今日の福井新聞におもしろい記事があった。
《東京から福井へ移住した若者が驚いた福井
組織に入り違和感》
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/268456
という記事である。
福井へ行くと違和感を感じるのは、この若者だけではない。
わたし自身も嶺南から福井へ行って、感じるのだ。
ほとんどの女性は、会議で発言しないし
目上の人には、決して逆らわない。
いやいや・・・目上だけではなく男性に逆らわないのである。
とある会議の席上、仕切っている目上の男性に
異議を申し立てたところ、ここから出ていけ・・・
と言われた経験もある。
会議が終わった後、何人もの女性から
今大地さんよく言ってくれた・・・と、言われたが
思ってるなら自分で言えよ! と心底、腹が立った。
2006年、生活学習館でおきた
上野千鶴子さんらの書籍を書架から取り除いてしまうという
「焚書坑儒事件」のときのことを、思い出した。
当時、福井県の男女共同参画課の女性課長は
「今大地さんは、来るたびいじめる」と言って
涙を浮かべたとき、そばにいる男性職員は
課長のフォローもせず、ニヤニヤと笑ってみているだけだった。
生活学習館の館長に、電話して確認してほしい・・・と、
その職員に伝えたら、なんと
「また、電話しておきますから・・・」
おもわず、今すぐ電話しなさい! と、どなっていた。
男女共同参画という名のお飾りでしかなかった役職・・・
それが福井の現実をあらわしている。
今日の記事を読んで、思った。
10年以上たってもまだ同じなんだ・・・と。
ジジィどもに、媚びを売りヨイショし、忖度した女性が
権力により近い座を得ることができるのも
福井を含めた嶺北全体の特徴かもしれない。
逆立ちしたって、そんなことのできないわたしは、
きっと、負け犬の遠吠え・・・
ぐらいにしか思われていないのだろうねぇ・・・