はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

サーカスの唄

2007-09-01 | 日々の暮らし
2007年9月1日(土曜日)
 今日から、敦賀祭り。
例年、気比神宮の例大祭にあわせて
9月2日からだったのに
観光客を当て込んで
土曜日からになった。

 わたしにとっては、
やっぱり、「けーさんまつり」の
ほうがしっくりくる。

 昔から祭りは大好きだった。
金魚すくいにヨーヨーつり、
ハッカパイプにベビーカステラ・・

 少ない小遣いで買い食いの毎日。
学校の行き返りも、
わざわざ、気比神宮の中を通っていた。

 小学校が気比神宮のとなりで
お祭りの間中、うきうきしていたっけ。
サーカスの動物のにおいや
見世物小屋の呼び込みの声が
教室の中にまで流れてくる。

 小学3年のとき、クラスに
サーカスの子が転入してきた。
クラスみんなでサーカスに
招待されたことも鮮明に覚えている。

 物悲しさを漂わせる
サーカスの音楽が
「天然の美」という曲だと知ったのは
ずいぶんあとのことだ。
わたしはサーカスの子になりたいと
思っていた。
街から街へ、お祭りにあわせ
旅する生活がとてつもなく
魅力的だった。
行く先々で、違う学校に通えて、
しかも芸をする動物たちと
いつも一緒にいられるなんて
夢のようだとあこがれた。

 世の中の苦労も、生活の大変さも
何にも知らなかったからこそ
抱いたあこがれ。

 今でも、フラッとどこかへ
旅に出かけたいとおもうのは、
「放浪」への変わらぬ
あこがれかもしれない・・
コメント
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