今日、午後3時から福井地裁において、大飯・高浜仮処分の第1回審尋がありました。
今大地は申立人の一人として、その審尋の場に立ち会うことができました。
申立の準備書面等はこちらのサイトから見ることができます。
http://adieunpp.com/karisasitome.html
審尋では、樋口裁判長が(今回は被告ではなく)債務者である関西電力に対し、
大飯原発の差し止め請求の控訴審(2月2日)の第2回口頭弁論の内容と今回の内容は
完全に一致しているのかという問いかけがありました。
関電側はほぼ一致しているとの回答でした。
また高浜原発において、基準値振動が370ガルから550ガルに(およそ1.5倍)、
また550ガルから700ガルに(およそ1.2倍)上方修正した際に、
基本的な耐震工事はされているのか、どんな工事をしたのかを問いました。
樋口裁判長の例えがよかった!
10人乗りのエレベーターを15人乗りにするためには、ワイヤロープを2倍にするでしょう。
それと同じように基準値振動が1.5倍になったんだから、1.5倍以上の耐震工事が必要でしょう!
関電は現在、工事を実施中としながらも実際には、耐震を倍にする工事はしていないのよね・・・
これをふくめて3点について文書での主張を債務者と債権者の両方に
提出するよう求めました。
第2回目の審尋は、なんと!
3月11日!!!ですよ・・・
3月11日に決定が下されるのかどうかは、まだわかりませんが・・・
さて昨年の5月に福井地裁で歴史的な判決を勝ち取った大飯原発差し止め請求と
今回の仮処分とはいったい何がどう違うのか・・・
申立人になりながらもその実、よくわかっていなかった今大地でした。
そこで現在、川内原発の仮処分で闘っておられる内山弁護士に、今大地がインタビューしました。
こちらがその動画です。