今日の考え事〈applemint1104〉

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「恋する母たち」7話の感想

2020-12-06 17:06:09 | ドラマ

7話です。早いですね。
今回は目まぐるしい展開でした。考える暇もなく呆気にとられていました。
特にまりの生活は一変しました。夫の不祥事で弁護士資格が半年停止され、事務所も閉鎖しました。
ローンが払えなくなりマンションを売り払います。優子のマンションを借りて引っ越しをし、新しい生活を始めました。

夫は反省するでもなく、ふんぞり返ってまりにイヤミを言ったりしていましたが、さすがに渋々家事を手伝うようになりました。
連日就職活動をしていますが、ネットに名が広がっているため思うように行きません。
まりは弁当屋で働き始めます。
ところが客に愛嬌を振りまいて、売り上げには貢献していますが、ベテラン従業員に嫌がられ、オーナーから解雇されました。

こんな話があるのかと面白く見ていました。ところがまりも拾う神あり、で石渡の義母からまりにショッピングチャンネルに出てみないかと提案がありました。
これはわざとらしい。パッと見てそこまでまりに入れ込む理由がありません。
そしてアナウンスの経験も無いのにまりは抜擢されて番組に出始めました。

このドラマは石渡の義母の力が大きいですね。一人力を持つ人がいると周りでどんな不幸があってもそこそこ救われると言う事です。
その姿を見てまりの夫も励まされました。最後の方で、夫は弁護士を諦めて公認会計士になると言い出しました。
今更公認会計士なんて…。
弁護士は田舎へ行けば必ずやっていけるでしょう。誰もがネットを見ているわけでもないのです。

しかしまりと夫の言い争いで「誰があなたのパンツを洗っていたと思うの!」のセリフにはびっくりしました。こういう言い方もあったんだ。
でも洗っていたのは洗濯機でまりじゃないはず。「誰が干してたと思うの」が正しいでしょうね。にしてもまりの言い方は屁理屈だわね。

ワンシーン毎に登場人物の気持ちと言葉がコロコロ変わり、素直な主役たちは翻弄されます。
優子については、プロの仕事はこういうもんだと言うのを見せたいんでしょうね。
優子が千葉の房総酒場に通って全メニューを食べ続け、栄養価を分析して自分の会社のものを提案したというのが驚きでした。
やることなすこと彼女はキビキビしていてカッコいいですね。でも今回は仕事のアドバイスを赤坂に頼んでいます。
そんな優子も、支えてくれる人が必要なのでしょう。赤坂には恋というより仕事のパートナーを望んでいるのかな。いずれにしても優子は孤独ですけどね。

杏はひたすら斎木との関係に心を奪われています。まりの事を記事にしないでと頼んですぐに「別れよう」とにべもなく宣言されました。
どうしても納得行きません。杏は気持ちが収まらないのです。久しぶりに会った優子に愚痴って、その場で優子に斎木に電話をかけられてしまいました。
そのお陰でもう一度話会うきっかけを作る事が出来ました。

そして杏と斎木は会い、お互いの気持ちが通じ合いました。
またまた突拍子もないことが語られます。
斎木は週刊誌を辞めて若い頃からの夢だった一級建築士になるために勉強を始めるというのです。
このドラマ男たちがコロコロと志望を変えすぎ。(笑)一級建築士って大学の建築家を出ていないと受ける資格が無かったのでは?

次の場面ではもう斎木と杏の結婚式です。
出席しているまりは「丸太郎さんと結婚したいな」と考え、優子は「赤坂君は同僚の女の人と結婚するのかな」と考えています。

きっぷのいい、自由闊達な柴門さんの原作らしく、登場人物たちが自由気ままで目が離せません。
あんまり嫌みな人がいない代わりに、奔放さについていくのがやっとです。
シンデレラ的な所もあり、見る人をくすぐりますね。来週どうなるのか、全てハッピーエンドに向かって進み続けるのか。
そこを見極めていきたいです。



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