日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
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ジェネリック 使っています 朝昼晩

2015年04月20日 20時40分09秒 | 日記
 先発医薬品の特許権が消滅すると後発品がゾロゾロ出てくるので後発医薬品を「ゾロ」「ゾロ品」「ゾロ薬」と呼ぶ事もある。同じ有効成分の薬でも後発品は複数存在し、その商品名は会社によって異なる。医薬品の有効成分は一般名(generic name)であらわす事が出来るので、欧米では後発品を処方するのに一般名を用いることが多い。そのため日本では後発品に対して「ジェネリック医薬品」と云う言葉が使われるようになった。

 先日、健康保険組合から私宛に、ジェネリック薬品をつかうと薬代の個人負担が300円安くなりますというような通知が届いた。社員20名ほどのうちで私だけに届いたので不思議に思った。ちょっと不愉快だったので文書の発送元へ問い合わせてみた。いろいろ回りくどい説明をしていたが、詰まるところ、私だけがダントツに医療費が多いと言いたいようだ。

 確かに還暦を過ぎてからというものは身体に何かと言う事が多くて医者の世話になることも多い。しかし、18歳の時からのサラリーマン生活で少なくとも前半の20数年間は保険料を払っても健康保険を利用したことなどほとんど無かった。

 私が健保組合の担当者に対して苦情を言った要点は次のとおりである。

1.薬代を安くあげようとする意図は理解できるが、その啓蒙活動として特定の個人を狙い撃ちにするようなやり方は不愉快である。

2.患者は主治医の処方によって薬を決められているのであるから、患者に薬の選択を押し付けるやり方は容認できない。薬を換えろというのであれば医師や薬剤師に対して言うべきである。

3.患者には医薬品に対する専門知識は無く、主治医の処方に対して異を唱える根拠は無い。少しくらいの負担なら医師が薦める信頼のおける薬を服用したい。

4.一般論として安い薬より高い薬のほうがより効能があると思われる。昔は、娘を女郎屋へ売ったお金で高価な朝鮮人参を買ったという話もあるくらいだ。

 以上のような苦情をくどくど繰り返していたら、電話の女性が、私たちは健保組合から委託を受けているだけなのでお答えは出来ませんといった。私はそこで、それなら答えられる人のところへ電話を回して欲しいと迫ったが、話の趣旨は伝えておきますということで電話を切られてしまった。

 一昨日、内科の定期健診があったので、この経緯を主治医に話した。
主治医は■■さんのおっしゃるとおりですということで、私の見解に賛同してくれた。ゾロ薬はゾロ薬であって似ていて非なる物であるそうだ。
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