富久錦 純米原酒で作った梅酒が完成

昨年５月末に仕込んだ
日本酒で漬けた梅酒が完成！

古城梅　１ｋｇ
果糖　３５０ｇ
富久錦　純米原酒　１．８L


８月に味見したときは青臭い感じがして
とても美味しいとは思えなかったのだが、
冷蔵庫に保存してさらに４ヶ月が経ち、
飲み頃とされる時期を迎えたのだった。

コーヒーフィルターで濾し、さっそくお味見。

ややとろっとした口当たりで８月よりも味に深みが増し、
強い酸味と濃い甘みが絶妙のバランスに育っていた。


仕込んでから半年、
ずっとサブ冷蔵庫で寝かせてきたけれど
ここまで化けるとは思わなかったな～。

この富久錦の純米原酒は、
梅酒用に特化した純米酒とのこと。

完成した梅酒はまろやかでいながら味わい深い。
たいへん美味しく出来上がって満足満足。

しかしふと冷静になってコストを計算してみると、

純米原酒　１．８L　２４００円
古城梅　　１ｋｇ　５～６００円
果　糖　　３５０ｇ　約１５０円

画像の１本分（２L）作るのに、
材料費だけで３０００円強か…。

来年の仕込みをどうするかは、
ゆっくり考えることにしよう。

*

こちらは６月に漬けた梅ウォッカ。


７月にお味見したときにものすごく美味しかったのだが、
ガマンしてまたしばらく寝かせておいたもの。

のどの奥にすっと軽く入っていき、胃がかっと熱くなる。
香りは爽やかで酸味が利いており、
甘さは日本酒梅酒のそれほどではない。

以前に味見したときよりも甘さが薄れ
酸味が勝っているような…。

時間が経って梅からの抽出が進んだんだね。
かなりスッパイですよこれは。
むしろ辛いといってもいいくらい。

これはこれでドライでいい感じ。
ベースがウォッカで度数が高いので、
何かで割って飲むのがよさそうだ。