はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

2011年3月11日午後2時46分

2019-03-11 | 東日本大震災

市役所のサイレンが、いつになく大音量で

8年前のその時刻をつげた。

 

2011年3月11日午後2時46分。

日本中の人が、津波に飲み込まれる被災地の映像に

声を失くし、画面をみ続けた。

 

しかし、悲劇はそれだけで終わらなかった。

福島原発の崩壊というさらなる災害が

日本中を震撼させたのだ。

 

サイレンの音をききながら、自分の心臓の鼓動が

急に早くなってきた。

哀しみとともに、得体のしれない恐怖と怒りに

心臓が悲鳴を上げている。

 

どんな言葉をつなげても、

心から鎮魂の言葉をささげても、

被災地の人たちの失ったものが元に戻ることはない。

 

8年前のその時をさかいに、

わたし自身の生き方も大きく変わった。

果てしなく遠い闘いの日々だけど、

あきらめず、したたかに、しつこく生きていきたい。

 

 

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