杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ホタルノヒカリ

2007年09月13日 | 日々の出来事
日本テレビ系で2007年7月11日~9月12日(毎週水曜日)22:00~22:54に放送
原作:「ホタルノヒカリ」ひうらさとる(講談社「KISS」連載中)

(キャスト)
雨宮蛍(綾瀬はるか)
職場では「大人の女性」として振舞っているが、私生活では干物女。居酒屋で知り合った老人?に格安で一軒家を借り、生活している。手嶋マコトに恋をして、高野の助言の下、相思相愛になる。

高野誠一(藤木直人)
蛍の職場の部長。妻と別居となり実家に戻ってきたが、そこは蛍が借りていたため、会社にばれないよう同居する羽目になる。几帳面で神経質な性格。

三枝優華(国仲涼子)
蛍の同僚。誰もが憧れるような「ステキ女子」。手嶋マコトを好きだが、彼の気持ちが蛍にあると知ると、その気持ちを抑え、マコト自身の恋を応援する。

手嶋マコト(加藤和樹)
ロンドン帰りの若手デザイナー。実力とルックスを兼ね備えている。蛍が干物女だと知ってもOKで、同居を始めるが、高野の前で自然に振舞う蛍の姿にショックを受ける。

神宮司要(武田真治)
広島弁で話す職場内の兄貴的存在。優華に惚れている。

山田早智子(板谷由夏)
通称ヤマダ姉さん。蛍たちの頼れる先輩。恋愛に対しても積極的で、経験も豊富。

二ツ木昭司 (安田顕)
高野と同期で、親友。離婚に揺れる高野を気遣い、後には高野の蛍への気持ちを察し応援する。


はたらく女子のリアルストーリー第三弾(「anego」「ハケンの品格」に続く)という日テレの狙いは当たった?
普通は恋に仕事にめいっぱい頑張る20代のイメージを、恋愛を半ば放棄してぐーたらに過ごす「干物女」雨宮蛍(綾瀬はるか)は思いっきり覆している。
けれど、彼女の性格や生活スタイルはどこか共感を呼ぶものがあり、それがドラマの人気を押し上げたように思うのです。

もう一つの要因は、ホタルとぶちょお(高野)の掛け合い漫才のようなコミカルなやり取りがあります。
ズバズバ遠慮なく直球で相手へ言葉をぶつけながらも、どこかずれてて面白い二人の会話がこのドラマの最大の面白さでした。

家ではぐーたらでずぼらなホタルは、外(職場)では仕事に一生懸命で、手を抜かずにベストを目指す「出来る女」でもあります。だからこそ、彼女にとっての息抜きの場所が必要なのだということがストーリーからもよく伝わってくるのです。

ホタルが恋する相手は、ルックスも仕事の能力も、相手への心の広さも一見申し分ない男性だけど、何かが足りないという気にさせられるのは、やはり「ぶちょお」に比べて、見劣りがするから?やっぱり、一緒にいると緊張して、本当の自分を出せない関係は長続きしないんだな~と思うのでありました。

ドラマの象徴的な「ぶちょお」の実家の縁側は、遠い日の私自身の家の縁側を思い出させてくれました。


第1話 恋愛するより家で寝てたい…干物女が恋をした!?
第2話 恋をするのも命がけ干物女とラブメール
第3話 干物女に恋は無理!? 失恋ドジョウ掬い
第4話 干物女、恋も仕事もいっぺんにはムリ!?
第5話 干物女遂に告白! 恋の神様が降りてきた
第6話 干物女のキス…大切な恋に最大のピンチ
第7話 腹肉が怖い!! 干物女お泊りデート
第8話 干物女ついにカミングアウト…その時彼は
第9話 明日はどっちだ!?干物まさかの三角関係
最終話 家で寝てても恋愛できる!?最強干物女の恋の結末…

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