東日本大震災から12年めの春
午後2時46分・・・
ひとりパソコンの前で黙とう。
わたしにとっても
その後の生き方を大きく変えた
フクシマの原発事故・・・
テレビに映し出される被害の
すさまじさに声を失い
動悸がおさまらなかった
12年前を思い出す。
原子力発電所とともに生きてきた
敦賀のまちで
脱原発を訴えることの難しさと
それを口にできなかった
自分自身の人生に
葛藤する毎日が続いた。
あたたかな春の日ざしのなか
これから先の人生を
どう過ごしていくべきなのか・・・
答えを探すわたしの旅は
まだまだ終わらない。