はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

ムクゲの花が咲きました・・・

2010-07-06 | 風力発電

2010年7月6日(火曜日)
我が家の庭に「ムクゲの花が咲きました・・・」
韓国の「ムクゲの花が咲きました」は
1から10まで数える代わりに使う
「だるまさんがころんだ」と同じだそうです。
(うちらは、ぼんさんが屁をこいた・・・でした)
さいしょの一歩という遊びのとき、
鬼になると、「ぼんさんが屁ぇこいた」と早口で
言ってました・・・

ムクゲは韓国の国花・・・純白のムクゲ
「ムクゲノ花ガ咲キマシタ」という韓国の
ベストセラー小説のなかでは、
この言葉が核兵器のコードネームになっていたそうです。
(読んでいないし映画も観ていないのですが・・・)

我が家のムクゲは底紅の別名・宗旦ムクゲです。
夏の茶花では、ナツツバキとともに最上とされています。
どちらも一日花で、
地面は花のむくろで雪が積もったように見えます。
「槿花一朝の夢」と言う人の世のはかなさをあらわす
言葉もあります。

インドでお釈迦さまが亡くなったときに、
2本ずつ対になって生えていたという沙羅双樹ですが、
日本ではナツツバキを沙羅双樹と呼んでいます。

祗園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色
盛者必衰の理を表す
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢の如し
たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ

と古文の時間に暗誦させられた平家物語のなかにも
あるように、人の世のはかなさをあらわす一日花だから
ナツツバキを沙羅双樹というようになったそうです。

ということで、今日のケータイ写真館は
我が家の一日花・底紅のムクゲ・・・です。
わたしに似合いの花・・・だと思いません?

    

         

ん? あんたは雑草!だって?
えぇ、えぇ、どうせわたしゃ、雑草ですよ!
はかなさなんてかけらも持ち合わせてませんよ!
あかまんまのおはる・・・とでも呼んでちょうだい!
そうそう、次回はあかまんまではなく、
みちのくのしのぶもぢずり・・・ネジバナを
アップするつもりです。

さて、こちらは、読売新聞の記事。
敦賀市もチラッと出ているのでアップします。
こういう風力発電の問題を提起してくれる記事は
とても励みになります。

脱原発・反原発の追い風やシンボルとして
注目を集めるはずだった風力発電・・・
しかも、風力発電の多くは、
原発立地地域に集中しているという不可思議な構図・・・
不安定な風力の電力は買い取りたくないのが本音の
電力会社、その電力会社関連の企業(キンデンや電源開発など)
が、風力発電建設を担っているというこれまた、
理解に苦しむ図式になっています。

日本の風土や自然環境、景観にとって、
風力発電は是か非かを真剣に考えてほしいのです。
風車からの低周波による被害に苦しむ地域住民が
おおぜいいるという事実も忘れずに・・・

http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100703-OYO8T00414.htm

エネルギー新時代 第二部 自然の力
<4>回る風車 健康被害の影

鳥取県中部の北栄町。
日本海に面した砂丘に沿って、町が建てた9基の大型風車が回る。
年間の発電量は2390万キロ・ワット時と、
市町村の直営風力発電所としては国内最大だ。

建設費は28億円で、2005年11月に稼働した。
生み出した電気は中国電力に売り、
年間約2億5000万円の収入になる。
町税収入の約2割に当たり、
稼働から12年で投資を回収する計画だ。
松本昭夫町長は
「防風林を必要とする『負の存在』だった風を活用できた。
風力発電の町として知名度も上がり、
予想以上の効果があった」と語る。

風力発電は1997年の地球温暖化防止京都会議(COP3)
などをきっかけに日本でも導入が進み、
設置数は1680基を超えた。
風が吹かないこともあるので、実際の発電量は
全体の0・4%未満にすぎないが、
電気を起こす能力は計218万キロ・ワットと、
原子力発電の約2基分になった。

今後も各地で設置計画が目白押しだ。
関西でも和歌山県南西部の白馬山系周辺で、
複数の企業が風力発電機を現在の約3倍の
100基以上に増やす計画がある。

政府は6月18日、電力の買い取り対象を、
従来の太陽光発電から風力発電などにも広げることを
盛り込んだ「新成長戦略」を閣議決定した。
設置はさらに加速しそうだ。

一方で、風車の近くに住む人たちが、頭痛や不眠などの
健康被害を訴えるケースが相次いでいる。

静岡県東伊豆町の川澄透さん(79)は、09年の初め頃から、
朝起きると「孫悟空みたいに頭を縛られたような痛み」
に苦しみ始めた。
約600メートル先で風車が回り始めた直後だった。

近くの住民にも吐き気などの症状が出て、
風車が回る際に生じる100ヘルツ以下の「低周波音」が
原因だと考えた川澄さんらは、公害等調停委員会に
因果関係の判断を求める原因裁定を申請した。
川澄さんは「公害だ」と憤る。

低周波音と健康被害の因果関係は明確になっていないが、
事態を重視した環境省は、苦情のある愛知県豊橋市、同田原市、
愛媛県伊方町の3市町で測定し、調べた4世帯のうち
3世帯から低周波音などが確認されたと発表した。
4月から1年かけて国内のすべての風力発電機で調査する。

さらに環境省は、事業の構想段階から
環境影響評価(アセスメント)を義務付ける
環境影響評価法の対象に、風力発電施設を加える方針で、
国会での審議を待っている。

こうした動きを受けて、
「国の調査が終わるまで建設計画に同意しない」(福井県敦賀市)、
「住民合意がなければ進めない」(三重県松阪市)
とする自治体も出てきた。

風車に鳥がぶつかって死ぬ「バードストライク」や、
景観への影響を指摘する声もある。
風車の羽根が折れる事故が各地で起き、修理のため、
期待した量の電気を作れないケースもある。

住宅から遠い海洋に風力発電所を作る計画や、
音が小さい小型風力発電機の開発も進むが、
普及へのハードルは高く、「即効薬」にならないのが現状だ。]
狭い国土にどこまで風車を増やしていくのか。
国民的な議論の深まりが欠かせない。
(2010年7月3日  読売新聞)

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