おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

「狭山 の さといも コロッケ」 を 世 に 出した 埼玉県 の 青年農人 と 普及指導員

2011年12月25日 00時00分00秒 | 農業
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写真1 親里芋の生産者「さやま里芋増産倶楽部」代表のOT氏。氏が手にするのは親里芋。隣りに「狭山のさといもコロッケ」、竹ざるに子里芋と孫里芋がある。


写真2 OT氏たちが作った販促幟


写真3 狭山市・新狭山ハイツの「いしかわ屋 肉<惣菜>店」に並ぶ「狭山のさといもコロッケ」


写真4 「狭山のさといもコロッケ」の由来・製造販売システムなどが記されるパネル


 埼玉県狭山市は、狭山茶だけでなく、知る人ぞ知る品質日本一の里芋の産地。
その里芋は子芋や孫芋(写真1の竹ざるにもられている。)であり、親芋(写真1の黒く大きい里芋。)は捨てられていた。
 捨てられるのは「もったいない」と立ち上がったのが、OT氏たち次代を担う「さやま里芋増産倶楽部」の青年農業者。若いだけに頭が柔かい。
 彼らを支援し、関係する企業や団体とコーディネートして親芋原料「狭山のさといもコロッケ」の開発販売にこぎつけたのが、埼玉県川越農林振興センター農業支援部の普及指導員や狭山市役所。これは、農業、商業、工業が連携する三方三得の農商工連携と呼ばれるシステム(写真4)。
 筆者は、新狭山ハイツにある「いしかわ屋 肉<惣菜>店」で購入して味わった。パサパサせず、粘っこくなく、味わいよい逸品。皆様、ご賞味ください!!
 この「さとコロ」を世に出し、「無」から「有」を生んだ普及指導員の活動は、(社)全国農業改良普及支援協会主催「平成23年度普及活動全国コンクール」の首席、農林大臣賞を受賞。
 引用・参考文献等:当ブログ2011年11月14日<サトイモの初収穫 <我が家の菜園22> Eddoe>
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年12月6日 撮影地:埼玉県狭山市・川越市
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