おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

再生可能エネルギー ・ 農業用水 の 活用  螺旋水車 < 農村 の 水 30>

2011年12月04日 00時00分00秒 | 農村の水
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写真1 農業用水路と並行して斜めに設えられた内軸(シャフト)に螺旋状の鉄製羽根がついた螺旋水車


写真2 共同作業場(「水車の館」)脇の農業用水路から導水して螺旋水車を回す。写真の右下に鉄製の羽根がみえる。


写真3 螺旋水車の紹介(「産業遺産 螺旋水車の館」)

 東京電力福島原子力発電所の事故もあり、再生可能エネルギー活用発電があらためて見直され、研究や設置が加速している。その一つに、農業用水を使うマイクロ水力発電(100KW未満)がある。
 先日、富山平野の農業用水路に螺旋水車を設置して蛍光灯を点ける地元企業の実験がテレビ放映された。
 そもそも螺旋水車は、鉄製のものがテレビでも紹介されたように、大正期に砺波市の鍛冶職人により開発され、富山平野の農業用水路に設えられて脱穀、精米などに使われ、全国にも伝播した(写真3)。
 さて、筆者は2007年盛夏、砺波平野のカイニョを撮るために砺波駅から庄川方向へ徒歩き。途中、南砺市高屋の「産業遺産 螺旋水車の館」に着き、鉄製螺旋水車を初見(写真1・2・3)。
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2007年8月2日 撮影地:富山県南砺市高屋
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