果実酒お味見

ここしばらく猛暑続きですっかりバテ気味。

北向きの寝室に置いてある
梅酒（ホワイトリカー、泡盛、日本酒）の
様子をチェックしなければ…。

ときどきガス抜きをしてきたけれど、
やはり気温が高いとガスの出も増える。
泡盛の内蓋のツマミがはじけそうになっていた。

梅日本酒はあまり温度をあげずに
夏を越させた方がよいらしい。

電源を抜いて寝室で待機していた
サブ冷蔵庫の稼動する日が来たわ～！



４L瓶２本が並んで入った。
このままここで夏を越してもらおう。

*

ついでなので他のお酒もチェック。
梅シリーズは漬けてから１ヶ月程度、
プラムは漬けてから１１ヶ月目。


梅ウォッカ
南高梅　５００ｇ
氷砂糖　２００ｇ
ウォッカ　７５０ｍｌ
美味しい！　これもう完成でいいかも。
梅の香りと酸味が絶妙。とっても飲みやすい。




梅ブランデー
南高梅　５００ｇ
果糖　１００ｇ
ブランデー　７００ｍｌ

まろやかな梅の味がする。
甘さはもう少しあってもいいかな…。
まあ、こんなもんかしら？
もう少し寝かせておこう。




梅ウイスキー
冷凍していた古城梅　５００ｇ
フォアローゼズ　　　　７００ｍｌ

あえて砂糖を入れずに仕込んだものだが
やっぱり糖類は入れたほうがよさそう。
後から足しても問題はないそうなので、
氷砂糖を入れるつもり。




プラム酒
プラム　５００ｇ
氷砂糖　１００ｇ
ホワイトリカー　９００ｍｌ

来月になったら果実を引き上げる予定のもの。
美しい赤に染まったお酒は、ややリカーのきつさが
残っているので、果実を引き上げたあと、
また寝かせておくとさらによくなりそう。



今日お味見した４種の中ではダントツで
梅ウォッカが美味しかった。
いま冷凍庫にある南高梅５００ｇはウォッカ用に決定！
それがほんとにほんとの今年最後の梅になる。

*

今日も朝からうだるような暑さだったが、
昼過ぎから急に日が陰り、
見る見るうちに真っ暗になったので
慌てて洗濯物を取り込み、窓を閉めてまわった。

とたんに閃く稲妻、轟く雷鳴。
横殴りの雨が降ってきた。

出窓で昼寝をしていた猫も
ビクッと耳をそばだてている。

私もカミナリは怖い。
怯えつつ東の窓を開けて外を見ると、
雷雲はかなり近いところにいるらしく、
びりびりと轟く雷鳴に圧倒される。

しかし自分が今、安全な場所にいるせいか
まるで天然のオーケストラのような
荘厳な響きに感動した。

雷をさして「神々の怒り」と
書いた人の気持ちがわかる。

味見していた酒の余韻もあり、
自然の力に打たれてしばし陶然と
立ち尽くしていたが、我に返って窓を閉める。

雨雲は来たときと同じように急ぎ足で去っていった。