はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

北陸トン・チン・幹線

2008-12-13 | ニュースから

2008年12月13日(土曜日)
駅舎のリニューアルはあくまでもJR西日本が
法律に基づいて、しなきゃならない仕事、
敦賀市が税金をつぎ込むべきでない・・・
という一般質問に対し、

すこしぐらい損をしてでも・・・
などといった答弁をする敦賀市の執行者。

6~8億円のどこが「すこしくらい」なんだろう?

いくら裕福だと言っても、敦賀市民の大切な税金である。

『住民の福祉の増進に努めるとともに、
最小の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない』
これは、地方自治法第2条14項からの抜粋した条文である。

6~8億円の駅舎リニューアル代+毎年数百万の維持管理費
があれば、
児童の医療費の無料化の拡大
高齢者の市内バス・フリーパスの発行
学童保育の充実
図書館の本を増やす
DVシェルターをつくる
などなど、市民が実現してほしい福祉の充実や
子どもたちへの支援に使ったほうが
よほど、市民のためになる。

『金は出しても口は出さない』ってのは、
市民自治や市民活動の支援を行うためにある言葉だ。

JRという大儲けしている民間企業に対して
今まさに『金は出しても口は出さない』を
やろうとしているのが敦賀市。

他の自治体もみんなJRに対してはそうしているから
なんて言い訳は、通らない。
新幹線もしかり。

政権が交代するかもしれない「壊れた自民党」の
PTだのWGだのの決定なんて
くそくらえだ!

ん? 言葉づかいに気をつけなさいって?
これ以上、ピッタンコの言葉なんかみつからないわ!
ごめんあそばせ・・・
生まれも育ちも冗流階級なもんだから・・・

北陸新幹線はトン・チン・幹線・・・いやいや
敦賀が財政破たんで沈下するかもしれないから
北陸敦・沈・幹線・・・なんてことにならないでほしいわ!

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5825

【南越駅部設計も盛る 整備新幹線与党案】
(12月13日午前8時00分 福井新聞)
 
与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(PT)は
12日、北海道、北陸、九州の未着工3区間のうち、
北陸は金沢―福井と敦賀駅部、北海道は札幌―長万部、
九州・長崎ルートは長崎駅部について2009年中に認可、
同年度内に着工するよう求める与党案をまとめ、
政府に申し入れた。
北陸では、整備新幹線建設推進高度化事業による
南越駅部の設計なども盛り込んだ。

週明けに政府・与党ワーキンググループ(WG)を
開いて政府・与党合意を目指し、
09年度政府予算案に反映させる方針。
ただ、工期は「できる限り早急に完成することを前提に」
とするにとどめた。
1兆数千億円とみられる財源確保と併せてPTなどで
検討を続け、認可までに結論を出す方針。

本県が求めてきた「敦賀までの一括認可」には
及ばなかったが、福井までの認可、着工は濃厚とみられ、
駅部の部分認可によって敦賀までの延伸も
ほぼ担保されることになる。
加えて、10日の時点では検討材料に挙がっていなかった
南越駅部の設計を追加した。
「敦賀以西の延伸の方針の検討を進める」との
文言も盛り込んでいる。

スーパー特急方式による整備案が浮上していた
札幌―長万部については「整備方式は要検討」とし、
地元の反発に配慮して結論を先送りした。

津島雄二PT座長は記者会見で
「多くの理解を得てここまでこぎ着けた。
関係線区それぞれの立場も念頭に置いてまとめた」
と述べた。

一方、財源は、JR各社から将来国に入る施設貸付料を
担保として最大約6000億円を調達可能と国交省が
試算しているだけで、
工期延長も含めて今後の検討課題とした。
貸付料の見直しや新幹線の建設主体となる
鉄道建設・運輸施設整備支援機構の持っている
剰余金の活用、国と地方の負担の在り方の再検討などを
想定しているが、現段階では未知数。
与党内や沿線の強い意向を踏まえ〝見切り発車〟した形だ。

与党案について、PT、WGのメンバーである
自民党の山崎正昭参院幹事長は
「厳しい財政状況の中、3線全体を考えれば、
落としどころとしてこのような表現になるのではないか。
WG、予算編成の過程でさらにしっかり
詰めていく必要がある」と述べた。

コメント (2)
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