日曜日は、suwa師範が早く帰られたので、ヒロ君の相手が居ないだろう(勝手読み)と、久々にスパー。 ウッキー先番でノーマル四間vs居飛車棒銀に。 うみゅ、あんまし詳しくないんだよなぁ(汗 なんとなく先手陣が微妙な形だけれど、まぁイイか… 勝っても負けても▲4五歩とするのが自分的に好みなのだけど、ヒロ君の相手を考えると、ウッキーのような目茶目茶な振り飛車党はいないよね、と思いつつ▲4七金。
▲4五歩か▲2六歩が好き…w
実戦は△6五歩を絡めずに一直線の決戦に。ただどう見ても振り飛車が良いハズ?と思いながら、とりあえず▲4五歩△3三銀を決めて、さて次の手は…?
8四銀が残ってるのが後手不満じゃ?
第一感は▲3五歩と、とにかく攻めのスピード優先だったのだけれど、△6九飛から攻め合いになるの嫌で、▲4六角と打ったのだけれど、この判断はどうだったか… 一応の読み筋としては1)▲3五歩△6九飛▲3四歩△2二銀▲5八銀△8九飛成▲6六角打△7七飛成▲同角△9八竜▲8三飛…
先手指せると思うのだけど…?
瞬間的に桂香損になるのと、3五のあたりがスカスカしてる感じで、踏み込めなかった。 ただ、この線も、もう少し深く読むべきだと反省。
ハゲ君は一例として、2)▲5八銀ではなく▲7八銀!と、人間では思いつかない方へ引いて、△7九飛成に▲6六角打として先手指せると。
ちょっと先手やれそう…?
それ以前に3)▲3四歩の取り込みに、△2二銀ではなく堂々と△同銀!と取って、▲1一角成△6七飛成と駒を取り合い、▲1二角(△2二銀とされると切れ筋なので…)に△7一飛と引く順を本線と。
4一から遁走される恐れが…
以下、▲2一角成△同飛▲3三歩の利かしを入れて、△3三同金▲2一馬△同玉▲8二飛△6三角…
▲8四飛成はヌルそう…
実際には数分で通り過ぎた手順の中にも、これだけの変化がある(あった)ことに、我が事ながら呆然。(特に▲7八銀と△3四同銀は駒を取らせるだけに…) 1の変化(直線だけど)が11手~ 2の変化が7手~ 3の変化が13手~と、 ハッキリ自分が良さそうと自信を持って指せるまで読もうとすると、それこそ数十~百以上の手を読まなくてはいけないわけで。(タメ息
プロはこれくらいは力もあるし、生活も懸かっているので、時間をたっぷし使って指していくんでしょうけど、こちらは楽しみで指しているので、ある程度は見切り発車みたいなところになるのはしょうがないと(苦笑
でも、こういう読みの蓄積は、もしかしてまたどこかで使えるかもしれないし、使えなかったとしても、考えた軌跡と力はきっと無駄にはならないハズ。 プロは優雅な白鳥、ウッキーレベルだと、みにくいアヒル(ガチョウ?)だけども、水面下ではそれぞれの力に合わせて、脳みそに汗をかくくらいに、あがきましょうか。 (ね、ヒロ君。)