はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

もんじゅの事故から14年・・・

2009-12-08 | ニュースから

2009年12月8日(火曜日)
昨日の昼過ぎから、頭痛に合わせ目の奥の痛みがひどくなり、
3時半過ぎに、帰宅。
そのまま眠ってしまった。

夜もブログすら書けない状態・・・
でも、ちゃんと夕飯は食べられたし、きっと大丈夫だろう。

ちょっと疲れがたまってくると、身体がいうことを聞いてくれなくなる。

目の痛みは、取れたけれど相変わらずの頭痛。

夜は、ウエットランド中池見のみなさんが八新で懇親会。
わたしもお茶を飲みながら参加。
みんなの顔を見ただけで、元気が湧いてくるから不思議だ。

さて、今日12月8日はもんじゅが14年前にナトリウム漏れ事故を起こした日。
読売新聞の福井県版には、もんじゅの運転再開の検証記事が掲載されていた。
14年前の夜、新聞記者が「もんじゅが事故った」と
店に駆け込んできたときには、まさかそんな重大な事故だとは
思ってもみなかった。
14年前か・・・
右手首の動脈を切る事故で、あと15分遅れていたら命がなくなっていたと
医師からいわれたのも、この年の10月だった。
わたしの人生はこの時を境に、めまぐるしく変わっていった。
わたしにとっては、生きていく喜びと命の尊さを身体じゅうで
味わってきた14年だ。

もんじゅの関係者は失われた14年などといってるけれど、
誰かに奪われて失ったわけではない。
自分たちが見失ってしまったためにおきたことだ。
かっては「神の火」とまで称賛されたもんじゅ・・・
神さまはいつだって、身勝手で人間の思い通りには事を運んでくれない。


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/?from=dmst1

もんじゅ事故14年 再開へ
地元・国慎重に最終判断

日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木)で
1995年12月に起きたナトリウム漏れ事故から8日で14年。
もんじゅは事故以来、停止しているが、機構は今年度内の運転再開を目指して
準備を進めており、同日には法定検査がすべて終了する予定だ。
その結果、国や県、敦賀市が運転再開を了承すれば、
再始動への条件はすべて整うことになる。
もんじゅを取り巻く現状と、運転再開までの課題を検証する。(冨山優介)

 ■原子力機構

機構は96年10月からもんじゅの安全性総点検を実施。
点検結果や改善成果を順次、国へ報告してきた。
だが、昨年3月のナトリウム漏えい検出器誤作動問題などによって、
国から「事故の教訓が生かされておらず、保守管理能力にも問題がある」
と指摘されたため、機構は再び組織改革や機器の点検などに取り組んだ。
先月9日にようやく「組織の改善は進み、設備の安全性も確認され、
運転再開は可能となった」とする最終的な報告書を
経済産業省原子力安全・保安院に提出した。

向和夫・もんじゅ所長は「運転再開できるところまで来たことを、
自信を持って示したい」と意気込む。

 ■国

保安院は法定検査の結果などを踏まえ、報告書の検証作業を本格化させる。
外部の専門家の意見聴取も行い、運転再開の妥当性について最終判断を示す。
検証結果は内閣府の原子力安全委員会にも報告され、
同委員会が了承すれば、国がもんじゅの再始動に対して
“お墨付き”を与えることになる。
保安院関係者は「検証は全力を挙げ、かつ慎重に進めている」と話す。

 ■地元自治体

運転再開の最後のハードルは、地元の同意となる。
法令による安全規制とは別に、機構と県、敦賀市とが結ぶ安全協定で、
事前協議が必要と定めているからだ。
機構は国の了承後、両自治体に協議を申し出る方針。
14年間も停止していた原発が運転再開するのは世界的にもまれなだけに、
両自治体とも、諮問機関での検討を経た上で、議会の意見も尊重し、
是非を判断するとしている。

敦賀市原子力安全対策課の松永隆司課長は
「この1年は機構の真剣な姿勢が伝わってきた。
前進している印象がある」と評価。
桜本宏・県原子力安全対策課長は「確実に組織改善がなされているか検証し、
慎重に対応したい」としている。

(2009年12月8日  読売新聞)

コメント (1)
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