週刊ベースボール今週号は、遊撃手の特集です。
プロ球団別の歴代遊撃手ベスト5のページを見ると、華麗なフットワークと正確無比な送球が今でも目に浮かぶ名選手ばかり。
東京六大学出身者をピックアップすると、高代延博(法政-日本ハム)、鳥越裕介(明治-ソフトバンク)、広岡達朗(早稲田-巨人)、平田勝男(明治-阪神)、鳥谷敬(早稲田-阪神)、一枝修平(明治-中日)、山下大輔(慶応義塾-大洋)らの名前が並んでいます。
人工芝やドーム球場の時代と、土のグラウンドの時代とを単純に比較することはできませんが、それぞれの時代を代表する名選手ばかりであることは間違いありません。
この特集の中で、神宮球場の人工芝についてセ・リーグの遊撃手たちがコメントする記事があるのですが、これが興味深い内容なのです。
ヒザや腰への負担が軽くなった(鳥谷)
以前より疲れやすくなって、試合後は全身がカチカチ(梵)
負担軽減になっている実感はない(井端)
各者各様のコメントなのです。
このような違いは、どこから生じるんでしょうか。
ところで、鳥谷くんが次のように話しています。
「学生時代のイメージで神宮のことはよく聞かれます。」
「でも実のところ四年間汗を流した早大グラウンド(東伏見)の方が、よっぽど慣れているし、愛着があるんですよね(苦笑)」
さすが、学生時代から自己節制に努め、夜まで東伏見で自主トレに励んでいた鳥谷くん。
泣かせることを言ってくれますねぇ。
\(^O^)/
プロ球団別の歴代遊撃手ベスト5のページを見ると、華麗なフットワークと正確無比な送球が今でも目に浮かぶ名選手ばかり。
東京六大学出身者をピックアップすると、高代延博(法政-日本ハム)、鳥越裕介(明治-ソフトバンク)、広岡達朗(早稲田-巨人)、平田勝男(明治-阪神)、鳥谷敬(早稲田-阪神)、一枝修平(明治-中日)、山下大輔(慶応義塾-大洋)らの名前が並んでいます。
人工芝やドーム球場の時代と、土のグラウンドの時代とを単純に比較することはできませんが、それぞれの時代を代表する名選手ばかりであることは間違いありません。
この特集の中で、神宮球場の人工芝についてセ・リーグの遊撃手たちがコメントする記事があるのですが、これが興味深い内容なのです。
ヒザや腰への負担が軽くなった(鳥谷)
以前より疲れやすくなって、試合後は全身がカチカチ(梵)
負担軽減になっている実感はない(井端)
各者各様のコメントなのです。
このような違いは、どこから生じるんでしょうか。
ところで、鳥谷くんが次のように話しています。
「学生時代のイメージで神宮のことはよく聞かれます。」
「でも実のところ四年間汗を流した早大グラウンド(東伏見)の方が、よっぽど慣れているし、愛着があるんですよね(苦笑)」
さすが、学生時代から自己節制に努め、夜まで東伏見で自主トレに励んでいた鳥谷くん。
泣かせることを言ってくれますねぇ。
\(^O^)/
豊田泰光さんは、ご自身も遊撃手でいらっしゃったので、今週号では特に熱っぽくプロの遊撃手の目線を語っていらっしゃいますね。
なるほど、そういうものかと得心することばかりです。
迫田監督のお言葉も、さすがです。
古今東西、名将と呼ばれる方は、人の心を動かす言葉をお持ちです。
昨年の春、シカゴ大戦の前にaki_felixさんと一緒に広島商業を訪問し、全国制覇の記念碑を見て圧倒されたこと、広島商業までの道筋で擦れ違った広商野球部員たちの爽やかな挨拶ぶりの記憶が、鮮やかに甦ってきました。
鳥谷くんのユニフォームの着こなしは良いですね。
どの雑誌だったか、「動きやすさを求めていたら、今の着こなし(ストッキングを出すスタイル)になった」と彼は話していました。
鳥谷くんからは、イチロー選手などに通じる、トップ・アスリートの美しさを感じます。
今年は三度甲子園に行く機会がありました。毎度感心なのが、鳥谷さんの守備の確実さです。打球の行方をどう察知するのか、彼がさばくと普通のショートゴロに見えるのですね…良いコースに打球が飛び、ヒットになってもおかしくないような打球が…。毎回甲子園には彼の守備を見に行くようなものです。派手さは無いが堅実な素晴らしいショートです。
彼の正しいユニホームの着方、バッターボックスでの審判への挨拶も含めて、少年野球の子ども達のお手本で居て欲しいです。
甲子園球場に行くと背番号1を着けた子ども達の多い事に驚きますよ。(あっ!女性ももちろん多いです)
グランドの逸話で思い出すのは、法政金光監督がキャプテンだった広島商業の夏の甲子園優勝の時の話。
思い出に甲子園のマウンドの土を拾おうとしたエースの佃投手(故人)を怒鳴った迫田監督の一言。
「記念に残すべきは、甲子園の土じゃなくて、お前らの汗と涙がしみこんだ広商グランドの土じゃろうが!」
翌春の選抜甲子園、私の小学校時代の友人が、広島商業のメンバーとして甲子園に出たので確認した所、やはり、他校の様に土を拾うことはしないとの事。
ただし、スパイクに残った甲子園の土は大切に集めて、小さなビンに保管してありました。
「いいショートを作ればいいチームができる、
井端の中日、坂本の巨人」
早稲田のショートにも期待します。