今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「屋根裏の恋人」5話の感想

2017-07-02 22:00:32 | ドラマ
何だか見ていて沸々と笑いがこみあげる非現実的なドラマです。
舞台感ありすぎなのか、役者が割り切って演技してるからか、嘘臭さ一杯です。
不思議に可笑しくてたまりません。
それぞれの役が適役過ぎて、意外な感じがまったくありません。だからキャラクターが演技してるみたいで面白くないのでしょうか。
 
今週は、また屋根裏に居座る樹でした。この人と来たら不法侵入者の癖に堂々としていて、時々階下へ降りてきて住人のように振る舞います。
なんてこった…。
そして衣香もそれがまんざらでもなく黙認しています。
二人は十数年前の恋人ですが、嫌いではなかったのに別れてしまいました。
いわば、今回のことで焼けぼっくいに火がついたのです。
二人はとうとう屋根裏で関係を復活させてしまいました。不潔な場所でよくやるなぁ…。
今週はそんな二人を目撃して、(もっとコソコソしてれば見つからなかったのに)義母が動き出します。
一方、夫は衣香の友人の杏子となんと!8年間も浮気していたのでした。よく飽きないですよね。
そして痺れを切らして杏子は誠に迫ります。いい加減どうにかして欲しいのです。(こうなったら愛人関係もお終いでしょう)
それも目撃して、義母は息子の浮気を確信します。
勘の良い義母なのです。ベリーダンスの先生で身なりは派手だけど、意外にしっかりしているのでした。
 
そして、ホームパーティが開かれます。集まったのは、問題のある人達ばかり。樹まで現れます。
こんがらがった三角、いや四角関係の人達。浮気相手や元恋人の前で、それぞれが嫌みの応酬です。
ハラハラドキドキの言葉のぶつけ合いですが、分かる人しか理解出来ないので、見てる方は笑うしかない。
誰か突破口を開けろよーと思っていたら、義母の高畑さんが、息子の浮気相手の杏子を呼びつけて怒鳴りつけます。
この迫力が良かった。高畑さんしか出来ない演技でしたね。スカッとしました。
でもそれを柳に風のように受け流す杏子でした。
 
まぁじっくり聞いていれば、筋は通っているのです。
主役の衣香は、変わり始めました。義母の嫌みにもはっきりと答え、自分の意見を主張しました。
それだけでなく、微妙に輝いてきた彼女の変化を杏子も夫も気がつき始めます。
本人が言うには、樹と関係を持ったからだと言います。愛し愛されている自信が、自分を強くさせてくれたと言うのです。
たった一度の夜で、全てが変わってしまったと…。
 
この人ホントにおめでたいと言うのか、相変わらずポエムを垂れ流しています。
「背徳の愛に生きる女は泥水を食らう何とかで、でも泥の中に咲く一輪の蓮に憧れているのだ」とか。
まぁやってることが酷いので、ポエムで美化しないとやっていられないのでしょうね。
 
でもしかし、樹には別の目的がありました。彼の父親は衣香の夫の誠に欺されて、大金を失い、しかも何者かに殺されたらしいのです。
誠は投資の相談に乗っていたようでした。(投資のアドバイスしただけなら自己責任なんだけどね)
樹は誠のパソコンから証拠をコピーしました。さぁ~いよいよ復讐が始まります。
樹は衣香にも提案をします。子供達が独立した暁には、一緒になろうと。
な、なんで?今一緒になればいいのに…。
 
誰も彼もおっとりしていて、なかなか次の行動に踏み出しません。じりじりしながら嫌みと皮肉を言い合い、スリルを楽しんでいます。
悪女や悪者になりきればいいのに、何故それが出来ない。
 
翼君のセリフが聞くに堪えないけど、慣れてきました。
高畑さんがどこか貧相になってるのが心配です。
ひかりさんはもっさりして声だけが可愛いし、三浦さんは若い時の透明感が無くなっています。
全体に、くすんだ感じです。人間って、ピークが短いんですね。自分も同じか…。
またこんな事をグタグタ書いて、しょうもない休日が過ぎて行きます…。
 
 
 


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