山王小チームは話し合いの末?トップ(大将)に最年少のタイキ君(小3)を置く、ガチオーダー(?)<苦笑
それもあって、チームは3戦全勝~ぶっちゃけ、副将ダイスケ君(5年)+三将アカバ君(4年)を置けば、この二人に勝てる子たちはそうは居ないと。学年通り一個ずらすとカナーリ危ない。(棋力というより、棋歴と平常心?完成度?大人度?の問題が…)~ただ、タイキ君は全敗と割を食った格好。
最終戦は優勝と全国大会を賭けて、去年の優勝校というより、西日本代表校(全国ベスト4)の学校。個人戦でも優勝~入賞に入ってくる2人とその弟君のチーム。 しかも、それだけのチームでありながら、オーダーもウチと同じく策を凝らすという…
ということで、弟君を大将に、つおい6年生2人が副将三将、といったところで、ダイスケ君たちの思惑は破綻w しかも、お強い兄弟は嬉野流!wの使い手なので、慌てて新宮小チーム(3回戦で負けた&対戦経験豊富?)に対策を聞きに行く… 泥縄ですなw
ついでに賞品が気になって、飾ってある場所まで走って見に行ってるあたり、完全に舞い上がってたw というわけで、決勝戦はアッという間にダイスケ君ーアカバ君が負け、「さらば優勝~」となったが、マイペース?(負けが込んでたから?)を貫く男?のタイキ君が黙々と指してもしかして…な局面に。(というか、嬉野流ってどーよ、と思ったんだけど…)
局面を見ずに、軽く写真を撮って、中学決勝の写真を撮りに行って、戻ってきてみたらまだ一局だけ熱戦?が続いてたので、感心感心。 局面を見たらだいぶ危なっかしいものの、後手陣が目を疑うようなヒドい格好で…
寄せられそう、でも相手の持ち駒も少ない~ということで、タイキ君の玉は上部に泳ぎ出してナカナカ捕まらない、といった局面で、時間切迫?(残り5分)からの△6七銀と打った手が疑問(?)というか、ここで▲5七桂と切り返した手がタイキ君の才能?センス?棋風?を示した手…
(ウッキーは▲6六歩△同竜▲5七金打とかで銀を取る順かな?でも手抜きで△6八銀成とされ、2二の角のヒモもあので、結構ムズい…じゃぁ、と思って▲5七桂に辿り着いたけど…これはまた後で書くw)
▲5七桂は竜取りというだけでなく、▲6五桂と跳ねれば、7七香と合わさって、一気に後手玉に届く(飛び道具二種の威力よ…)… 実際ここでドルフィンは先手優勢から勝勢へ。こういうところの図面的なセンスというか、明るさがタイキ君の特長。
しかたなく?△4五竜と切ったのはどうだったかなぁ… タイキ君も▲4五同桂では、同歩か同玉(イルカオススメ)と、あくまで▲6五桂を残したかったような。
それでも飛車を下ろし、角交換(ちょっと危ない?)後の▲5一角の王手から上に逃げようとする後手玉を▲7四香と走る手を決め手に即詰みに討ち取りして、見事に大敵を下した(パチパチ)
学年差は1コだけど、棋歴は大差… でも小学生だとこういうことはままあるのかしらん? とりあえず0-3負けでなくて準優勝として恥ずかしくない(3-0勝ちは無いので勝ち点的にはビミョウ?)面目はできたかと。
と、タイキ君パパさんと帰りの車中、余韻に浸ってた(?)のだけれど、家に帰ってきてから写真を振り返ってみると… 最初に撮った写真が
△3七金の王手に
▲3七同玉と取ったので大事件発生…
竜を取る手の残像がw この間1分足らずというのが何とも。(プロパティを見ると14:35~36の間w)これが、またひっくり返ったんですよねぇ…(呆然
見てないところでも何回か有ったんでしょうね>形勢逆転。 たぶん、このあと9九角成を防ぐため▲7七香と打ったんでしょうね…それが死命を制したんだから、このクラスの将棋は(好手と落手が相まって…)見てる分には面白いというか、関係者だったら寿命が縮まるというか…(溜息