はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

せっかく、ラムサール条約登録地をめざすというのに・・

2007-09-19 | 中池見
2007年9月19日(水曜日)
 今日の特別委員会の論点は
1.処分場の水質モニタリング結果を
 踏まえての現状と、
 コストから見た今後の対策。

2.中池見湿地の管理運営を
 行ってきた、大阪ガスの子会社である
 テクノ・グリーン撤退後の
 管理運営の方向性。
    この2点に議論が集中した。

 とくに中池見湿地の保全に対しては
委員から、湿地全体の保全が
必要との意見が相次いだ。
しかし行政側は、当分の間は
環境保全エリアのみの管理運営で
行くことを明言。

 大阪ガスからの寄付金も
環境保全エリアの管理運営にのみ
使う方針であることも明らかにした。

 「環境保全エリアは人工的に
作られたものだからこそ
管理運営にも年間2000万円もの
お金がかかるのだから、
見直すべき」という、地元議員の
発言もあったが、
(わたしは心の中で拍手!)
部長は「【中池見検討会】の
答申が、当面は環境保全エリアの
管理運営を行っていく」と、
なっていることを強調。

 テクノ・グリーン撤退後の
管理運営を担う民間も
環境保全エリアのみの
業務になると述べた。

 NPO法人が現在、ボランティアで
行っている湿地全体の保全活動は
まさに、
「勝手にやってよ!」であり、
「あんたたちに、委託してもいいけど、
やってもらう業務は、環境保全エリアだよ」
ということだ。

 最小の経費で最大の効果を
あげることが、「法」に定められている
ことを、もっと真摯に考えてほしい。

 せっかく、ラムサール条約登録を
目指して動き出したばかりだというのに
なぜか、行政の動きがもうひとつ
煮え切らないと感じたのは、
わたしだけなのかしら・・
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処分場の視察にいきます

2007-09-19 | 議会
2007年9月19日(水曜日)
 お疲れモードがピーク・・
昨日は、早々とお布団へ直行。
ひさしぶりにぐっすり眠った。

 きょうの環境保全対策特別委員会は、
ひさしぶりの処分場視察が組み込まれている。
もちろん、樫曲のキンキクリーンセンターの
処分場だ。

 国の特措法で全周囲い込みの工事が
おこなわれることになり、
現在はその準備工事が
着々とすすめられている。

 この処分場に
一般廃棄物を搬入していた
自治体や広域組合などの団体からは
搬入量に応じて、工事などの費用の
一部負担金を徴収することに
なっている。

 しかし、一部の団体などからは
負担金は払わないとの文書も
敦賀市に届いているという。

 わたしが相手方の自治体の議員
だったら、議会に負担金分の予算が
あがってきたら、もちろん
反対するだろう。

 その反対理由は、
福井県の責任に対する姿勢があまりにも
ずさんであり、また責任問題にたいする
説明責任を果たしていないからだ。
 一般廃棄物は自治体(市町)の
責任ということのみの法律解釈を
たてに、自分たちの責任問題を
軽減し、すりかえていることを
許すことはできない。

 福井県の行政を守ることに
腐心する態度は、その後も
一向に改善されていない。

 木崎の総合レジャー施設問題では
福井県を新たに提訴。
これからもわたしたちの
闘いは続く。
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