今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「セカンド・ラブ」3話の感想

2015-02-21 12:52:39 | ドラマ

割と無難に話が進んでいます。
今回は結唯(深田)が完全に慶に心を奪われて、親元を離れ高柳とも別れようと決意します。
なんだかんだありながら、深田はきっぱりと母親に宣言します。
この母親がもうどうしようもなく病んでる状態です。ここまで放置していたのが不思議です。
夫から浮気された事がトラウマになって、娘にも清廉潔白を求める。でも30半ばで好きな人が出来てそれがどうして怒鳴りつけることなの?
むしろ喜ぶべき事じゃあ。家族が増えるんだもんね。
(やっぱおかしいわ、あの母)
こういう家族にまとわりつかれると、もう人生台無しです。さっさと見切りをつけて好きな相手の懐に飛び込みましょう。
一方、高校の同僚で不倫相手の高柳は、結唯が別れ話を持ち出してきたら、翻って相手に会わせろとか言い出します。
卑怯だよね、急に結唯が惜しくなったんでしょう。散々遊び呆けた癖に。

それでも結唯は慶を高柳に会わせます。
こうでもしないとある意味けじめをつけられないのかしらね‥。
高校では、二人の不倫がばれて妙な空気になってる‥。まぁ普通なら「見て見ぬふり」でしょうね。
そんなに学校はヒマじゃないですから。
一緒に暮らし始める二人。慶に突然に話が来る。ドイツの芸術監督から通訳の依頼が来たのです。
(何で専門家に頼まない?)昔、首を切られた監督からの話に慶の心はざわめく。しかし慶は引き受ける方を選択する‥

今回は誰にでもありそうな心の動きを辿っています。
女性なら「あーこんな経験したわ」と思うありがちなエピソードを丁寧に描いています。
ともかく、母親にもきっぱり言うべき事を言ったし、高柳にも別れ話したし、その点は偉い!
ちょっとスッキリしました。この厄介者二人をどうにかして、その後は二人で、新たな困難に向かっていくのでしょう。

色々気になる所はあるけど、恋愛の王道みたいなのを描いていますよね。
一人の人を遊びじゃなく本気で好きになって、その人の人生に関わるってのがどんなに大変なのか。何も相手が国際的なダンサーでなくっても同じです。

確かに画面はエロい部分があるけど、生活っていうのはそこからですものね。
そんなに甘くはない。
これからは主人公の力量が試されるでしょう。
好きになってしまったら、思いがけない底力が出て来て、案外、困難も乗り切れるものなんですよね。
それが出来ないのは人間力が足りないから‥、なんて大きな事を言ってみました。(自分のことは棚に上げ)
こういうおっとりしてフワフワした女性にも、それが出来るって事なんですよね。