はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

新エネルギー導入促進協議会の補助金の交付先決定

2009-08-03 | 風力発電

2009年8月3日(月曜日)
この2日で、敦賀市内の
ついとも(ついったーのともだち)が
できちゃった・・・

さて、いつも風力発電のブログに
コメントを寄せてくださっている
冬季雷さんからの情報です。

一般社団法人・新エネルギー導入促進協議会が
補助金の交付先の決定を発表してます。

http://www.nepc.or.jp/topics/pdf/090731_3.pdf

主だったところをピックアップしてみました。
CEF社は、山口県の白滝山ウインドファームだけ。


株式会社グリーンパワーあわら
福井県あわら市に2,000kW×10基、計20,000kWを導入する。

株式会社ユーラスエナジー滝根小白井
福島県田村市滝根町・いわき市川前町に
出力46,000kW
の風力発電設備を建設し、売電する。

関電エネルギー開発株式会社
淡路市に風力発電設備24,000kWを導入し、
RPS法に基づく新エネルギー等の利用目標量に充当する。

中部風力発電株式会社
松阪市白猪山から高須ノ峰につながる尾根を利用して
34,000kW
の風力発電施設を建設し、売電する。

エムアンドディーグリーンエネルギー株式会社
株式会社ウィンドテック
株式会社ジェイウィンド石廊崎
静岡県南伊豆町に2,000kW×17基、計34,000kW導入する。

CEF白滝山ウインドファーム株式会社
下関市に50,000kWの風力発電所を建設し、売電する。


東伊豆で、問題が出ているというのに
静岡県では、南伊豆町をはじめとして
磐田市、掛川市にも今回、補助金の交付が
決定しています。

集中豪雨による土砂崩れや土石流の被害の規模が
年々、大型化しているのは、
山肌を削り、開発を進めてきたためです。

「環境にやさしい」といううたい文句で
狭い日本の国土に乱立する風力発電が
環境破壊の一端を担うことになっている矛盾に
だまされないでほしいものです。

20年後、廃棄物と化したブレードやナセルは
いったいどこの処分場に運ばれるのでしょうか。

地球温暖化説はまやかしの新興宗教より
もっと、たちが悪い地球規模での洗脳です。

「CO2温暖化説は間違っている」などの著書がある
槌田敦・元名城大教授の
おこした裁判の行方が気になります。

産経の日本の議論に長い記事が載っていました。
さわりの部分をアップしました。

【日本の議論】地球温暖化は本当なのか 
台頭する懐疑論、バスターズも
(1/5ページ)

http://sankei.jp.msn.com/science/science/090802/scn0908021801001-n1.htm

温暖化懐疑論が裁判に

東京地裁で気象学者らが注目する裁判が行われている。

原告は「CO2温暖化説は間違っている」などの
著書がある“懐疑論者”の一人、
槌田敦・元名城大教授。被告は日本気象学会(東京)だ。

槌田氏の訴えはこうだ。

昨年4月、「二酸化炭素(CO2)の増加が
地球温暖化をもたらす」という“通説”の因果関係の逆、
つまり「気温が上昇することで海中に含まれる
CO2が放出され、CO2濃度が増加する」とする
論文を日本気象学会機関誌「天気」に投稿したところ、
学会は2度にわたり論文の書き直しをさせ、
一部は評価したにもかかわらず
「長期的な因果関係の論拠が示されていない」
などとして掲載の拒否を決定したという。

槌田氏は、自説を5月の気象学会大会で
発表することも求めたが、学会側はやはり
「学術的ではない」などという理由で拒否した。
このため、槌田氏は精神的苦痛を受けたとして
慰謝料100万円を求める訴えを同月27日に提起した。

槌田氏は「化石燃料を使用して発生したCO2が
大気にとどまり、地球を温暖化したという『仮説』が
政治経済を動かし、膨大な金額が投じられている。
こうした通説と異なる説の発表の機会を奪い、
封じ込めようとする動きに一石を投じたいと
思って裁判に踏み切った」と語る。

これに対して、気象学会側は
「2度の改稿を経ても、原告の論文は掲載するに
適さないと判断した」などとして全面的に争っている。

7月9日の初弁論では、槌田氏自身が東京地裁に出廷、
槌田氏の説を支持する市民らが傍聴に来ていた。

会社を休んで傍聴に来たという東京都板橋区の
男性(59)は「社会が温暖化一色になっていることに
以前から疑問を感じていました。
槌田氏の説はその疑問に答えてくれている」と話す。

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16 コメント

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はじめまして (恵比寿屋)
2010-01-31 11:54:18
いまさらなんですが。
たまたま見つけまして・・・
足跡を残させて頂きます。
当地にも風力発電計画が持ち上がっております。もちろん過疎地です。なんと地元では賛成となっています。理由は・・・
1.土建屋さんが仕事ができる。
2.森林荒廃により木材生産よりも土地を売る方がお金になる。
3.地元有力者が賛成するとじいちゃん・ばあちゃん達は右に倣う。逆らえない。
4.役場は固定資産税が欲しいので推進する。
5.以上の理由などから反対者は締め付けられる。土地を追い出されかねない。
地元民にすると山林の荒廃は手に負えず、風車設置となると単純に慶びます。
ダムで川を殺した事も忘れて・・・
これが現状です。風力であろうとなんであろうと一概に否定する気は無いのですが、あまりに「拝金主義」だと・・・
良い方策は無いものか苦心しております。
返信する
いつも応援ありがとう (はるみ)
2009-08-12 22:47:46
冬季雷さま
いつもあたたかいコメント、ありがとうございます。
感謝しております。
返信する
ありがとう (はるみ)
2009-08-12 22:45:56
ziroさま
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
あむまでも主観で(わたしは元・首相のように客観的に見ることができないので・・・)書いております。
返信する
がんばってください (はるみ)
2009-08-12 22:41:25
お前が騙されてんだよさん
みなさんにそう呼ばれているんですか?

いっぱいコメントつけていただき、ありがとう。
あなたのその素晴らしいエネルギーを
ぜひ市民運動に活かしてください。
返信する
あえて (冬季雷)
2009-08-08 10:02:18
書かせて頂きました。
風力発電や再生可能エネルギーの利用はベスト解ではないとしても、ベターな選択の一つです
ただ、あくまでも、再生可能エネルギーは地域と共生するエネルギーであり、地域に迷惑をかけるような風力発電など存在すべき物ではありません

以前、愛媛県伊方町の丸紅のサイトを見てきましたが、民家から200m前後。死ぬほどうるさい。
風切り音と、モーター計の音、風向が変わるとき温室が変わったり、僅か1時間で気持ち悪くなりました。

風力を応援する自分でもここに住むことになったら、翌日にでもロケット砲で風車を打ち落としたい気分になると思います(マジです)
返信する
Unknown (お前が騙されてんだよ)
2009-08-06 11:54:12
有権者の皆さん
たくさん情報提供しすぎても焦点がぼけるでしょうから、とりあえず既にはった
http://www.rakkousha.co.jp/books/ka_02.html
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/labs/china/asuka/
ここらに、槌田らの説が
 どこが
 どう間違っていて
 本当はどうであるのか
そこまで詳しく書いてありますので、もし責任感ある議員なら、
 上記論文・本のどこがどう間違っていて
 本当はどうであるのか
を指摘するか、もしくは自分が足りない頭で人を詐欺師呼ばわりしたことを謝罪か撤回するなりするはずでしょう。

それさえ満足にしていただけないようなら、場合によっては納税者として、不真面目な議員で現職に不相応として、強い措置に出ることも考慮に入れざるを得ません
返信する
Unknown (お前が騙されてんだよ)
2009-08-05 20:42:57
URL切れちゃったのでこっち見て
http://en.wikipedia.org/wiki/Global_Warming_Swindle
必要があったら日本語版見て
返信する
Unknown (お前が騙されてんだよ)
2009-08-05 20:41:21
どうせこういうのウソ番組と知らずに見て間に受けたんだろ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96%E8%A9%90%E6%AC%BA_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
返信する
Unknown (お前が騙されてんだよ)
2009-08-05 20:24:53
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/atom/1248522919/
ここの134に書いといたので相互リンク

有権者の皆さん、怒らなきゃ駄目
このレベルの無責任公人はめったにいないのですから
返信する
共感します (ziro)
2009-08-05 20:11:48
はるみさん、はじめまして。
いつもブログを拝見させてもらっています。

温暖化に関する論議については、冬季雷さんが記されていることに深く共感します。
仮に温暖化問題に対し、対策を講じたとします。
しかし、実際には何も起こらなかった。この場合に失うものは何か…
懐疑論者を信じ、温暖化問題に対して何の対策もとらず、実際に温暖化が起こってしまったらどうなるのか…
低炭素社会を進めようとする温暖化対策は、資源やエネルギーの枯渇に関する視点からも重要ではないでしょうか。
一番大切なのは、「今ある資源・環境をどうやって将来世代に残していくのか」ということだと思います。
はるみさんもこうしたことを感じながら活動されているのではありませんか。

地球温暖化説はまやかしの新興宗教よりもっと、たちが悪い地球規模での洗脳です。

そう言い切れるのでしょうか。
返信する
Unknown (お前が騙されてんだよ)
2009-08-05 11:35:38
さあ皆さん、このバカ議員は、9・11自演説とか、月着陸ウソ説も信じちゃってるのでしょうか?twitterしてる暇があったら、正式の科学の文献読むようなまじめさを持ち合わせていないのでしょうか!?
返信する
Unknown (お前が騙されてんだよ)
2009-08-05 11:18:47
大学出てないの?出たとしてもボンクラ大学?
学会誌の 査読 って言葉知らないとか?
論文は全て査読して、掲載拒否なんて当たり前なんだよ
それで裁判なんて時点で、まともな学者じゃないことはわかるの
仮にまともな学者なんだったら、英語で書いて国際誌に投稿するのが当たり前
そんなことも知らない議員がいるとは・・・そんな人に血税から給与が・・・
返信する
Unknown (お前が騙されてんだよ)
2009-08-05 11:14:58
理系リテラシーがない者は、公人として著しく問題がある
http://eco.nikkei.co.jp/interview/article.aspx?id=MMECi1000006042009
返信する
Unknown (お前が騙されてんだよ)
2009-08-05 11:12:29
文系騙して印税ウハウハ
http://www.petbottle-rec.gr.jp/syoseki/index.html
http://homepage2.nifty.com/koshi-net/other/kaihou/73-2.htm
http://www.rakkousha.co.jp/books/ka_02.html
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/labs/china/asuka/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E9%82%A6%E5%BD%A6

もう何から何までウソ
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1416150624
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3015591.html

そして・・・!!!
週刊文春2月12日号
「マイ箸は不要」「ペットボトルは燃やせ」のウソ 椎名 玲・吉中由紀
「エコ批判」武田教授に公開質問状
返信する
ようくわかっております。 (はるみ)
2009-08-05 09:31:40
冬季雷さま

あなたのおっしゃることは、ようくわかっております。

わかっちゃいるけど・・・
補助金の出し方や、やみくもに、導入促進をする政策には、やっぱり危機感をおぼえているわたしです。
返信する
すべての風車が悪では無いと考えています (冬季雷)
2009-08-05 00:19:41
情報元の冬季雷です。
一応、スタンスを述べますとすべての風力発電が悪では無く、一部の風力事業者の開発は悪であるという認識を持っています。この点はご了承ください
現実問題として地球温暖化については、正しいという判断には情報が足りず、否定する事は容易ですが、一方、人間の生活が原因で気候が大きく変化している事は紛れもない事実です。敢えて地球温暖化という言葉を使いません。なお、地球温暖化を否定する事は出来ますが、もし、その否定が間違いであった場合の責任を、槌田氏や、最近の著書では武田邦彦氏など否定意見はありますが、私たちの子どもや孫の世代にまで責任を持ってくれるのでしょうか?その保証が頂けるのであれば、CO2温暖化説否定に賛同します。
一方、最悪シナリオを考えた場合、化石燃料を極力使用しないという事は人間は選択できます。
そのための最悪シナリオの備え的な位置づけも含めてヨーロッパは風力発電を選択していると考えています。仮にCO2温暖仮説が間違いだとしても、お金を損する事で済む。一方、CO2が温暖化に影響があると、50年後、孫の世代に判明した際に誰が責任を負うのか?
もちろん、だからといって、CEFなどに見られる強引な開発、伊方町などで問題化している騒音問題、治水効果のある山林への開発などは許される物ではありません。
ただ、
最終的にはどこかで許容するしかないのかも知れません。
ヨーロッパなどではそのコストとのバランスで風力発電を選びそれが設置限界のため太陽光発電と太陽熱発電などにシフトしています(確か太陽光世界1位はドイツ、2位はスペインになって日本を遙かに凌駕しています)
理想は世界中の砂漠に太陽光発電や太陽熱発電を設置し、超高圧送電線+海底ケーブルで結ぶような事ができれば、敢えて風力発電を選択する必要は無くなります。
実際に、EUはアフリカ・サハラ砂漠に太陽熱発電を設置する計画を進めています。
もし、それが経済的に合い実現したら、恐らくヨーロッパの膨大な風車は撤去されていくと思います
返信する

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