今日の考え事〈applemint1104〉

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「ハゲタカ」6話の感想

2018-08-25 12:23:05 | ドラマ
またまた難解な展開になって参りました。
今回はいくつかの見所があったのだけど、話が早すぎてピンとこなかった視聴者が多いのでは?

次々に出てくる新しい登場者と新展開。なんと今回はFBIと日本の総理大臣まで現れました。
まず初めの見所は、あけぼのの開発グループ者たちが、会長を信じてついていくと宣言したことです。
会長は同じ釜のメシを食った仲間として、家族のようなものだからと言うのです。これには会長もホロリとしました。
「それほどまで信じていてくれたんだ」と自分を反省したのです。ここであけぼのの流れが変わりましたね。
 
鷲津はTOBを宣言して戦いに挑みます。ファインの滝本は統合したいために必死。
パソコンメーカーが大手老舗電気会社を手に入れて大きくなりたい。小さい魚が鯨を飲み込むようなものです。
滝本は我欲の塊ですね。鷲津の足にすがって泣き、見苦しい真似をします。
鷲津は動じず、(ホライズンを首になったのでサムライファンドを立ち上げました)猛然と戦いに挑みます。
しかし、ホライズンクビになったんだからもうハゲタカではないよね?
 
そしてこの攻防はマスコミの話題に上がり騒がれます。(シャープの時なんかそんなに騒がれなかったのにな)
鷲津はテレビで「ファインとあけぼのの統合には裏がある。今すぐ阻止せねば、日本の技術が米国の軍需産業に流れてしまう」と言います。
レーダー技術がアメリカに流れても、それが敵国に向かう物なら別にいいんでは?
これは倫理の問題なの?
にしてもこういうことはこれまで数限りなくあったはず、何を今さらな感じではあります。
 
しかし、何があっても自分を貫く鷲津です。
滝本社長がお札をばらまいて狂っても、争奪戦で不利になっても表情を変えず。
余計な事は言わず、何かしゃべるときの言葉の決め具合とカッコよさったら。
本当に「サムライ」ですなぁ。
 
そしてプラザグルーブとサムライファンドの直接対決になりました。株の買い付け合戦です。
まったく形勢不利の鷲津でしたが、そこでとんでもない作戦に出るのです。
プラザに関する調査をFBIに頼んでいました。が、何も出て来ませんでした。
しかしFBIの内部資料に鷲津の元部下アランの父親の名がありました。
鷲津はアランと会います。
彼もまたホライズンに解雇されたのでした。下手くそだからしょうがない。
アランは父親から極秘情報を入手し、鷲津に提供します。
またまた都合のいい展開…

だが幸運でした。
それを使って、なんと、鷲津は総理大臣と直接会い、この極秘情報と引き換えに総理にあることを頼むのでした。
政府の見解としてプラザグループがあけぼのを買うことを遺憾だと表明して欲しいということですね。
 
うわーすごいなぁ、漫画的で笑ってしまう。けどまったく無さそうでもないんだよね、そこの所が上手です。
こういう経済小説が書ける人って凄いわ~
あることない事をうまーく取り混ぜて書いてある。
 
結局、プラザグループも国防総省高官への贈賄が暴露されてこのTОBから下りました。
サムライファンドの勝利です。めでたしめでたし!
でも、見ながら私はなぜちょっと出のファンドが1200億の資金を集めることができるのか、
みやびホテルが430億の負債を10年で返せたかとか、細かいことが気になってしょうがありません。
 
にしても運が味方して鷲津の勝利。
さらに、みやびホテルのエリカ社長も「このホテルを見守っていて下さいね」と鷲津に遠回しのラブコールをしました。
いらない話のようだけど、これからの話に関わってくるのでしょう。ラブストーリーに発展か。
最後に鷲津は滝本に見事なフォローをしています。素晴しいアドバイスです。ただ者じゃない!

今週も頭を使いつつ、楽しませて頂きました。


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