今日は、午後7時から敦賀市環境審議会がプラザ萬象で
開催されると聞いたので、傍聴に行った。
審議される内容は、
(仮称)余呉南越前第一・第二ウィンドファーム発電事業についてだ。
市民公募で委員になられた3人の方もふくめ、
14人中、10人の委員が参加していた。
最初に、今回の事業を展開する
グリーンパワーインベストメントから事業内容や
環境影響評価方法書についての説明があった。
やっぱり、敦賀市の環境審議会はスゴイ!
鋭い指摘や、質問が相次ぎ、
事業者が説明に詰まるシーンが続出。
答申をまとめる時間が取れず、
5月13日に再度、審議会が開催されることになった。
敦賀市の土地に直接、建設されるわけではないが
最長208メートルもの風車が、50基という
大規模な事業である。
今庄から余呉湖にかけての山の尾根を削り
幅員5メートルの林道をつけ、
尾根伝いに大型風車を50基も並べるのだ。
水源や自然環境、貴重な動植物に影響が出ないはずはない。
景観にも影響してくるし、工事のせいで
有害鳥獣であるイノシシやシカ、クマなどが
里に下りてくる可能性も今以上に高くなる。
環境審議会の答申によっては、
環境影響評価のやり直しもあるかもしれない。
答申をまとめるという次回の審議会も傍聴に行きます。