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ガンパレード・オーケストラ白の章 初心者専用戦闘講座

2006年03月11日 22時31分24秒 | ガンパレード・オーケストラ
書こう書こうと思いながら日が過ぎて、今更ながらの感もありますが、緑の章の発売が30日と迫る中、きちんとまとめておこうと思います。
まずは記事のタイトルの説明から。

「ガンパレード・オーケストラ白の章」
間もなく発売される緑の章は戦闘システムの基本は同じだそうですが、林の中での戦闘が主体となるため、キャリア等の運用面での考え方が全く異なると思われますので、今回の記事はあくまでも白限定となります。(青の章については不明)

「初心者専用」
戦い方は人それぞれ。正しいやり方というものはありません。好みに応じた戦闘スタイルを見つけ出すこともこのゲームの楽しみのひとつだったりします。ただ、やはり、アクション主体のこの戦闘は苦手と感じている人も少なくないようです。今回の記事はそうした方を対象としていますので、自分なりの戦い方を見い出した人には向いておりません。

「戦闘講座」
実は陳情で戦闘は回避可能です。戦闘をしないプレイスタイルも不可能ではありません。しかし、キャラクターのイベントコンプリートや、シナリオを進めて行くためには戦闘が必要となってきます。また、発言力の獲得は授業やプログラムだけでは少ないという面もあります。ここでは、できるだけ効率的かつ安全に戦うことを考えていきます。

☆参考
*芝村氏による戦闘講座
ガンパレード・オーケストラ 戦術指南1   [【プレイ日記】]
ガンパレード・オーケストラ 戦術指南2   [【プレイ日記】]
ガンパレード・オーケストラ 戦術指南3   [【プレイ日記】]
簡単攻略 ガンパレード・オーケストラ戦闘
簡単攻略 ガンパレード・オーケストラ戦闘(2)
簡単攻略 ガンパレード・オーケストラ戦闘(3)
簡単攻略 ガンパレード・オーケストラ戦闘(4)
*公式サイトでのアンケート
戦闘に関するアンケート

★基本的な戦闘スタイル<搭乗キャリア>

アンケート結果から初心者向けの機体は、人型戦車(栄光号砲戦仕様)、95式対空戦闘車シリーズ、98式警戒車の3種類です。ウォードレスという意見も少なくなく、移動が分かりやすい、小回りが効くという利点もあるのですが、安全性という観点から今回は見送りました。キャリアの場合、大破してもウォードレス姿で脱出できますが、ウォードレスが破壊されると作戦失敗、最悪死亡でゲームオーバーです。

3種類のキャリアのうち、人型戦車はガンパレでもお馴染みで使いやすそうに見えますが、運用に大量の発言力が必要なのが欠点です。シナリオによっては序盤から使えることもありますが、通常はある程度の発言力が貯まってからとなります。また、このゲームではたとえ無傷でも戦闘後に破棄されることがあり、フル改造した機体を大切に使うといったことができません。予備機数台を保持できるのは後半になってからと考えると、今回の目的には合致しません。

98式警戒車、愛称ミケはある意味今作のゲーム性(戦闘面)にぴったりのキャリアです。哨戒、索敵に優れ、移動力の高さから敵を誘導したりも得意。広いエリアを縦横無尽に走り回ることができます。しかし、攻撃力は低く、耐久性も高くありません。常に移動し続けなければ、敵からの一撃で大破という危険があります。ガンオケの戦闘の面白さを引き出す機体ではありますが、発言力の獲得や安全性の面からは見劣りしてしまいます。

そこで、今回の記事ではプレイヤーの機体は95式対空戦闘車に絞って書いていきます。最初から小隊に配備されており、必要発言力も高くない割に、攻撃力が高く、使い勝手に優れています。初期タイプと、改Ⅰ、改Ⅱ、改Ⅲの4種類がありますが基本的な運用方法は同じです。開発技能が上がれば改Ⅲを、それまでは初期タイプでいいでしょう。

★基本的な戦闘スタイル<搭乗キャリアNPC編>

序盤は一人を初期配備されている92式歩兵戦闘車に乗せておくのがいいでしょう。他のメンバーはウォードレスのままで問題ありませんが、戦車兵の場合ウォードレスのままだと危険なのでウォードレスを脱がせて戦闘に出さない方がいいかもしれません。(転科させてもいいが、あとでまた戦車兵が必要になる)
発言力が貯まったら、戦車を陳情します。61式でも74式でもかまいませんが、発言力に余裕があれば74式を。戦闘に関する発言力は、弾薬(大口径銃弾)を大量に確保したら(一つは拾える。金の延べ棒があれば買ってもいい)、PCの乗る95式対空戦闘車を2~3台手に入れ、次いで戦車を2~3台という流れがいいでしょう。

中盤以降は、PCの95式対空戦闘車3台(攻撃力フル強化+移動力も5段階程度改造)、戦車兵二人のための戦車4台程度(できれば防御力を5段階程度改造)、残る二人は余った95式対空戦闘車や98式警戒車に乗せておきましょう。PCと戦車兵には常に予備の機体がある状態を保つことができれば、かなりゆとりを持って戦えます。
ダメージの大きな機体は修理でなく新しいものを使う感覚で運用しましょう。

★ブリーフィング

作戦、地形、配置、敵戦力を見て、戦い方を考えます。最も大切なのが作戦の内容。これによって戦術が大きく変わります。地形は数パターンなので、慣れてくればどのあたりがポイントか分かりますが、おおよその地形は把握しておきたいところです(橋の位置や段差)。配置は、自小隊と敵だけでなく友軍などもまず確認しましょう。友軍の位置によってはほとんど戦闘に絡まないこともあるので、友軍の使い方も考える必要があります。敵戦力では、1月以降に出現するスキュラ、うみかぜゾンビの飛行系が対処のポイントになります。移動速度が速いので、あっという間に攻め込まれることも。
具体的な戦闘方法は作戦別に書いていきます。

★基本戦術

作戦にもよりますが、基本は見晴らしのいい場所に陣を張って幻獣を待ち受けます。敵の来そうな方に戦車を配置し、その後方に自機、更に背後に補給車。残る部下は自機の左右に配置して、自機と補給車を守るようにします。敵が来たら、引きつけて攻撃。弾を惜しまずガンガン撃ちまくりましょう。戦車は命令重視にしておくことを忘れずに。

部下は補給車を除いて、原則的に「追従」を使わずにセレクト画面を開いて位置を指定するように。その際に対応も命令重視にしておきましょう。壁役以外の部下は移動後に攻撃重視に変えてもOK。小隊は集結して戦い、バラバラにならないように気をつけることが大切。移動ペースも最も足の遅い機体に合わせて動くこと。

攻撃時は原則ターゲットはロックしないこと。足を止めて撃ち合うので、ロックするとかえって戦いにくくなります。レーダーや警戒システム(赤い矢印)を見ながら、敵を1体1体撃破していきましょう。連射しても、のけぞっている間はダメージを与えられないのですが、最初のうちはボタン押しっぱなしの連射で問題ありません。特に敵が複数いる場合、破片によるダメージも与えられるので、無駄撃ちでもとにかく撃てという感じです。ただ弾切れになりやすいので、早め早めに補給の指示を出し、敵のいないときは常に弾薬を補充しておくようにしましょう。

★作戦別対応

○防衛作戦(敵から防衛拠点を守る)
基本戦術では対応できないため、難易度の高い作戦です。これに限らず、戦いにくい戦闘はあえて無理をせずに敗北するのも決して悪い選択ではありません。
配置状況によっては友軍も当てにできない場合がありますが、勝つことが目的なら友軍は必要です。敵に飛行系やコボルトなど足の速い幻獣がいる場合は、ヘリを使わないと勝てない場合もあります。基本的に戦力を分散させて戦うわけですが、幻獣の行動を予測できなかった場合は防衛に失敗するため、確実に勝てる方法はないと思っていいでしょう。
なお、防衛拠点は自軍の攻撃でも破損するため、攻撃する方向まで考える必要があります。

初心者向けとしては、あえて勝とうと思わずに戦力を集中して各個撃破して発言力を稼ぐことをお勧めします。

○攻勢作戦(敵司令幻獣の撃破)
厳しいルールとして、撤退不可であるという点があります。このため補給車が破壊されると、弾切れでどうしようもない状況が生まれることもあります。他の作戦以上に補給車を守ることを重視しましょう。
戦術は基本通りに待ちの姿勢でかまいません。友軍はお好みで。司令幻獣を倒すと終了なので、発言力を稼ぎたい時は雑魚優先で、逆にピンチのときは司令優先と使い分けましょう。司令だけ倒したい場合は、部下の98式警戒車を走り回らせて(偵察より通常で)、司令を発見したらPCが突っ込んで倒すなんて手も。

○補給線の切断作戦(敵の前線突破を防ぐ)
基本戦術通りでOK。向こうからやってくるので、迎え撃ちましょう。少々突破されても気にせずに強めの敵から順に倒していくように。余裕があれば、戦車兵以外の部下に突破した幻獣の相手をさせるのもいいかも。友軍は配置によっては全く役に立たないこともあるので要注意。

○大防衛作戦(敵から街を守る)
大勝なら勲章がもえらて発言力を稼げるので、友軍を多く入れてもいい作戦。ただ友軍の配置によってはあまり役に立たない場合も。防衛範囲が広いので、街を守ることよりも敵を早く倒して撤退に追い込むことに全力を注ごう。
基本戦術はそのままでは使えないが、決して突出せずに戦車を前面に押し立てて戦うことを心がけるように。焦らずに戦えば、被害はあまり広がらなかったりします。

○大攻勢作戦(敵を撃破し、街を奪還する)
これも大勝なら勲章獲得で発言力が稼げる。攻勢とは言うものの、守勢で戦って問題なし。基本戦術通りに戦おう。市街地での戦闘では、キャリアは広い道路のみを移動するように心がけます。曲がり角も、ギリギリを通らないように。Uターンしようとしたり、敵に気を取られて端に寄り過ぎると、視界が変になって困ることもあります。慌てず焦らずに機体を移動して、視界を確保しましょう。拠点を置くのは交差点が便利。
友軍の活躍しやすい作戦なので、友軍に敵を引きつけてもらうことができます。その場合、幻獣の背後や横から攻撃するとよりよい戦果が期待できます。

○拘束戦(侵攻する友軍を援護)
友軍援護系の作戦は、まずは友軍と合流することを第一に考えましょう。合流後は一緒に進軍して、敵と遭遇すれば戦車を盾にしながら攻撃と基本通りに。このとき、戦車以外の部下を友軍につけておくと安心です。敵が撤退を始めるまでは、深追いはせずに、友軍の援護をメインに考えること。なお、侵攻する友軍とは別に友軍を呼ぶことができますが、あまり効果的でない場合が多いと思われます。

○救出作戦(逃げ遅れた市民の救出)
基本戦術では対応できないため、かなり難しい作戦です。最も大切なのは救出車両が破壊されないこと。道路上を移動するので、かなり速い速度で移動します。これについていって、敵の攻撃から守るのが役目なのですが、なかなか簡単ではありません。
クリアするための一つの方法は、PCを98式警戒車に乗せ、救出車両の側についてオトリ役となり、他の部下や友軍に幻獣を倒してもらうという戦術です(移動力を強化してあれば95式対空戦闘車でも可)。オトリの基本は止まらないこと。常に移動し続けていれば、ほぼ敵の攻撃は当たりません。ただ、オトリをしながら部下に指示を出したり、救出車両の状況を確認したりとやるべきことが多いので、かなり大変です。
救出作戦が市街地でない場合は、幻獣の撃破に集中して撤退に追い込む戦術も可能です。リスクはありますが、救出車両の移動速度がやや低下するので、その間に幻獣に打撃を与えて撤退に持ち込めば勝利できます。市街地でも、オトリに自信がなければ、あえて幻獣との戦闘をメインにしてもいいでしょう。その際は、戦車を前面に立てその背後から攻撃するやり方で問題ありません(待ち受けることはできませんが、基本戦術の応用と思ってください)。

○敵からの奇襲作戦(奇襲してきた敵の撃破)
基本戦術で問題なし。敵の侵攻方向が分かりにくいことがあるのが特徴だが、部下を盾にして戦えば対応できるでしょう。友軍を呼ぶ場合は、友軍の近くに移動して陣取るといい感じ。

○敵への奇襲作戦(敵を奇襲し、撃退する)
基本戦術で問題なし。友軍に敵を引きつけてもらえれば、かなり楽に戦えるでしょう。

○機動防御作戦(敵の侵攻を防ぎ、拠点を防衛)
基本的に大防衛作戦と同じ…だったような(汗)。最近プレイしてなかったんで、混同してるかも。今度プレイしたら、修正します(滝汗)。

○後衛防御作戦(撤退する友軍を援護)
拘束戦と同様、まずは撤退する友軍との合流を第一に考えましょう。拘束戦はそのあと敵の方へ進軍しますが、この作戦では友軍は後方へ撤退していくので、かなり楽に戦えます。足の速い敵がいない場合は、ほっておいても大丈夫ですが、心配なら部下をつけておくといいでしょう。ただ真っ直ぐには撤退してくれないので、友軍の位置には気を配る必要があります。

○浸透突破作戦(全軍の侵攻ライン突破)
運が良ければ、戦闘なしに大勝できる作戦です。また、敵が撤退しないので撃墜数を稼ぎたいときにも便利。突破を目指す場合は、進軍して突破エリア付近まで進み、部下を突破させて最後に自分が突破すればクリアとなります。突破エリア付近で敵に発見された場合も、戦車や自機をオトリにして他を突破させ、そのあとオトリ役が突破すれば問題ないでしょう。ただし、突破エリアまである程度距離があり、また敵勢力が強大ならば、無理に突っ込まずに陣形を組んで戦った方がいいかもしれません。
撃墜数を稼ぎたい場合は、陣形を組んで敵を待ち伏せ、各個撃破していく基本戦術どおりで問題ありません。

★部下への指示

戦闘開始直後、まずセレクト画面で部下への指示を行います。先にも述べたように、作戦に応じて部下を配置につかせます。補給車以外は面倒でも「追従」にせずに個別に場所を指定しましょう。移動中は原則「命令重視」で。それ以外だと、思わぬ場所に行ってしまうこともあり、孤立して大破、死亡といった最悪の事態も起こります。
今回の戦術では、攻撃の主体はプレイヤーです。そのため部下は盾・オトリと考えてください。部下の攻撃や補給は余裕のあるときに対応するだけで構いません。ただし、部下のキャリアが大破した場合は、すぐに後方へ下がるように指示してください。もちろん「命令重視」で。指示に従わない場合は、どうしようもできません。日ごろから部下の士気を高めておくように心がけましょう。

★友軍について

作戦上固定の友軍を除いた、呼び出せる友軍についてですが、作戦や配置によってかなりの戦力になる頼もしい味方であり、一方全く役に立たないこともあります。友軍頼みの戦い方もできますが、作戦によっては機能しません。プレイヤー自身の戦闘スキル向上のためにも、あまり友軍頼みになりすぎるのはどうかと思います。連戦で戦力がボロボロの状況などの場合を除き、だいたい60~100%程度の友軍戦力を呼ぶように心がけるのがいいかと思います。

☆まとめ
このゲームの戦闘は、戦闘前の準備、ブリーフィングでの戦術立案、実際の戦闘での行動の3つがほぼ同程度に重要です。
戦闘前の準備は、キャリア、ウォードレスの確保、修理の指示に始まり、弾薬の補給、キャリア等の強化、NPCの士気向上、PC・NPCの訓練などまで多岐に渡ります。特に、PCの機体と盾役の戦車は、予備機まで確保しておくこと、弾薬は相当の余裕を持った状況を作ること、強化は1体に集中するのではなく予備機まで満遍なく行うことの3点が大切です。

ブリーフィングは、先に述べたように作戦、地形、配置、敵戦力を確認し、進軍方向や布陣地点などを頭に描いておくことが重要です。また、作戦によっては、勝ちに拘らない思い切りも大切になってきます。

実際の戦闘での行動は、基本として、陣を組んで敵の進軍を待つ、盾を使って自機はダメージを受けない、ターゲットロックは使わない、補給はこまめに行う、特に補給車は絶対に守るといった点に注意を払いましょう。レーダーや部下の状況に気を配ったり、頻繁にセレクト画面で指示するようになれば、もう初心者卒業です。

☆ステップアップへの道
今回挙げた基本戦術はガンオケ白の章本来のものではありません。人型戦車で戦うのもガンパレードらしいですが、このゲームの戦闘の最大の面白さは、98式警戒車やウォードレスでプレイし、自分が敵を倒す以上に部下や友軍をうまく使って戦う戦い方にあります。そのときの基本は、立ち止まらず常に動き続ける戦い方であり、敵の射線をかわし、敵の背後を取り、或いは敵を待ち構えている味方の前に誘いこむような、そんな戦い方です。ただ移動しながら他のことをするのは、かなり大変です。できる人はできますが、できない人はできないといった類のことです。そのため、今回は動きながら戦わなくて済む戦い方を書いてきました。
何周かプレイして、1月2月の激闘に慣れれば、12月の戦闘はかなり楽に感じると思います。そうなれば、その楽な戦闘で違う戦闘スタイルを試してみるのもいいんじゃないかと思います。ここに挙げた戦闘スタイルはあくまでも一つのやり方に過ぎないのだから。


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