杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

グイン123巻 風雲への序章

2009年01月31日 | 
栗本薫:著 早川書房:発行

アキレウス帝は、グインから、シルヴィアの行状とそれに伴う苦悩を告げられ、ケイロニア皇帝として、そしてグインの父として、ある決断をする。それは新年の儀典における、自らの引退宣言と、ケイロニアの最高統治者としてグインを任命することだった。一方、傷の癒えたイシュトヴァーンは、またもや中原支配の野望に燃え、カメロンの諫言をよそに、まずはパロを傘下に置くべく、リンダとの結婚を画策していたのだった。

ケイロニアの宮廷では、シルヴィアはすっかり姿を消してしまいました。作者の中でも彼女はもう過去の人なのかな。

久しぶりに登場したイシュト、初めは「おっ!こいつ、少しは成長した(大人になった)のかな」と思ったのも束の間、彼の狂気は以前より性質が悪くなったんじゃないのぉぉ?

まだまだ終わりそうもないというのが読み取れる巻、ですかね

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