図式だったが、自作自演を暴露してしまったのはどうだろう。展開は悪くなかったが、全体として「惹き」が物足りない感じがした。

「ワンダリング・シャドウ」は、「ハルヒ」初の幽霊登場かと思わせておいてSF的オチに至る作品。まあ長門が万能すぎて盛り上がるまでにはいかないのが残念か。

これでついに新刊出るまで辛抱しなきゃならなくなった。まあ仕方ないが。楽しい時間はすぐに終わってしまうもの。まあ待つ楽しみもあるわけだし(作者によっては楽しみなんて言ってられないほど待つ必要があったりするが)。


記憶の彼方~『涼宮ハルヒの陰謀』

2006年12月04日 01時32分35秒 | 本と雑誌
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4044292078&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

久々の長編『涼宮ハルヒの陰謀』読了。
キョンが活躍すればするほど、ハルヒの蔭が薄くなるという困ったお話。むしろ鶴屋さんの方がインパクトあったくらいだしね。

以下、ネタばれ若干含むかも。

長編の前作にあたる『消失』に続いて時間もの。細かな辻褄合わせが大変でもあり、面白さに繋がるわけだが、この作者の本領はその辺にあるっぽいね。アクションやミステリよりもタイムトラベルに「らしさ」を感じる。まあアクションシーンは下手だけどさ(笑)。
で、まあSOS団の結束も固くなり、その辺りは『人間以上』っぽい展開でいい感じなのだが、最後のみくる(大)とのやり取りあたりで出てきた記憶の消去に、既視感を覚えた。既視感というか、タブーに触れて実際に記憶を消された描写があったなぁという感じ。それが何の作品だったか、パッと出てこなかったのは年のせいかもしれないが、何とか思い出すことが出来た。

それは、『姫ちゃんのリボン』。姫ちゃんが魔法を使えるという秘密を、大地以外に知られたとき、姫ちゃんや大地を含む全ての記憶から魔法に関するものが消され、姫ちゃんと大地はただのクラスメイトとなっていた。まあ魔法少女などではよくある古典的な展開だが、実際に記憶が消された様を描くのは少ない気がする。
「ハルヒ」における記憶うんぬんは、未来改変(あるいは過去改変)の話とリンクするものだから、絶対者の恣意というものではないが、『消失』では自分以外の記憶の改竄がなされ、これまで短編等でSOS団として積み重ねた様々な思い出というものへの愛着を読者と共有させてきただけに、記憶の消去というものがテーマ(方向性)として出てくるのかなと感じた。まあ違うかもしれないけどね。

あと「ハルヒ」との微妙な共通性として取り上げるべき作品としては、やはり新井素子の『……絶句』が挙げられる。交通事故(?)により、インナースペースがリアルとリンクした主人公の新井素子は、ハルヒ同様にある意味「神」にも似た存在となる。それを巡ってどたばたする、様々な宇宙人や、特殊な能力を兼ね備えた、リアルスペースに登場した彼女の書いたキャラクターたち。
世界どころか宇宙そのものの存亡が争点となる。彼女が生きれば生きるほど宇宙の滅亡の可能性が増大する中で、彼女に死ぬ義務があるのか。死ねば世界が救われるという命題を突き破ってしまう彼女のパワフルさが魅力の作品だった。

「ハルヒ」の場合、彼女が無自覚な立場に置かれているため、周りばかりが目立ってハルヒの存在感が薄れてしまうことが多い。彼女に面と向かって立ち向かう敵もいないし、どのような事態が起きてもその解決には彼女の活躍は望めないからだ。もっとハルヒを軸にした描き方もできたとは思うが、ストーリーの仕掛けとしては扱いがたく、長門の方が便利なのだろうが…。
キャラクターだけで言えば、どれもよく立ってはいるが、他にないキャラクター性としてはハルヒのみだ。だが、長編だとストーリーに凝る分、彼女の活躍の場がなくなってしまう。『溜息』は悪くなかったが。
要するに、もっと彼女に活躍して欲しいってことなんだけどね。今作も出来は悪くないが、活躍が物足りない。かなり足りない。難しいだろうが、彼女をもっと活躍させながら堪能できるストーリーを組み上げてもらいたいものだ。


ハルヒ派~『涼宮ハルヒの動揺』

2006年12月03日 18時39分05秒 | 本と雑誌
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=404429206X&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

ハルヒがウルドで、みくるがベルダンディー、長門がスクルド、と相変わらず他作品との比較に気を取られる今日この頃。『涼宮ハルヒの動揺』読了。前作に続く短編集。とはいえ、前作が意味のある繋ぎ的な位置付けに対し、今作は補完というか番外編と言ってもいいかもしれない。

「ライブアライブ」は久しぶりにハルヒの活躍が楽しめる。特殊な力を除けば、頭脳明晰容貌秀麗運動神経抜群ハルヒに不可能の文字はないと言い切っていいキャラクター。ただし、性格は驚天動地であるが。まあ可愛けりゃ性格はどうでもいいのが世の常なので、問題のうちに入らないとも言える。

「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」は劇中劇。『涼宮ハルヒの溜息』とセットで成立している。この『動揺』で6冊目だが、長編の3冊は時系列に従った順番だが、短編はかなり紆余曲折している。雑誌に掲載するための短編と、書き下ろしの長編との兼ね合いが生み出したややこしさだが、短編はいい意味で本編の肉付けになっている。

「ヒトメボレLOVER」は本格アメフト小説……ではもちろんない。まあハルヒにクォーターバックは似合っている、いつかやらせて欲しい、とだけ言っておこう(笑)。あと、短編の最後のセリフはいらない気がしたがどうか。

「猫はどこに行った?」も劇中劇と呼べるもの。パラレルワールド前提に、名探偵涼宮ハルヒシリーズとか書いても面白そうだね。まあここまでキャラを立てることに成功してしまえば、あとはいかに終結させるかを除くと、いかようにでも展開できる訳で。

「朝比奈みくるの憂鬱」はこれ自体では非常に弱い。ストーリーもなにもなく、登場人物も実質二人だけで、あくまでも今後への伏線と言ったところか。もうちょっと何か欲しかったところだが。

現在刊行されているのは8冊なので、残り2冊となった。終わりではないものの、やっぱり少しの寂しさも感じる。長門の人気が高いのは頷けるが、現時点では私はハルヒ萌えなので(爆)、彼女の暴虐非道傍若無人振りが味わえなくなるのはこの上なく不幸なことだ。それでも残り2冊を早く読みたいのだけどね。


涼宮ハルヒの暴走?~『涼宮ハルヒの暴走』

2006年12月02日 17時45分50秒 | 本と雑誌
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4044292051&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

『涼宮ハルヒの暴走』読了。夏、秋、冬の出来事を扱った短編集。

「エンドレスエイト」は、終わらない夏休みというまんま「ビューティフルドリーマー」(笑)。うる星やつらフォーマットを源流に持つ作品は、アニメ・コミック・小説問わず非常に多いが、雰囲気的に真っ当な後継って感じを受ける。

「射手座の日」は、このシリーズでは初となる、外部からハルヒに挑戦してくる形式の一作。挑戦を受けて立つ姿はハルヒらしいが、活躍する場面はほとんどなし。

「雪山症候群」は、このシリーズでは異質な作品。ハルヒシリーズの特徴として、SFらしいオチをつけるというものがあるが、この作品にはそれがない。脱出のための謎解きがミソとなってはいるが、結局原因不明のまま解決した形。まあ今後これが伏線として使われる可能性が高いが。

それぞれエンターテイメントとしてよくできた作品だが、困ったことがある。それは、キョン、活躍しすぎ!ってこと。まあ読者が感情移入しているキョンが無力すぎると、イライラするということもあるし、活躍すれば爽快に感じられるだろう。ただもともと、SOS団の中の唯一のただの人であり、異常な世界の中のニュートラルな存在であったはずの彼が、この短編集では他の誰よりも力ある存在になっている。キョンが力を持つということは、他のキャラとのギャップが縮まり、他のキャラたちの異能さが相対的に際立たなくなる。
3作品の中で、ハルヒの能力が暴走したのは「エンドレスエイト」のみ。全体としてハルヒの暴走度はかなりおとなしくなってしまっている。シリーズが続く中で最初のテンションを持続するのは難しいとは思うが、キャラクターの魅力としては非常に残念な流れだ。みくるなんて、もうただのマスコットになっちゃってるしね。


時をかけるみくる~『涼宮ハルヒの消失』

2006年12月02日 01時38分56秒 | 本と雑誌
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4044292043&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

というわけで、『涼宮ハルヒの消失』読了。
4冊目にして初めて、語り部であり主人公(?)のキョンが大活躍する話。過去に張っておいた伏線まで使った正統派タイムパラドックス。まあ、夏に飛んだ瞬間、ああ、と気付くような内容でもあったわけだが。
それでも、ここまで積み上げてきたからこそ生まれた前半部の緊張感は見事だし、その後のタイムパラドックスネタもよく頑張っている。そもそも、タイムパラドックスは、名作と名高いハインラインの『夏への扉』や広瀬正の一連の作品が有名であるが、作者が頑張れば頑張るほど、読み手は訳が分からなくなるという由々しき宿命を持っている。だが、他のメディアではなかなか上手く描きにくい(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のようにシンプルなものならともかく)テーマであり、小説ならではの面白さが醸し出せるだけに、その心意気には拍手を送りたい。

なお、この記事のタイトルは記事の内容と一切関係ありません(ぉぃ。


『ファイナルファンタジーXI リーダースタイル』

2006年12月01日 21時24分57秒 | FF11
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4797338032&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

ソフトバンククリエイティブから久々の攻略本。版型は電撃の攻略本などと同じ大判。総ページ数は240ページとやや薄い感じ。ただ電撃本と比べると、詰め込まれた印象はなく、余白もあってすっきりと見やすい感じではある。リーダースタイルと銘打ち、帯には「バトル攻略を極める!!」との文字が躍る。

では、順に見ていこう。
目次のあと、非常にシンプルなワールドガイド(世界地図)、バトル情報(本書の5つの章の概要)、モンスターデータ(見開きで非常に簡単に掲載。アトルガンエリアは無し)、略語/用語解説(非常に少量)と続く。正直特に必要な情報はない。

○ Chapter1 ミッションを極めろ!(40ページ)
三国ミッションは見開き2ページで1ヶ国(共通ミッションも2ページ)。ページの無駄と思える。ジラートは6ページで、戦闘では推奨する編成が書かれているので、少しは参考になるだろう。プロマシアは18ページにも亘る。そのほとんどで地図も掲載され、役立つだろう。フ・ゾイとル・メトもマップ有り。先の電撃の冒険編の方がやや見やすい気もするが、好みの差か。なお、関連BFとして、「招かざる影たち」「罪狩りたちの舞踏曲」「罪狩りたちの鎮魂歌」の情報も。
アトルガンは4ページ+10月19日に追加された分1ページで構成されている。「アシュタリフ号」関連BFにも簡単に触れられている。

○ Chapter2 バトルフィールドを極めろ!(64ページ)
本書の肝とも言える章。1ページあたり2つのBF戦が掲載され、基本的な情報の他に、攻略法や応用戦術、注意点が書かれている。マラソンなどが必要なものは、地図上にコースも書いてある。印章BF戦だけでなく、ENM、戦績BFも同様に掲載。戦績BF以外は、BFまでのルートやだいじなもの獲得の方法が地図付きで載っている。
また最後のページは、電撃には記載のなかった「應龍来来」「帝龍降臨」の戦闘レポートも。

○ Chapter3 特殊バトルフィールドを極めろ!(36ページ)
デュナミス、リンバス、アサルトを扱う章。デュナミスは、四国及び新裏は1ページ2エリア、北方は1ページ1エリアで簡易地図付きで掲載。オススメルート、オススメ戦術付き。延長の詳細な位置といった記述がないのが残念だが、デュナミスの基本的な部分がきちんと書かれているので、攻略本としては物足りなさもあるが、最も頑張った部類と言えるだろう。
リンバスは、1ページにつき1または2エリアが掲載されている。電撃の冒険編が、旅団による攻略記事という趣だったのに対し、こちらは攻略情報といった感じ。好みは分かれるが読みやすい。
アサルトは伍長までの5つのアサルトをエリア別に掲載。1エリアは見開きの2ページ。最後のページに10月19日に追加されたアサルトで、軍曹の5つが簡単に触れられている。曹長のアサルトについては名前のみ。

○ Chapter4 クエスト&トリガーNMを極めろ!(40ページ)
クエストはアーティファクト、召喚獣、ウェポンスキルの3種類。アーティファクトは1ページに2ジョブで、AFの性能と3つのクエストの解説が書かれている。アトルガン3ジョブのみ1ページ1ジョブ。召喚獣は1ページ3つで、ルートや報酬がメイン。「神在月」も同じ枠で簡単に触れられている。ウェポンスキルは1ページ4つで、ルート解説がメインな感じ。
トリガーNMは、トゥー・リア(空)、ルモリア(海)、その他の3つに分かれている。空は、四神及び麒麟が1ページ1体ずつ取り上げられている。戦利品はもちろん、特殊技や使用魔法、戦術もかなり詳しく掲載。また、四神はトリガーNMについても取り上げられている。ついでに免罪符一覧も掲載。海は見開き2ページのみで、トリガーや戦利品などが書かれているだけ。戦術などがないのは残念だ。その他のトリガーNMは、オススメのNMリストと、詳細に記述された「ウガレピペンダント」「レヴラントメイル」「ラストラムパンプス」「カーバンクルミトン」「オプチカルハット」「ガリアルドズボン」「畳楯」「スウィフトベルト」「グラットンソード他(七罪)」「トリアドールケープ」「ボムクィーンリング」。ソボロなどは一切記述無し。
最後のページでは、「ムバルポロスを探れ」BF戦が取り上げられている。

○ Chapter5 レベル上げを極めろ!(48ページ)
目的別のパーティ編成を簡単に説明した後、各ジョブの役割(1ジョブ1/4ページ、アトルガンジョブのみ3~4ページ)が掲載。旧ジョブには「リーダーへのアドバイス」として注意点が記載されている。新ジョブはジョブの詳細が書かれている。
アトルガンエリアを探索するでは、アルザダール海底遺跡群を除く全てのエリアの地図とモンスターデータが掲載されている(BFエリア除く)。監視哨巡りのルートなどの他に、チゴーのポップエリア(数まで)書かれていて参考になる。
アトルガンのモンスターデータでは、アトルガンから登場したモンスターの特徴・特殊技などが詳細に記述されている。最新のポロッゴ族も含まれている。
アトルガンの狩場ガイドでは、レベル上げやメリポで使用される狩場が13ヶ所詳述されている。最後の1ページはビシージについて。

最後に、戦利品データベース。BFなどの戦利品がデータと共に掲載されている。

非常に見やすい構成・デザイン。語られている内容も妥当。よく出来た作りだが、惜しむらくはこの本ならではの売りが乏しい。他にない特徴としてBF戦の詳細があるが、ネット上で集められる情報の域だ。先に出た電撃の冒険編は、データでは目新しいものはほとんどなかったが、旅団ならではの読み物としての楽しみがある。この本で最も目を引いたのは、各章の扉のイラストだった。単に網羅したデータ集では、ネットゲームの攻略本は成り立たない。特化した情報、プレイヤーだけではなかなか試せない視点など、もっと切り口を考えて欲しい。

ついでに、『ファミ通DVD MOOK ヴァナ・ディール通信vol.3~マイチョコボ特集GO!!~』を立ち読みしてきた。雑誌と攻略本の中間くらいの位置付けか。FFシリーズにおけるチョコボの歴史や、最新のメリポ事情などが特集されている。まあ各ジョブの特集では、戦士の片手武器のダメージ比較で、使われているのがマンイーター、ジャガーノート、ジュワユース、リディル、クラーケンクラブとどこの廃人ですかと思わず聞き返すような内容だったりと、とても一般人向けとは言えない感じだった。
ただアトルガンエリアのNMガイドで実際に戦っての強さの目安のようなものが書かれていたのが新鮮だった。DVD付きで1,890円が高いか安いか微妙だが、アトルガン実装前に休止・引退した人が復帰を考えているならお勧めと言えなくもない。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4757731086&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

来年1月31日には『ファイナルファンタジーXI マニアックス ハンターズ・バイブル2 (仮)』がエンターブレインから発売予定。また、ソフトバンククリエイティブからは、FFXIマスターズガイドシリーズ最新版が来春刊行予定となっている。新しい切り口の攻略本が世に出ることを楽しみに待っていよう。


侍道

2006年12月01日 13時19分36秒 | FF11
先のバージョンアップで大きくテコ入れされた侍。その後、侍のレベル上げにいそしみ、ようやく50まで到達した。

22から50まで、ほぼオートリーダー。誘われてPTに入ったのは片手の指未満だ。まあ人さえいたらすぐにテル飛ばしていたのでこの結果でもあるのだが。ちなみに最近のレベル上げの現状は、ゴールデンタイム以外では低~中レベルではPTを組むのが難しい。まあNAPTなら組めるだろうが、リーダーしてNA主体でというのもそこまで苦労したくないし。週3日空やリンバスに行ってるし、週末はあまりレベル上げしないので、そんなにハイペースで上げられなかったが、上げるだけならそんなに苦労しない感じだ。

侍の実感は、なかなか面白い。特に使えるアビが増えてからは。装備が共用できたのでモンクでもレベル上げに行ってみたが、できることの乏しいモンクよりも面白く感じた。
リーダーなので釣り役をする機会も多いが、サポ戦だとレーダーがないのでちょっと不便。サブ盾として有効そうだが、八双と星眼の使い分けがやっかいで、むしろアタッカーか盾かに決めた方が立ち回りやすい。
アタッカーとしては、八双がかなり有効なアビなので、バーサクまでしていればけっこうタゲを取るほど。WSの回転の速さもあって中レベル帯までは優秀なアタッカーと言えるだろう(高レベルになると、両手刀とWSが力不足となる)。MBを織り交ぜながら早く殲滅するPTに向いている。
盾としては、星眼は使い勝手がいいわけではない。見切れば優秀だが、それがいつ切れるか分からない。よく空蝉弱体の議論で、空蝉をブリンクのように不確実な回避にすればいいという意見があるが、それに近い印象だ。ただ、一度、侍二人で盾をしたが、これはそれなりに上手く回った。星眼中は心眼が30秒ごとに使えるので、二人で回せばかなり回避できる。もちろんやや弱めの敵相手に、ある程度回避を重視した装備をしておくことが必要だが。
問題は、八双と星眼の切り替えの手間にある。八双で攻撃していてタゲを取ったら星眼でと言いたいところだが、星眼を発動しただけでは意味がない。続けて心眼も発動する必要がある。星眼発動中でなければ、心眼は1分間隔だし、1回しか見切れない。そのため、星眼を発動するときに備えて、心眼はむやみに使えなくなった。
で、アタッカーとして行動していると、タゲを取って、星眼、心眼と使っているうちに1、2発殴られ、発動した頃には盾がタゲを取り返している。そうなると、再びアタッカーに戻るのだが、八双を使うと、星眼は切れる。八双・星眼ともに効果は5分続くが、再使用は1分なので、そうそう頻繁に切り替えることもできない。まあその難しさが面白さでもあるので、うまく修正されたと言えるが、ただもう少し盾としての機能も欲しいと感じる。
昨日も盾役がいずに、ナイトがポップするまで1時間以上待った。先に述べたように、侍二人なら機能しそうだが、侍戦士とかで上手く回せるかは微妙なところだ。また、侍は戦士同様挑発以外に瞬間的ヘイトを稼ぐ手段を持たず、ある程度殴られることは前提なので、タゲ維持が難しい。メリポのような盾不在の狩りができるのは空蝉弐の力だし。まあ召喚士との組み合わせでいろいろできなくもないが、もう少し調整して欲しいというのが本音だ。盾ジョブ一人、ヒーラー一人いれば、あとはどうとでもなる。この二つの役割を担ったジョブをそれぞれ一つずつ増やして欲しいというのが昔からの希望だが…。

以下蛇足。
リーダーさえすれば、レベル上げはそう難しくないことが改めて分かったので、竜騎士や青魔道士もPTで上げていきたいなと思う。とりあえず、からくり士とコルセア以外は50程度を目標に。で、最大のネックが獣使い。ソロをしてるとすぐに飽きてしまうのが大問題。ただそろそろ本格的に金策の必要があり、獣使いは金策に向いているようだ。少し本腰入れて今度こそレベルを上げたいと思うのだが果たして。


長門有希の眼鏡~『涼宮ハルヒの退屈』

2006年12月01日 12時46分09秒 | アニメ・コミック・ゲーム
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4044292035&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

シリーズ第3弾『涼宮ハルヒの退屈』読了。
連作短編形式で、草野球あり、たいむとらべるあり、異界ばとるあり、孤島での殺人事件ありとイカニモな事件のオンパレード。言うまでもなく、こうしたフォーマットを作り上げたのは「うる星やつら」だが、その正統派後継ぶりを味わえる一冊。

で、長門有希の眼鏡である。
世間の耳目を集めたアニメとして燦然と輝く『新世紀エヴァンゲリオン』だが、その内的世界はともかく、一つの大きな功績を上げたのは誰もが認めるところだろう。それは「綾波レイ」である。それ以前から、沈黙の美少女、不思議な美少女はあまたに存在したが、綾波レイは類型化するジャンルをも築いてしまった。長門の場合、まんま綾波なわけだが(苦笑)。
ちなみに、SOS団をエヴァキャラに強引に当てはめた場合、ハルヒがアスカで、みくるがシンちゃん(えっ)、古泉がカヲルくんで、キョンはエヴァを見ていた視聴者の体現って感じがする。
それはさておき、長門有希の眼鏡であるが、眼鏡萌えの一人としては必要であると力説しておこう(笑)。ハルヒが髪を切ったり、長門が眼鏡をしなくなったりと意外と変化していくのがこの作品の特徴かもしれない。まあどこに向かおうとしているのかはハルヒの頭の中同様に予測不能なのだが。